洋画満足度No.1『シング・ストリート』が多くの映画ファンから愛される理由とは?
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また、主人公コナーと兄ブレンダン(ジャック・レイナー)との兄弟愛に心奪われるレビューも多い。“音楽の道”に人生の活路を見出し、もがき苦しむ弟コナーに対して、ひきこもりだけれどロックに造詣の深い兄ブレンダンは、厳しくも愛情溢れる言動で弟を叱咤激励。バンド結成に意見を求めれば、「ロックには覚悟がいる、冷笑されても貫け!」と鼓舞し、恋愛で胸を痛めれば、「これを聞いて勉強しろ」とばかりにオススメのレコードを選び手渡す。弟のためなら鬼にも仏にもなるブレンダン兄貴、ラストシーンに見せる男気は、多くの観客の共感を呼んだ。(文:坂田正樹)
『シング・ストリート 未来へのうた』ブルーレイ&DVDは、TSUTAYAにて先行レンタル中。2月2日より発売開始。
国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」調べ、2016年映画満足度ランキング。
1位:『この世界の片隅に』
2位:『シング・ストリート 未来へのうた』
3位:『PK』
4位:『湯を沸かすほどの熱い愛』
5位:『怒り』
6位:『ズートピア』
7位:『シン・ゴジラ』
8位:『永い言い訳』
9位:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
10位:『君の名は。』