輝かしい活躍! K−POPアイドルとして活躍する日本人メンバーたち【ボーイズ編】

特集・レポート
2021年11月23日 10:00
輝かしい活躍! K−POPアイドルとして活躍する日本人メンバーたち【ボーイズ編】
K‐POPアイドルとして活躍する日本人たち【ボーイズ編】  (C)Zeta Image

 BTSが火をつけた世界的なK−POPブーム。日本では、すでに2000年代前半にはK−POPブームが到来しており、長い時間をかけて日本の音楽業界に1つのジャンルとしての位置を確立してきました。最近では、日本で小さい頃にK−POPを当たり前に聞いてきた世代が憧れを抱き、「自分もK−POPアイドルになりたい!」と自ら韓国でアイドルを目指すようにも。現在、韓国の芸能界では多くの日本人が活動しており、ここ数年でかなり増えたと感じている人も多いのではないでしょうか? 今回は、ボーイズ、ガールズと分けて、K−POPアイドルとして活躍している日本人たちを取り上げてみたいと思います。(文=西門香央里)


■YUTA、SHOTARO(NCT)

 BoA、東方神起、少女時代などを輩出したSMエンターテインメント(以下、SM)が生み出したボーイズグループNCT(エヌシーティー)。NCTは「Neo Culture Technology(ネオカルチャーテクノロジー)」の頭文字から来ており、「活動グループ、メンバー数の制限がない」という新たな概念で、メンバーは固定ではなくNCT内でさまざまなユニットを組み活動をするという活動形態を持っています。

NCTのYUTA(2017年撮影) (C)Zeta Image
 そのNCTには韓国、日本、中国、アメリカ、カナダ、タイ、マカオ、香港、台湾のメンバーがおり、現在はYUTA(ユウタ)とSHOTARO(ショウタロウ)の2人の日本人のメンバーが在籍中。YUTAは「日本一インスタフォロワー数の多いアーティスト」としても名前が挙げられたこともあり、すでにご存知の方も多いのでは?

 YUTAは2012年に、SMのグローバルオーディションオーディションに合格し、16歳でSM初の日本人練習生に。練習生時代の2013年からNCTの前身SM ROOKIESで活動しており、本格的なデビューをする前から注目をされていました。そして、2016年にNCTのメンバーとしてデビュー。約4年に及ぶ練習生生活の末、所属事務所からデビューする初の日本人となったのです。


 一方、SHOTAROはデビューの数ヵ月前に事務所に入社し、電撃デビューを果たしたのではないかと言われる、まさにシンデレラボーイ! 電撃デビューするという快挙を成し遂げたSHOTAROは、実はEXILEらが所属する事務所LDH JAPANのグループ会社が運営するダンススクールEXPG STUDIOの特待生でした。SHOTAROのデビューステージのパフォーマンスの個人カメラ動画(=チッケム。個人のパフォーマンスだけを追った動画のこと)は、チッケムにしてはとんでもない再生数を叩き出し、彼のダンスを称賛する声であふれました。彼の加入に不満を示していた一部ファンたちは、そのパフォーマンスを見て、意見を覆すことに。彼の実力が多くの人の心を動かしたのです。

 YUTAがメンバーとして活動するNCT127は、10月に、韓国でリパッケージアルバムでカムバック。また、12月にはNCTの3rdフルアルバムが発売されることも決定しています。SHOTAROも今後の日本でのますますの活躍が期待されますね!

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西門香央里(ライター)

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