コラム
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脚本家・坂元裕二ドラマはなぜ時代を超えて“刺さる”のか 『東京ラブストーリー』から『初恋の悪魔』まで
エンタメ
1991年の冬。月曜の21時は“OLが街から消える”と言われていた。その要因は、大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)の放送である。このドラマを生んだ男こそ、脚本家・坂元裕二だ。坂元裕二が書くドラマは、90年代から令和の今に至るまで常に視聴者の心を捉え続けている。“坂元ドラマ”がなぜ時代を超えて受け入れられ続けるのか、『東京ラブストーリー』から現在放送中の『初恋の悪魔』(日本テレビ系/毎週土曜22時)まで紐解いていこうと思う。
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<ロッキー・バルボアを愛した人々>エイドリアン、アポロ、ポーリー…そしてファン
映画
『ロッキー』シリーズはボクシング映画ではない。人間ドラマである。――シルヴェスター・スタローン自身がそう言っているのだから間違いない。確かにエモーションがダダ漏れするボクシングの試合シーン、テンションが爆上がりするトレーニングシーンは素晴らしい。素晴らしすぎる。しかしそれらのシーンは、濃厚な人間ドラマがあってこそ。本稿では『ロッキー』シリーズの人間ドラマを盛り上げたキャラクターたちの中でも、ロッキー・バルボアを愛した人々を取り上げたい。(※『ロッキー』及び『クリード』シリーズのネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください。)
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〈高橋ヨシキの最狂映画列伝〉Vol.3 恐怖と混沌の地獄めぐり! 『ジェイコブス・ラダー』は地獄映画界のトップランナー
映画
アートディレクター・映画ライターの高橋ヨシキによる連載〈高橋ヨシキの最狂映画列伝〉。第3回は、ベトナム帰還兵の悪夢を描いた映画『ジェイコブス・ラダー』(1990)を取り上げる。同じく地獄めぐりをテーマとした『ブレインストーム』(1983)を足掛かりに、本作で用いられた意識理論と斬新な造形を解説しながら、地獄映画の系譜を考えていく。
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『ロッキー4』ドルフ・ラングレンの衝撃 イワン・ドラゴの恐ろしさに震えた86年のあの夏
映画
とんでもないやつがやって来た。そろそろ夏も近い1986年の6月、イワン・ドラゴを目撃して思わず震え上がったことを今でもよく覚えている。大ヒットシリーズ最新作『ロッキー4/炎の友情』。これまでアポロ・クリード(カール・ウェザース)やクラバー・ラング(ミスター・T)ら、並み居る強敵を撃破してきた「イタリアの種馬」ことヘビー級ボクサーのロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)。その眼前に新たに立ちはだかるのが、ソ連の生んだファイティング・マシーン、「シベリア超特急」の異名を取るドラゴ(ドルフ・ラングレン)であった。
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【ONE PIECE FILM RED公開記念】『ワンピース』劇場版15作品の進化と歩みを振り返り!
アニメ・ゲーム
今年で連載25周年を迎えた尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』。テレビアニメの放送も23周年を迎え、劇場版については6日から公開中の最新作『ONE PIECE FILM RED』で15作目となる。原作はついに最終章に突入し、ますます盛り上がる同作。今回の劇場版では、ゴムゴムの実を食べた主人公で麦わら海賊団の船長、モンキー・D・ルフィに麦わら帽子を託した海賊・シャンクスに関わるエピソードが描かれるため、ファンの注目も非常に大きくなっている。長い『ONE PIECE』の歴史の中で同作の劇場アニメも多彩な作品が生まれ、時代とともに進化・発展してきた。本稿では、そんな劇場版『ONE PIECE』の歴史と魅力を振り返ってみる。
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二宮和也のマルチな活躍に注目 主演作続々、ジャにのちゃんねる登録者330万人超え、ソロアルバム発表も
エンタメ
俳優業に、YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』での活動。さらには、ソロカバーアルバムのリリースまで。近年、さらに活躍の幅を広げている二宮和也。彼はなぜこれほど求められ続けられるのか。その理由をさまざまな観点からひも解いてみたい。
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『旦那様はドナー』でブレイク! “現代の王子様”『シンデレラ・プロセス』シュー・カイチョンの魅力に迫る
海外ドラマ
『旦那様はドナー』のツンデレ社長役でブレイクし、『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』をはじめとする新作が日本に紹介されて以降、注目度が急上昇中のシュー・カイチョン。今回は、日本でDVDがリリースしたばかりの“スイート&ビター”なときめき満載のロマンス『シンデレラ・プロセス~私を輝かせる恋と夢~』で見られる彼の魅力に迫っていきたい。
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『有翡(ゆうひ)』魅力的なサブカップル&フー・ビンら脇を固める“イケオジ”たちに注目!
海外ドラマ
中国時代劇『有翡(ゆうひ)‐Legend of Love‐』は『楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~』のチャオ・リーインと『陳情令』のワン・イーボーが主演し、2020年度時代劇ドラマランキング1位を記録した大ヒット作。チャオ・リーインが演じる、刀を武器に戦うヒロイン・周翡(しゅうひ)とワン・イーボーが演じる謎めいた貴公子・謝允(しゃいん)が、冒険の中で愛を育み最強のカップルとして活躍していく。本作にはそんな主人公カップル以外にも魅力的なサブカップルや脇役たちが登場。今回は脇で作品を盛り上げる個性的なキャラクターたちとそれを演じるキャストたちを紹介していきたい。
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本当のロマンは危険な場所にこそある―『メイドインアビス』がとびきり残酷なのに視聴者をワクワクさせる理由
アニメ・ゲーム
つくしあきひと原作のマンガをテレビアニメ化した『メイドインアビス 烈日の黄金郷』が放送開始となった。2017年に放送されたシリーズ1期、2020年の劇場版に続く待望の新シリーズということもあって、国内外の多くのアニメファンが心待ちにしていた。
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『陳情令』監督最新作! 栄華誇る“唐”の宮廷を舞台にした愛憎劇『風起花抄』DVDリリース
海外ドラマ
華麗なる唐の宮廷で運命に立ち向かうヒロインを描いた『風起花抄(ふうきかしょう)~宮廷に咲く琉璃色の恋~』。キャスト、ストーリー、衣装や美術まで見どころ満載の本作は、服作りの才能に溢れ数奇な運命を辿る女性と、前途有望なイケメン秀才が、陰謀渦巻く宮廷に立ち向かいながら、愛を育むドラマティック・ラブ史劇。豪華な中国時代劇ドラマの世界をたっぷり味わえる本作の見どころをDVDリリースにあわせて紹介していきたい。
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豊川悦司、『キングダム2』ヒョウ公役で存在感 大沢たかおとの共演シーンにも反響
映画
7月15日の公開以降、映画動員ランキング(興行通信社調べ)で2週連続首位を記録するなど、大ヒットしている映画『キングダム2 遥かなる大地へ』。原泰久の壮大なる原作を見事に実写化した本作は、俳優たちの奮闘が大きな話題になっているが、本作から登場した秦国の大将軍・ヒョウ公を演じている豊川悦司の重厚感も「トヨエツさんのヒョウ公に痺(しび)れました」「ロング巻き毛ヒゲの豊川さんの威厳ある姿が素敵」と反響が寄せられている。
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『万引き家族』で一躍注目! 15歳・城桧吏、体も役者としても大きく成長
映画
2018年に公開された是枝裕和監督の映画『万引き家族』で、家族のために父親と万引きに手を染める息子を好演し、一躍注目を集めた城桧吏。あれから4年、現在15歳の彼は、公開中の山崎貴監督最新作『ゴーストブック おばけずかん』に主人公・坂本一樹役として出演。170㎝になった体のみならず、役者としても大きな成長を遂げている。
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吉沢亮、なぜ“実写化映画”にハマる? 『東リベ』『銀魂』など成功例が多いワケ
映画
2次元から飛び出してきたかのようなルックスに、ハッとさせられる演技力。アニメや映画など数々の実写化を成功させてきた吉沢亮は、今や“実写化の神”と呼んでも過言ではない。彼の代表作のひとつ『東京リベンジャーズ』(2021/以下、『東リベ』)が、30日に『土曜プレミアム』(フジテレビ系)で地上波初放送されるのを機に、改めて俳優・吉沢亮の魅力をひも解いていきたいと思う。
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『キングダム2』羌カイ役の清野菜名に称賛の声 「格好良すぎる」「人間離れしたアクション」
映画
『キングダム』の続編が製作されると発表があったときから「誰が羌カイを演じるのか?」というのは多くのファンの間で大きな話題となっていた。小柄で見た目は弱々しくも、いざ戦場に行けば圧倒的な戦闘能力を誇る羌カイ。求められるのは、常人離れした動き。演じられる女優は限られている。そんななか、羌カイに抜擢されたのがアクション女優として評価が高かった清野菜名。彼女の名が報じられたときには「適任」という声も数多く聞かれたが、映画が公開されスクリーンで躍動する羌カイの姿は、その期待を上回るようなキレキレの動きで「格好良すぎる」「やっぱり清野菜名ちゃんで良かった」「アクションメチャクチャ格好良かった」と大きな反響を呼んでいる。
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『陳情令』ワン・イーボー、新作時代劇『有翡(ゆうひ)』の“謎多き貴公子”で新たな魅力を発揮
海外ドラマ
『陳情令』の藍忘機役で大ブレイクを果たした後も『超能力チーム~僕らのおかしな青春~』『風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~』とヒット作に出演を続けるワン・イーボー。中でもアクション・ロマンス時代劇『有翡(ゆうひ) ‐Legend of Love-』は、彼が愛に命を懸ける貴公子・謝允(しゃいん)を演じて2020年度時代劇ドラマ視聴ランキング1位に輝いた大ヒット作。ワン・イーボーが繊細な美しさだけでなくお茶目な可愛らしさも発揮している、本作のヒーロー像に迫っていきたい。
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「私は無価値だった」自身の人生を投影した女性像が胸に迫る 忘れられた傑作『WANDA/ワンダ』
映画
世界中の映画人たちから「忘れられた小さな傑作」と賛美されながらも、長い間観ることの出来ない伝説的作品だった、監督・脚本・主演のバーバラ・ローデンのデビュー作にして遺作となった映画『ワンダ』(1970)が、今夏日本で初公開される。虐待を受けていた子ども時代から逃れ、16歳で故郷を離れてサバイバルしてきたひとりの女性が、自身の人生を投影して作り上げたアメリカ・インディペンデント映画の代表作だ。
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「ダントツに好き」「最高」とSNSで話題! マーベル初心者にもオススメしたい『ソー:ラブ&サンダー』3つの魅力【PR】
映画
全世界を熱狂させた『アベンジャーズ/エンドゲーム』から3年。この時をどれだけ待っていたことか。7月8日に全国公開される映画『ソー:ラブ&サンダー』で、ついにソー(クリス・ヘムズワース)が帰ってくる! 邦題から“マイティ”が取れたことからもわかるように、今回のソーは一味違う。さまざまな困難を経て、戦うことが億劫になり、ヒーロー卒業を宣言したのだ。そんな本作は、4日に行われた公開直前七夕プレミアで一足先に上映され、「笑って泣いて最高だった」「マーベル映画のある地球に生まれてよかった」などの声が上がるほど早くも絶賛の嵐。シリーズの集大成で最高傑作とも言える『ソー:ラブ&サンダー』の魅力を3つのポイントに分けて紹介する。
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中国ファンタジー時代劇『鳳舞伝』で描かれる“青春ドラマ”の魅力に迫る 胸キュンシーンにも注目!
海外ドラマ
中国ファンタジー時代劇といえばキャラクターたちが剣に乗って空を飛んだり、手から光線を発して霊力を放ったりする設定がお約束。さらに、霊力を鍛錬するのに若者たちが学校に通うのもおなじみの展開だ。シュー・カイチョンとヤン・チャオユエ共演のファンタジー・ロマンス時代劇『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』も、異世界から来たヒロインが自分探しの冒険をするストーリーに、学園ドラマのパートが登場するのが見どころに。「恋愛あり、成長あり、団結力あり」そんな本作の“学園もの”としての魅力を紹介していきたい。
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アクション・ロマンス時代劇『有翡(ゆうひ)』 チャオ・リーイン演じるヒロインの魅力に迫る
海外ドラマ
中国で2020年度時代劇ドラマ視聴ランキング1位を記録したアクション・ロマンス時代劇『有翡(ゆうひ)‐Legend of Love‐』のヒロインを演じるのは“視聴率女王”との呼び声も高いチャオ・リーイン。日中合作ドラマ『蒼穹の昴』にも出演していた彼女は『お昼12時のシンデレラ』といった現代ラブコメだけでなく、『楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~』『明蘭~才媛の春~』などの時代劇を大ヒットさせてきた中国のトップスターだ。そんな彼女が本作で演じる周翡(しゅうひ)は、美人で可愛いらしい見た目からは想像もつかないほど、ツンデレで最強の役どころ。その“ギャップ”も好評を博しチャオ・リーインの新境地ともなったキャラクター、周翡の魅力に迫っていきたい。
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『月光変奏曲』表情豊かなツンデレ作家役 話題作が絶えないディン・ユーシーに注目
海外ドラマ
大ヒットラブコメ時代劇『花の都に虎われて~The Romance of Tiger and Rose~』のツンデレ若様役で日本でもファンを増やし、現代を舞台にした甘いロマンス『月光変奏曲~君とつくる恋愛小説~』では人気作家を演じている話題の個性派イケメン俳優、ディン・ユーシー。『月光変奏曲』の日本上陸でさらに人気急上昇中の彼のプロフィールと、本作での見どころを現地での反響も交えて紹介していきたい。
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『楚喬伝』チャオ・リーイン×『陳情令』ワン・イーボー初共演! 時代劇ドラマ『有翡(ゆうひ)』BD&DVDリリース
海外ドラマ
『有翡(ゆうひ)‐Legend of Love‐』は、中国を代表する2大トップスター、『楚喬伝(そきょうでん)~いばらに咲く花~』のチャオ・リーイン、『陳情令』のワン・イーボーが初共演した、大型アクション・ロマンス時代劇。2人が演じる戦うカップルが“天下無双の愛”を繰り広げるラブストーリーとなっている。2020年度時代劇ドラマランキング1位を獲得したことでも話題の本作の見どころをBlu‐ray、DVDリリースに合わせて紹介していきたい。
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<ホラー映画ナビ特別編>夏ホラーが大豊作! パニック・殺人鬼・サメ・心霊まで一挙紹介!
映画
今年の夏は、なぜかうれしいほどにホラー映画が大豊作! 製作国も多彩なら、趣向もさまざま。7月封切りだけでもR18+の血まみれ感染パニックに、史上最高齢の殺人鬼夫婦、死者の電話怪談もあれば、本格土着心霊譚も。さらには超・鬼畜問題作のリバイバル、おなじみサメ映画まで、バラエティ豊かな作品が勢ぞろい。そんな粒ぞろいの夏ホラーを一挙紹介!
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「36年経ってもお前のウィングマンだ」 トム・クルーズとヴァル・キルマー、『トップガン』の熱い友情に涙
映画
前作から36年の時を経てついに公開された続編『トップガン マーヴェリック』。長い時を経て、かつてのライバル、マーヴェリックとアイスマンが、再びスクリーンで相まみえる姿に涙した人も少なくないはず。この実現には、映画にも負けない熱いドラマがあったようだ。トム、ヴァル、監督など、本作に関わった関係者の証言から紹介しよう。
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仕事にも恋にも全力投球! “10年愛”を描くドラマ『シンデレラ・プロセス』DVDリリース
海外ドラマ
夢を叶えるために頑張る愛されヒロインと、彼女を支える一途なツンデレイケメンのロマンスを描いた『シンデレラ・プロセス~私を輝かせる恋と夢~』。本作は、今旬のスター、シュー・カイチョンとチャン・ティエンアイが豪華共演する話題作。『梨泰院クラス』や『スタートアップ:夢の扉』のような、仕事にも恋にも全力投球する現代の男女の物語となっている。そんな本作の見どころをDVDリリースにあわせて紹介していきたい。
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中国イケメン俳優が集結! 時代劇ドラマ『鳳舞伝』、ワン・ハオシュエンら『陳情令』キャストの出演が話題に
海外ドラマ
2020年テンセントビデオ主催のアワード、星光大賞で視聴者が選ぶドラマ・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、配信ドラマランキングでも1位に輝いた、ファンタジー・ロマンス時代劇『鳳舞伝 Dance of the Phoenix』。本作は、ツンデレ役がハマる『国子監は花ざかり~ロマンスは最高学府で~』『斛珠<コクジュ>夫人~真珠の涙~』のイケメンスター、シュー・カイチョンが主演しているだけでなく、ワン・ハオシュエンをはじめ大ヒットブロマンス時代劇『陳情令』のキャストたちが出演していることでも話題を集めている。彼らが本作でどんなキャラクターを演じているのか、その役どころを紹介していきたい。
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