杏、「年をとることは楽しいこと」 “オケ老人”たちとの共演で実感
メガホンをとった細川徹監督が、快活なオケ老人たちを「昭和のアベンジャーズ」と銘打っていたが「年を重ねるお手本みたいな方がたくさん出ています。『こんな風に年を重ねたい』とか『年をとることって怖いことばかりじゃないんだな』って思えるぐらい元気なんです」と杏も、彼らのバイタリティーとパワーを絶賛する。
自身の70歳はどんなイメージを持っているのか尋ねると「こうやって人と集まることができるのは楽しいなって思うので、人と接している70代になりたいです」と笑顔で答えた杏。さらに「この映画に携わったことにより、年をとることは楽しいんだと思えるようになりました。今の年齢から倍生きてもまだ届かないような人たちばかり。この年齢になるまで元気でいるためには、今から頑張らないといけないんだなって強く思いました」と気を引き締める。
とにかく若くてパワフルな「オケ老人」たち。「吸い取られてしまいそうになることもありました」と杏はあまりにも強烈なキャラクターにタジタジになったことを明かしつつも、「好奇心と童心を持つことが若さの秘訣なのかなって思いました。いつまでも物事を楽しんでいる。もしかしたらそう心掛けているのかもしれませんが、おもしろいことを発見しようと思う気持ちが大事なんだなって痛感しました」と、この作品から得たことが非常に多かったことを真摯に語っていた。(取材・文・写真:磯部正和)
『オケ老人!』は11月11日より全国ロードショー。
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