『ミッション:インポッシブル』の歴代ヒロインたちの現在 いまだ衰えぬ美しさに驚き
関連 :
■4作目『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(2011)レア・セドゥ
IMF諜報員が女性暗殺者サビーヌによって殺害され、ファイルを奪われてしまう。事態を収束するためクレムリンに派遣されたイーサンだったが、爆破テロに巻き込まれたうえ、容疑者に。政府の後ろ盾を亡くした彼が、わずかな仲間と共に真相を追求する…。
サビーヌを演じたのは、フランス出身で、クエンティン・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』(2009)でハリウッドに進出したレア・セドゥ。『アデル、ブルーは熱い色』(2013)で出演女優とし史上初のカンヌ映画祭パルムドールを獲得、ダニエル・クレイグ主演の「007」シリーズでボンドウーマンを務めたほか、ウェス・アンダーソン監督作の常連としても知られる。
■5作目『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)レベッカ・ファーガソン
IMFが解体され、メンバーに監視が付くなか、各国の元諜報員で構成される悪の組織シンジケートを追っていたイーサンが彼らに囚われてしまう。シンジケートの一員である謎の女性イルサの助けで脱出を果たした彼は、単身捜査に乗り出すが…。
本シリーズ史上最高にタフなヒロイン、イルサを演じたのは、スウェーデン出身のレベッカ・ファーガソン。シリーズ第6弾と第7弾でもイルサを演じたほか、『グレイテスト・ショーマン』(2017)の歌姫ジェニー・リンド役や、『デューン/砂の惑星』(2021)シリーズで主人公ポールの母親レディ・ジェシカ役でも知られる。またApple TV+の『サイロ』に主演するなどテレビドラマでも活躍。
■6作目『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)ヴァネッサ・カービー
イーサン率いるIMFチームは盗まれた3つのプルトニウム回収の任務に就くが、横やりが入り、何者かに奪われてしまう。武器仲買人ホワイト・ウィドウの関与を突き止めたイーサンらは、プルトニウムを奪還し世界同時核爆発を防ぐべく、危険な任務に挑む。
ミステリアスなホワイト・ウィドウを演じたのは、Netflixドラマ『ザ・クラウン』でマーガレット王女を演じ、英国アカデミー賞を獲得したヴァネッサ・カービー。本作で世界的に名を知られ、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)では、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウの妹を演じた。『私というパズル』(2020)でヴェネツィア国際映画祭女優賞を獲得し、アカデミー賞に初ノミネート。リドリー・スコット監督の『ナポレオン』(2023)では妻ジョゼフィーヌを演じ、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年7月日米同時公開予定)でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参戦するなど、その勢いは留まるところを知らない。