『恋あた』第7話に「もう最終回でいい」の声  樹木が下した“驚きの決断”を振り返る

特集・レポート
2020年12月2日 20:00
『恋あた』第7話に「もう最終回でいい」の声  樹木が下した“驚きの決断”を振り返る
『この恋あたためますか』第7話  (C)TBS

 「君の気持ちには答えられない」。12月1日(火)に放送されたテレビドラマ『この恋あたためますか』(TBS系/毎週火曜22時)の第7話は、浅羽拓実(中村倫也)が井上樹木(森七菜)を振るところから始まる。悲しい展開からのスタートとなったが、樹木が驚きの決断を下したことで、最後は「もう最終回でいい」との声もあがるほどの結末を迎えた。(文=阿部桜子) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意下さい


■スノードームに引っかかる想い

 車のエンジン音にかきけされたと思っていた樹木の告白が、浅羽の元に届いていたことが発覚した第6話。第7話はその直後から始まり、浅羽は「ごめん」と樹木に謝罪する。それに対し、樹木は、胸の痛みをごまかそうと「あれは冗談です」と、とっさにうそを。なんとかその場を取り繕ったが、旅行から戻ってきても、浅羽からもらったスノードームに想いが引っかかってしまう。

 浅羽の答えはわかっていた。でも、面と向かって言われると…。部屋で落ち込む樹木に、黙って背中をぴったりとくっつけるスーちゃん(古川琴音)の温かさがじんわりと響く。

■キーホルダーに残る樹木の影

里保(石橋静河)にネックレスをあげる浅羽(中村倫也) (C)TBS
 しかし、たとえ辛いことがあっても、時は刻み続ける。第7話は、“贈り物”を軸として物語が進んでいった。旅行から帰ってきた浅羽は、恋人の北川里保(石橋静河)に、スイーツ発売のお祝いとしてネックレスをプレゼントする。その際、浅羽は2種類の紙袋を用意。もう1つは、りんごのキーホルダーだった。

里保(石橋静河) (C)TBS
 思いもよらないチョイスに、大笑いする里保。可愛いと褒める里保を浅羽が不思議がり、「拓実が選んだんじゃないの?」と里保が聞くと、「それ井上さん」と浅羽は言った。樹木の浅羽への想いを気にする里保は一瞬だけ、口をつぐんだ。二人きりなのに、樹木の影がキーホルダーに宿ってしまう。この後、里保が浅羽に覆いかぶさったのは、そんな不安をかきけすためのようにも映った。

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