コラム
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『鎌倉殿の13人』柿澤勇人演じる源実朝を深掘り 脱“お飾り”! 応援したくなる「優秀な将軍」の雄姿
エンタメ
小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)が、佳境に差し掛かっている。そんな本作について今週も、“本日活躍しそうな〇〇殿”を紹介したい。今回は、歴史の歯車に翻ろうされる心優しき将軍・柿澤勇人演じる源実朝を掘り下げてみたい。先週放送の第44回「審判の日」で、左大将だった実朝は、さらに昇進を果たし、右大臣に任命。鶴岡八幡宮で拝賀式が行われることになったが、その裏では、数々の謀略が計画されている模様が描かれた。そして今週3代目鎌倉殿・源実朝をめぐる血なまぐさい駆け引きの結末が描かれる。
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『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』物語を彩る映像美 視覚からも感じる“愛してる”
アニメ・ゲーム
2020年に公開されたアニメ映画『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)で、きょう25日に地上波初放送される。戦うための道具として生きてきた少女・ヴァイオレットが、上官・ギルベルト少佐から戦場で言われた「愛してる」の意味を、手紙の代筆業“自動手記人形サービス”を通じて知っていく。そんな心揺さぶるストーリーを彩るのが、美しい映像だ。昨年に同作のアニメシリーズ特別編集版と外伝が放送された際、その美しさとリアリティに多くの人が目を奪われ、ツイッター世界トレンド1位になるほど話題を呼んだ。本稿では、そんな「映像美」にフォーカスし作品の魅力に迫っていく。
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『SLAM DUNK』俺は“最後まであきらめない男”――遅れてきたヒーロー・三井寿の名勝負
アニメ・ゲーム
12月3日に公開される映画『THE FIRST SLAM DUNK』。その14日前となる11月19日に東映アニメーション公式YouTubeチャンネルにて新たな映像が公開された。そこでフォーカスされているのは、湘北バスケ部のシューティングガード、背番号14の三井寿。バスケ部を最大の危機に陥れた悪役として初登場した印象を覆し、今では人気投票を行えば必ず上位に名前が入る名キャラクターだ。今回は、そんな三井の名勝負を振り返りながら魅力を分析していく。
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【深夜の話】オードリー若林、テレビの未来に危機感「テレビを応援しなきゃいけないターンに入ってる」
エンタメ
深夜、ラジオからは今日も人気パーソナリティたちの赤裸々なやり取りが聞こえてくる。19日に放送された『オードリーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週土曜25時)では、番組出演本数ランキング1位を目指す春日俊彰に対し、若林正恭が“テレビ”の未来への危機感を語った。
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『silent』泣かずにはいられないシーン3選
エンタメ
「1週お休み!?」と、第7話ラストで告知が入るや思わず悲鳴の飛び交った、ハマる人続出のラブストーリー『silent』(フジテレビ系/毎週木曜22時)。川口春奈主演、目黒蓮共演による、高校時代に出会い、本気で好きになりながらも別れることになったふたりが、再び出会ったことから始まる物語なのだが、毎話、毎話、川口演じる青羽紬と目黒演じる佐倉想の描写に留まらず、周囲のキャラクターの思いも丁寧にすくい取り、観る者の琴線に触れまくっている。そこで、演者の芝居、脚本と演出、スタッフ一丸となって作り上げられた、泣かずにいられないシーンを厳選して振り返りたい。
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『舞いあがれ!』と全然違う…高畑淳子の“怪演”まとめ 毒親から仮面ライダー悪の幹部まで
映画
戸田恵梨香が主演を務め、永野芽郁と共演する映画『母性』が本日公開となる。ある少女の死をきっかけにつむがれる母娘の歪な愛の物語において、戸田演じるヒロインに義母として立ちふさがるのが高畑敦子だ。高畑は現在、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)で、ヒロイン・舞の良き理解者である祖母・祥子を演じており、どちらも観た人は、高畑の役柄のギャップに驚くだろう。ときに恐ろしく、ときに怪しく、ときに妖艶に、見る者を惹(ひ)きつけて止まない女優・高畑淳子。今回はそんな彼女のこれまでの“怪演”を振り返りたい。
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『エルピス』眞栄田郷敦の“緊張”と“緩和” 「…雑炊食っていいっすか?」に拍手
エンタメ
カンテレが仕掛ける問題作『エルピス -希望、あるいは災い-』(毎週月曜22時)の第5話が21日、放送され、ある連続殺人事件の犯人とされる死刑囚・松本良夫の再審の可能性を引き寄せる重要な「真実」が明らかとなった。本作がここまで人を引き付けるのは、権力や社会の闇に切り込む覚悟、鋭さといった大きな挑戦を、時に倒れながらもそこに向き合う個、“人”を通して描いてみせるからだ。そして5話では、アナウンサー・恵那役で主演の長澤まさみと共に物語を引っ張り続ける、若手ディレクター・拓朗の変化を演じきった眞栄田郷敦にくぎ付けとなった。
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【ファンに聞いた】乃木坂46・山下美月の「いいところ・好きなところ」は?<アンケート結果発表>
エンタメ
連続ドラマ小説『舞いあがれ!』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)に出演中の山下美月。アイドルグループ・乃木坂46の人気メンバーでありながら、女優としても活躍の場を広げている彼女について、クランクイン!ではファンアンケートを実施。「あなたが思う乃木坂46・山下美月の“いいところ・好きなところ”」を聞いた。多数のコメントが寄せられたが、さて、その結果は?
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『鎌倉殿の13人』本日活躍しそうな〇〇殿 ~嫌らしさマシマシ 生田斗真演じる源仲章~
エンタメ
小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)が、佳境に差し掛かっている。最終回に向けますます目が離せない本作だが、今週から“本日活躍しそうな〇〇殿”を毎週1人紹介。今回は、京の雅な空気とイヤ~な性格が魅力的な生田斗真演じる源仲章を掘り下げてみたい。
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【深夜に聞いた〇〇話】Creepy Nuts、往年の名作ドラマに出演熱望も「俺らじゃ弱いな…」悲しい結論
エンタメ
深夜、ラジオからは今日も人気パーソナリティたちの赤裸々なやり取りが聞こえてくる。14日に放送された『Creepy Nutsのオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週月曜25時)では、R‐指定とDJ松永が往年の名作ドラマに“もし出演したら”という妄想で大論争を繰り広げた。
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『silent』「伝わった?」「伝わったね」 川口春奈と目黒蓮の“穏やかなハグ”が取り払った“壁”
エンタメ
「伝わった?」「伝わったね」。川口春奈が主演を務め、人々の思いを幾重にも交錯させるドラマ『silent』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第7話が17日に放送された。これまで、登場人物たちの抱える切なさ、苦しさ、もどかしい気持ちが心を揺さぶってきたが、第7話は、優しさと温かさに包まれる回だった。
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長澤まさみ、小芝風花、深川麻衣…「女子アナ」を演じた美しき女優たち
エンタメ
現在放送中のドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)で、4年ぶりに連ドラの主演を飾っている長澤まさみ。本作で長澤は、スキャンダルによってエースの座から転落した大洋テレビアナウンサーの浅川恵那を演じている。今回は、長澤のようにテレビ局の花形であり、かつ知性あふれる“女子アナ”を演じた女優を振り返ってみたい。
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【レビュー】開始5分で鳥肌立つ『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 「泣かない理由はない」「もう1回観たい」とSNSで大絶賛! <PR>
映画
ヒーロー映画として初めて米アカデミー賞作品賞にノミネートされるなど、世界的に高い評価を受けた映画『ブラックパンサー』。その続編となる『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が、11月11日に日米同時公開された。世界中を深い悲しみで包んだ、ブラックパンサー/ティ・チャラ役のチャドウィック・ボーズマンさんの訃報から2年。何重ものベールに包まれながら封切られた本作は、すでにSNSで「泣かない理由はなかった…」「本当にカッコよかった」など、絶賛コメントであふれるほどの秀作となっている。
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長澤まさみ『エルピス』 気になる“3人の男の謎”
エンタメ
長澤まさみが4年ぶりに主演する連続ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の第4話が今夜放送。長澤演じる恵那らの連続殺人事件の真相究明が本格的に始まるのを前に、どうにも気になる“3人の男”が浮上している。
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“非・特撮ヒーロー俳優”中村倫也が今、仮面ライダー作品に出演した必然
エンタメ
中村倫也は、的を絞らせない俳優だ。パブリックイメージが構築されそうになるとするりとかわし、或いははぐらかし、取材現場でも冗談を飛ばしたかと思えば真面目な話を始めたり。哲学的な思考人で理論派の一面を見せつつ、それでいて無邪気な感覚派でもある。「一筋縄ではいかない」なんて評があるかもしれないが、筆者からすると実に人間らしくて心地がいい。的を絞らせない彼は、ともすれば彼と周囲を隔ててしまう見えない壁をも取り去ってくれる。それはここ数年、取材等で中村と接する中で感じた温かさや、会員サイト「トップコートランド」で垣間見えるこぼれ話等から総じて導き出した中村倫也の肖像でもある。
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原菜乃華や鈴鹿央士、丹生明里 2022年に声優デビューしたZ世代俳優・女優たち
エンタメ
『君の名は。』や『天気の子』といったヒットアニメ映画を生み出してきた新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が11月11日より全国で公開。本作のメインキャラクターの声を原菜乃華、SixTONESのメンバー・松村北斗が担当することでも注目を集めている。2022年は本作だけでなく、数々のアニメ映画で俳優・アイドルらが声優を務めて話題となった。そこで今回は、2022年に声優デビューを果たしたZ世代(本稿では、1995年~2010年生まれと定義する)を紹介する。
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アン・ハサウェイ、祝40歳! 輝き続ける美の最新ルック6選
セレブ&ゴシップ
映画『レ・ミゼラブル』(2012)でアカデミー賞を受賞したアン・ハサウェイが、本日11月12日、40歳の誕生日を迎えた。『プリティ・プリンセス』(2001)である日突然プリンセスだと知る普通の女子高生を演じてブレイクし、『プラダを着た悪魔』(2006)では、鬼編集長にこき使われる新人を演じた彼女だが、あれから年を重ね、その美しさは輝きを増すばかり。そんなアンの進化する美の最新ルックをチェックしよう。
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『SLAM DUNK』の“謎多き主要キャラ”宮城リョータ 新作映画と『ピアス』のつながりも予想してみた
アニメ・ゲーム
映画『THE FIRST SLAM DUNK』が12月3日に公開される。10月に公開されたポスターのキャラクター配置や11月4日に解禁された予告映像を見る限り、本作は湘北高校2年の宮城リョータを中心に描かれるのではないかと予想する声が多い。濃すぎるキャラクターたちの陰に隠れがちだが、宮城リョータは湘北バスケ部の戦術を支える超重要キャラであり、実は謎多き人物でもある。今回はそんな宮城のキャラクターを、原作漫画『SLAM DUNK』の描写を中心に掘り下げていく。
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『silent』“奈々”夏帆の“夢”であり“夢” 「ハンドバッグ」が指す意味
エンタメ
女優の川口春奈が主演を務めるドラマ『silent』(フジテレビ系/毎週木曜22時)の第6話が10日に放送。想(目黒蓮)のことを思い続ける奈々(夏帆)が見た“夢”として描かれた「ハンドバッグ」の描き方が秀逸だった。
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『瓔珞』プロデューサーが贈る “2人のヒロイン”の運命と絆を描く本格時代劇『清越坊の女たち』DVDリリース
海外ドラマ
世界的に大ヒットした中国時代劇ドラマ『瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~』のプロデューサー、ユー・ジョンによる新たなるヒロイン大河ドラマ『清越坊の女たち~当家主母~』。同じ清朝が舞台となる物語でも、本作の主人公は宮廷の妃たちではなく、水の都・蘇州で伝統織物を作り出す女性たち。愛されることを知らない女主人と愛を貫く元令嬢、2人のヒロインの力強い生き様を描き出す話題作の見どころを、日本でのDVDリリース・デジタル配信に先駆けて紹介していきたい。
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『SLAM DUNK』を彩った名監督たち 田岡・高頭・安西…3タイプに見る指導論
アニメ・ゲーム
12月3日に映画『THE FIRST SLAM DUNK』が公開される。発表時に投稿されたティザームービーはYouTube急上昇ランク1位を記録し、再生回数は350万を突破している。原作『SLAM DUNK』が連載開始から30年以上経った今でも圧倒的な人気を誇ることを裏付ける反応だ。そんな人気作だからこそ、あまりにも有名な言葉がある。「あきらめたら そこで試合終了ですよ…?」。産みの親は選手ではなく湘北高校バスケ部監督・安西光義の言葉だが、多数登場する名監督たちも本作の人気を支える重要キャラクターだ。ここでは、特に人気の高い安西と陵南高校監督・田岡茂一、そして海南大付属高校監督・高頭力の3人の監督の魅力を、各々の性格や指導方針とともに紹介する。
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女帝・武則天の“人生の裏側”も描く『風起花抄』 “歴史ドラマ”と“ラブロマンス”を見事に融合
海外ドラマ
中国で数々のドラマランキングで1位となる高い評価を獲得した『風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~』は、日本でも多くのファンに愛されているドラマ『武則天‐The Empress‐』と同じく“唐の宮廷”を舞台にした大型ラブ史劇だ。第2代皇帝・李世民、第3代皇帝・李治、その2人の皇帝に嫁いだ中国史上唯一の女帝・武則天など、続々と歴史人物が登場して、ドラマティックな宮廷のロマンスとサスペンスが繰り広げられる。今回は本作の“歴史ドラマ”としての面白さと、魅力あふれるキャストが紡ぐ“ラブロマンス”の見どころについて、詳しく紹介していきたい。
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ラブコメの“定番設定”に新要素! 異色の時代劇ドラマ『国子監は花ざかり』人気の理由に迫る
海外ドラマ
愛されラブコメヒロインのチャオ・ルースーとツンデレ貴公子役が似合うシュー・カイチョンが共演したドラマ『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』は、イケメン男子に囲まれる少女漫画的な設定が楽しい学園ラブコメ時代劇だ。中国ラブコメドラマに共通する“あるある”が満載の本作だが、定番の展開に一味違う設定を盛り込むことで視聴者の支持集め大ヒットにつながった。そんな本作の見どころを“学園青春ドラマ”“三角関係のロマンス”2つの要素から紐解いていきたい。
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ジャレッド・レト×アン・ハサウェイ共演の話題作ほか “実話を基にした”「Apple TV+」映画&ドラマ3選
海外ドラマ
良質な映画・ドラマを続々と配信する「Apple TV+」のオリジナル作品の中から、今回は“実際に起きた出来事”を基に製作された3作品を紹介! コワーキングスペース「WeWork」創業者、アダム・ニューマンの栄光と挫折を描いたドラマや、豪華キャスト陣の共演でも注目の映画など、話題作をピックアップしました。現在「Apple TV+」は初回7日間無料のトライアルを実施しているので、気になった作品があれば、ぜひチェックしてみてください。
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元SNH48のジュー・ジンイーが好演 『宮廷衛士の花嫁』愛と幸せを“自分で掴む”イマドキヒロインの魅力
海外ドラマ
近年、『夢織姫~秘密の貴公子に恋をして~』『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』に見られるように、中国時代劇ドラマの女性キャラはどんどん進化。愛と幸せを自分の手で掴みにいく自立心と行動力のあるヒロインが次々と登場し、多くの視聴者に支持されている。ジュー・ジンイー主演で話題の新作時代劇ドラマ『宮廷衛士の花嫁』のヒロイン・姜保寧(きょうほねい)も、宮中で育ったお姫様ながら発明が好きな探究心あふれるリケジョで、聡明かつ勇敢なデキる女子という役どころ。今回は、身分にこだわらずステキな男性を人生のパートナーに選び、恋愛も自分自身でリードしていく姜保寧の魅力、その成功の極意を紹介していきたい。
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