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Sexy Zone・菊池風磨「束縛という考えが僕の中にはない」 縛られないという強み

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映画『もっと超越した所へ。』より怜人を演じた菊池風磨
映画『もっと超越した所へ。』より怜人を演じた菊池風磨(C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会

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菊池風磨

timelesz(旧Sexy Zone)

 Sexy Zoneとしての活動をはじめ、バラエティやドラマ、舞台などさまざまな分野で活躍を続ける菊池風磨。そんな菊池が映画『もっと超越した所へ。』で8年ぶりに映画出演。菊池が本作で演じたのは、前田敦子演じる主人公・真知子の家に居つく、甘え上手で束縛しがちなヒモ体質のストリーマー怜人。「自分と真逆だったからこそ、演じやすかった」という菊池だが、真逆だからこその難しさもあったという。挑戦ともいえる役どころで映画出演した菊池が、新鮮だったという現場の様子や自身の考え方を明かしてくれた。

【写真】前田敦子×菊池風磨ら、映画『もっと超越した所へ。』カップル4組の場面写真

■きれいにジャンルの違う8人が集まったような感じがして刺激的でした

 クズ男を引き寄せてしまう4人の女性の恋愛模様と、彼女たちの意地とパワーが引き起こすミラクルを痛快に描く劇作家・根本宗子の舞台を、根本自らが映画脚本化。4組のカップルの物語が展開する複雑な構成の作品だけに「映像化不可能」とも言われるも、根本、そして山岸聖太監督が、スタイリッシュかつ大胆に映画として昇華させた。4人の女性には前田、伊藤万理華、黒川芽以、趣里が扮し、相手役の“クズ男”にはそれぞれ菊池、ロックバンド・OKAMOTO’Sのオカモトレイジ、三浦貴大、千葉雄大と個性豊かなキャストが集結。そんな8人が生んだケミストリーは実にユニークだ。

――映画出演としては8年ぶりになりますね。

菊池:8年ぶりという感じはしなかったですけど、「珍しいな」とは思ったかも(笑)。映画のお仕事と聞いて、新鮮に思ったのを覚えています。作品の雰囲気も、リアルな感じもあり、奇抜さもあるという“いいとこ取り”感がある作品だったので、撮影がすごく楽しみでしたね。初めて出させていただいた映画がドラマの劇場版だったので、撮り方もドラマと変わらなくて、あまり映画だという感覚がなかったんです。なので、映画の撮り方でいうと初めてでした。

映画『もっと超越した所へ。』より (C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
――今回の映画撮影を経験してみて、新鮮に感じたことは?

菊池:ドラマだと時間が細かく決まっていますけど、映画はそこまで決まってなくて、ざっくりしているのが新鮮でした。ジャンルによってそれぞれいい面があると思うんですけど、映画は時間に縛られている感じがより少なかったです。ちゃんと納得するものを時間かけてでも撮るというのが、ステキだなと思いましたね。

――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

菊池:雰囲気はよかったですね。キャストが全員バラバラ、きれいにジャンルの違う8人が集まったような感じがして、刺激的で楽しかったです(笑)。8人でいた時にすごく笑っていたのを覚えています。

――本作で菊池さんは前田敦子さんとの共演が中心でしたが、現場での前田さんの印象は?

菊池:すごく気さくでした。僕は人見知りなので、あんまり現場でしゃべれないんです(苦笑)。だけど、ちゃんとみんなにパス回して、みんなで現場を楽しく作り上げていくということをされていて、ステキだなと思いましたね。

映画『もっと超越した所へ。』より (C)2022『もっと超越した所へ。』製作委員会
――それぞれのカップルの相手役である男性キャスト陣も個性豊かな方ばかりですね。

菊池:千葉(雄大)くんはよく人づてに「面白くていい人」という話を伺っていたので、僕もどんな人なんだろうって思っていたんです。だから、お会いした時にちょっと照れがありました(笑)。千葉くんも人見知りなところがあると思うんですけど、共演歴のある方とはマシンガンばりに話していて、それを聞いているのが心地よかったです(笑)。(オカモト)レイジくんはピュアな感じ。三浦(貴大)くんはツッコミが的確で面白い。共演者をいじるんですよ(笑)。それに返していくのが心地よかったです。

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■自分のことは一生甘やかして生きようと思っているんです(笑)

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