元SNH48のジュー・ジンイーが好演 『宮廷衛士の花嫁』愛と幸せを“自分で掴む”イマドキヒロインの魅力
アジアドラマ
近年、『夢織姫～秘密の貴公子に恋をして～』『国子監は花ざかり～ロマンスは最高学府で～』に見られるように、中国時代劇ドラマの女性キャラはどんどん進化。愛と幸せを自分の手で掴みにいく自立心と行動力のあるヒロインが次々と登場し、多くの視聴者に支持されている。ジュー・ジンイー主演で話題の新作時代劇ドラマ『宮廷衛士の花嫁』のヒロイン・姜保寧（きょうほねい）も、宮中で育ったお姫様ながら発明が好きな探究心あふれるリケジョで、聡明かつ勇敢なデキる女子という役どころ。今回は、身分にこだわらずステキな男性を人生のパートナーに選び、恋愛も自分自身でリードしていく姜保寧の魅力、その成功の極意を紹介していきたい。
【写真】身分差を越えた“純愛カップル”を演じるジュー・ジンイー＆ツォン・シュンシー
■宮廷の平和を守る、好奇心旺盛で勇敢なヒロイン
若き皇帝の従妹・姜保寧は“嘉南郡主”と呼ばれる高貴な身分。箱入りのお姫様かと思いきや実は機械いじりが大好きで、こっそり宮廷を抜け出して発明大会に出場してしまうほど好奇心旺盛だ。
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だからと言って好き勝手に生きているわけではなく、皇族の一員として国のことを考える聡明さと責任感もきちんと持ち合わせているのが好印象。実は、彼女は皇帝と皇太后が水面下の争いを繰り広げる宮廷で常に知恵をめぐらせ、無邪気に見えるキュートな振る舞いの裏で、人知れず国の平和を保つために尽力しているのだ。そんな姜保寧の賢さに思わず感嘆してしまうだけでなく、明るくポジティブな行動から勇気をもらえること必至。どんな困難にも勇敢に立ち向かっていく彼女のことを、見れば見るほど応援したくなってしまうはずだ。
■身分差を越えた愛をつかみ取る、プリンセスヒロイン
姜保寧の恋の相手となるのは武将の息子・李謙（りけん）。彼は義賊出身の家系のため身分は低いが、見事な武芸と勇ましい行動で皇太后の暗殺を食い止め、宮中の侍衛に取り立てられる。そして、ある目的のために李謙と姜保寧は手を組むことになり、意気投合した2人は次第に恋に落ちていく。
実際、姜保寧に想いを寄せる皇帝や名門出身の貴公子は、彼女を自分にふさわしいお姫様としか思っていないが、李謙はありのままの彼女を認めて、互いに対等に切磋琢磨してくれる存在。とはいえ、身分の違いという障害が2人の前に立ちはだかり、ラブストーリーは一筋縄ではいかない。そんな中、告白もキスも自分がリードして積極的に李謙にアプローチする姜保寧の潔さは痛快。2人の甘く清々しいロマンスから目が離せなくなる。
■逆境にも立ち向かう、ヒロインの処世術に注目
本作は2人の恋が成就してハッピーエンドではないのもポイント。ドラマティックな経緯を経て2人が晴れて婚儀を挙げた後は、夫婦として二人三脚で国の危機を救うべく奮闘することになる。
しかし、結婚した姜保寧にとって悩ましいのは国の問題ばかりではない。決して彼女に好意的ではない嫁ぎ先の家族との間にも様々なトラブルが巻き起こる。その結果、姜保寧にとって見知らぬ土地で夫だけが味方という辛い状況に。それでもヘコたれず、スネたりもせず、前向きに問題を解決しようと頭を働かせ、人間関係を良くするために努力していく姜保寧。そんな彼女の頑張りに共感とリスペクトを感じてしまうこと間違いなし。現代人にとってもヒントになるかもしれないヒロインの処世術に注目だ。
■ヒロインを演じるのは、“4000年に一人の美少女”ジュー・ジンイー
ヒロイン・姜保寧の魅力を輝かせる好演を見せているのは、人気アイドルグループSNH48に在籍していた頃に日本でも“4000年に一人の美少女”と注目されたジュー・ジンイー。
今や女優として第一線で活躍する彼女は、『芸汐＜ユンシー＞伝～乱世をかける永遠の愛～』『新・白蛇伝～千年に一度の恋～』『トキメキ☆雲上（ユンシャン）学堂スキャンダル～漂亮書生～』『如意芳霏（にょいほうひ）～夢紡ぐ恋の道～』と主演作が続々と日本上陸を果たし、グオ・ジュンチェン共演の神話ファンタジー『花戎（原題）』やチェン・ジャーユエン共演の武侠ドラマ『天河伝（原題）』といった待機中の時代劇ドラマにも期待が集まっている。可愛いだけでなく美しい強さを持つジュー・ジンイーの姿を、ぜひ本作でもチェックしてみてほしい。
『宮廷衛士の花嫁』DVDは11月2日（水）リリース。同日U‐NEXTで独占先行配信開始。
