ジブリパーク、ついに開園日が決定! 「ジブリの大倉庫」などの工事現場を初公開

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2022年1月28日 12:05
ジブリパーク、ついに開園日が決定! 「ジブリの大倉庫」などの工事現場を初公開
どんどこ森  (C)Studio Ghibli

 スタジオジブリ作品の世界観を表現したジブリパークが、11月1日(火)に、愛知・長久手市で開園することが決定。1月27日(木)に行われたジブリパークに関するメディア向け発表会で明らかになった。


■工事現場の様子が初公開!

 11月1日(火)に開園するのは、「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」の3エリア。「もののけの里」、「魔女の谷」は、先行する3エリアの開園からおおむね1年後の開園を目指す。

 また、本発表会では、工事現場の様子が初公開。「ジブリの大倉庫」は、かつて温水プールだった施設の大空間を生かし、屋内の街であるかのような演出をしており、三鷹の森ジブリ美術館の3倍の広さを誇る。

ジブリの大倉庫 (C)Studio Ghibli
 展示物は、『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティとその家族が暮らす家や、彼女たちの目線でみた植物を再現した大きなセット。また、『天空の城ラピュタ』の廃墟となったラピュタの庭園を再現した「天空の庭」や、『となりのトトロ』の世界で遊べる子供向けの部屋も用意される。

 さらに、「青春の丘」では、『耳をすませば』の「地球屋」、その玄関前にはロータリー広場を再現。『猫の恩返し』の「猫の事務所」を猫サイズの木造平屋建てで再現し、家具や小物をミニチュアサイズで制作もしている。

 続いて「どんどこ森」は、『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」を中心とした昭和の田園景観をイメージしたエリアに。「サツキとメイの家」の裏山に「どんどこ堂」と呼ばれる木製遊具が新たに誕生することも、今回紹介された。

宮崎吾朗監督
 発表会に登壇した宮崎吾朗監督は、スタジオジブリのテーマパークについては各所から提案があったというが、「ジブリ作品はファンタジーの側面を持ちつつも、現実に立脚するものであり、いわゆるテーマパークとして再現することに違和感がありました」と吐露。そんな中、愛・地球博記念公園内の未利用の土地にジブリパークが入るという点が、ジブリパークの実現につながったと語る。

 一方、スタジオジブリ プロデューサーの鈴木敏夫氏は、「いわゆるテーマパークじゃない、基本的には公園であることを崩してはいけない、でも来たら楽しい場所にしたい」との宮崎監督の構想に触れ、「絵に描いた餅ではないかとも考えていたが、今日見たら、よかったんですよ、本当に」とコメント。「この仕事を本当にやってよかったなと、感じています。ここには、三鷹の森ジブリ美術館の精神が生きている。百聞は一見に如かず。ぜひ見てほしいです」とパークの仕上がりに手応えを感じている様子だった。

【「ジブリパーク」概要】
開業日:11月1日(火)
場所:愛・地球博記念公園

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