クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

“ブロマンス&シスターフッド”も話題に! 『狼殿下』は美男美女の“友情ドラマ”が熱い

アジアドラマ

 『私の少女時代』のダレン・ワンと『陳情令』のシャオ・ジャンが共演した『狼殿下‐Fate of Love‐』
『私の少女時代』のダレン・ワンと『陳情令』のシャオ・ジャンが共演した『狼殿下‐Fate of Love‐』 (C)2018 New Classics Int’l Media Limited

 『蘭陵王』のヒットメーカーが贈る『狼殿下‐Fate of Love‐』は、ロマンティックなラブストーリーだけでなく、美男美女の友情ドラマも多くの反響を呼び大ヒットしたアクション・ロマンス時代劇だ。ダレン・ワンとシャオ・ジャンが“イイ男対決”のトライアングルラブを演じるだけでなく感動的なブロマンスのドラマを繰り広げ、リー・チンとシン・ジーレイが演じる戦うヒロインたちの女性同士の絆も描かれる。このようにラブストーリーとともに盛り上がるアツイ人間ドラマの見どころも紹介していきたい。

【写真】実力容姿ともに一級の俳優陣! 『狼殿下』遥姫を演じるシン・ジーレイ

■ 敵同士ながら認め合う渤王&疾沖のブロマンス

 冷酷な暗殺者である皇子・渤王(ぼつおう)と謎めいた賞金稼ぎとして登場してくる疾沖(しっちゅう)は、どちらもワイルドなアウトロー。渤王は馬摘星(ばてきせい)を愛するがゆえに彼女を遠ざけなければならない葛藤に苦しみ、疾沖はどんな立場になっても馬摘星を守り支えようとする。

 そんな2人がライバルとして激しく火花を散らすラブストーリーはハラハラドキドキの展開だが、やがて彼らが互いの愛、信念、正義感を認め合い、リスペクトし合うようになるブロマンスのドラマも生まれていくことに。渤王が「馬摘星を幸せにできる者がこの世に2 人いる。私とお前だ」と言い、疾沖が「もしも俺たちが同じ女を愛さなかったら、敵同士でなければ、友になれた」と返すシーンは涙なしには見られない。

■ 同じ男性を愛する馬摘星&遥姫のシスターフッド

遥姫(ようき)役のシン・ジーレイ (C)2018 New Classics Int’l Media Limited
 また、本作は男性同士の友情だけでなく女性同士の友情も鮮やかに描かれていく。渤王とともに暗殺者となるべく過酷な訓練を受けた遥姫(ようき)は、渤王と馬摘星の敵役としてストーリーに登場してくるが、ただのクールで妖艶な悪女役というだけでは終わらない。物語が進むにつれ、「渤王も負傷し悔い改めるべきだわ」と口では言うものの彼の身を案じ、彼を憎んでいるようで実は守りたいと思っている彼女の秘めた愛情が明らかになっていく。

 こうして終盤ではそれぞれのやり方で渤王のために命を懸けることになる遥姫と馬摘星。敵対しているように見えた2人が志を同じくし、そこに女性同士の連帯感と絆が生まれていく展開も多くの視聴者の胸を打った。

■ 人間関係を取り持つ愛されキャラ、耶律宝娜

耶律宝娜(やりつほうな)役のグオ・シューヤオ (C)2018 New Classics Int’l Media Limited
 さらに、馬摘星と友情を築く耶律宝娜(やりつほうな)も重要な役どころ。最初は渤王に恋するお姫様として馬摘星と渤王の間に乱入、迷惑なわがまま娘としてトラブルを巻き起こすが、気づけば馬摘星を慕って自立した女性へと成長。疾沖やその他の人々とも親しくなっていき、さまざまな人間関係を取り持つ愛されキャラとなっていく。このように脇役まで魅力的な人物がそろい、ラブストーリーはもちろん人間ドラマもどんどん深まっていくのが、このドラマの魅力だ。

 予断を許さないスリリングで壮大なストーリー展開で描き上げられる切なくも感動的な愛と戦いの行方は、それぞれの人物の運命が決まるクライマックスまで目が離せない。中国だけでなく世界的にヒットしているというのも納得だ。

 『狼殿下‐Fate of Love‐』Blu‐ray&DVD、リリース中。

ライバル関係から始まるイケメン2人の胸アツ展開に注目 『狼殿下』より

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る