ともさかりえ、デビュー30周年 10代は「とてもしんどい時期だった」
12歳で芸能界入りし、今年でデビュー30周年を迎えたともさかりえ。松尾スズキ作・演出の舞台『命、ギガ長スW(ダブル)』では認知症気味の80歳の母親役に抜てきされ、役者としてまた大きな一歩を踏み出す。30年の歩みを振り返ってもらうと、10代は「とてもしんどい時期だった」と告白した彼女。「若いからこそ、いろいろなものを背負う度量もなくて。生活と仕事がいつも地続きにあるようだった。誹謗(ひぼう)中傷などにも参ってしまった時期があります」と打ち明ける。「子どもを産んでから、生活と仕事を切り替えられるようになって精神的にも楽になった」という転機や、芝居への湧き上がる情熱までを充実の笑顔で語った。
クランクイン! 写真:高野広美
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