輝かしい活躍! K−POPアイドルとして活躍する日本人メンバーたち【ボーイズ編】
■YOSHI、MASHIHO、ASAHI、HARUTO(TREASURE)
2020年8月に韓国デビューをした12人組のTREASURE(トレジャー)。2018年に放映された、BIGBANGやiKONが所属するYGエンターテインメントの男子練習生29名によるデビューサバイバル番組『YG宝石箱』で選ばれたメンバーにより構成されています。そんなTREASUREにはYOSHI(ヨシ)、MASHIHO(マシホ)、ASAHI(アサヒ)、HARUTO(ハルト)という4人の日本人のメンバーがいることが話題になりました。
日本でも『YG宝石箱』の頃から見ていた人が多くおり、デビュー前から多数のファンを獲得していた4人。正式デビューまで長い道のりをたどりましたが、2021年3月には日本デビューも果たし、さまざまなメディアにも出演。日本語が得意ではない韓国人のメンバーに代わって、日本人メンバーたちが中心になって活動する姿が多く見られました。
日本人のメンバーは最年長のYOSHIが21歳、最年少のHARUTOにおいては2004年生まれの17歳! まだまだ彼らが、先輩たちの姿を見ながら、これからどのように成長していくのかが気になるところですね。
■NIKI (ENHYPHEN)
最後に紹介するのは、BTSの所属事務所HYBE(当時はBig Hit Entertainment)とCJ ENMによるサバイバルオーディション番組『I-LAND』を通して結成されデビューした ENHYPEN(エンハイフン)の日本人メンバー、NIKI(ニキ)です。
ENHYPENを生み出した『I-LAND』はBig Hit Entertainmentに所属する23人の“志願者”の中からデビューする7人を選抜しデビューさせるという内容でした。“志願者”の中には、NIKIの他に、K(ケイ)、TAKI(タキ)という日本人練習生2人も参加しており、番組内では3人の日本人練習生のやりとりも多く放映されました。
そんな中でENHYPENのメンバーとして選ばれたNIKIは、3歳の頃からマイケル・ジャクソンに憧れてダンスをしており、「リキジャクソン」という名前で活動をしていたことは有名。2017年にはSHINeeの単独公演「SHINee WORLD 2017~FIVE~ Special Edition」で“SHINeeキッズ”のキー役として東京ドームのステージにも立ちました。筆者はこのコンサートでNIKIを見ていたこともあり、K−POPアイドルになったNIKIという姿を見ることに感慨深さを感じました。当時から知っている方は同じように感じているのではないでしょうか?
2005年生まれのNIKIは、まだ15歳。メンバーの中では末っ子ですが、成長期である彼は、ここ1年ですっかり身長も伸びたとか。すでにダンスの実力はかなりのものですが、まだまだ伸び代もあるNIKIの成長が楽しみでなりません。
■険しいデビューまでの道のりを経て
この記事を読んでいる読者の方の中にも、「自分もK−POPアイドルになる!」と日々を切磋琢磨している人もいるかもしれませんね。日本と韓国のアイドルのあり方は、違う部分が多くあります。韓国では若いうちにデビューをすることを求められることもあり、日本での学業を断念せざるを得ないことも多くあるようです。また、事務所に入ったからすぐデビューできるわけでもなく、練習生として長い期間を過ごすこともあります。韓国で活動している先輩たちも、それを知った上で韓国でアイドルになることを選び、自分たちで道を開いて行ったのでしょう。
今回紹介した他にも、K−POP界で活動する日本人男性アイドルは多くいます。いまだ冷めやらぬK−POPブームの中、韓国で活動する日本人は増えていくことでしょう。韓国という言葉も違う、知り合いもいない外国の地で、アイドルを目指して、さまざまな大小の山を乗り超えて、晴れてデビューという夢を叶えた彼らは、みんな輝かしいです。これからもそんな彼らを応援していきたいですね。