矢田亜希子、“婚活界の神”のセリフ量に驚き「2日間私ひとりでしゃべっていました!」
女優の矢田亜希子がテレ東系で初主演を飾るドラマ『ナースが婚活』がスタートした。矢田が演じるのは、ナース専門の結婚相談所「ナースのとも」で現役ナースたちの婚活の相談に乗る女性・横山陽子。歯に衣着せぬ物言いで迷えるナースたちにビシビシと婚活指南をする姿は、新たな一面をのぞかせる。今回は、そんな矢田に作品の見どころや、撮影を振り返ってもらった。
【写真】いつまでも美しい矢田亜希子
■ セリフ量に驚き「1日に10ページ分のセリフという感じ」
本作は、柳川圭子の原作『ナースが婚活!?』を実写ドラマ化。男性にモテる職業ナンバー1と言われながらも、不規則な勤務形態や重労働で、なかなか婚活が上手くいかない迷子者たちに、元ナースで自身も長年婚活を経験した過去を持つ陽子が、的確かつ厳しくアドバイスし、成婚に導いていく姿を描く。
本作のオファーを受けた際の心境を「あたしが“婚活”? と思ったら、アドバイスする側でした(笑)」と明かした矢田は、「周囲でも最近は結婚のためにマッチングアプリや結婚相談所のようなものを利用している方をよく聞くので、面白そうだな」と前向きな気持ちだったという。
矢田が演じる陽子は、婚活迷子たちにズバズバとアドバイスをするなかなかアクの強いキャラクター。「陽子の話は正論なんですが、20歳くらい年下の女性にかなり強めにズバズバと言うんです。普通に言ってしまったらとても説教じみてつまらなくなってしまいがちなので、視聴者の皆さんに興味を持ってもらえるよう、動きを大きくしたり『この人、何だ?(笑)』とつっこみたくもなるようコミカルに演じてみたり、監督と相談しながら撮影を進めました」と、“婚活界の神”というカリスマ性を持ちつつも、どこか愛されるキャラというさじ加減を意識した役作りを明かす。
婚活の実態について矢田は「今回この役を演じてみて、婚活って普通の恋愛じゃないと思いました。待っているだけでは何も始まらないし、能動的にいかないとダメ。本当に婚活は努力なんだって実感しました」と感じ入ったという。
そんな本作で、矢田が驚いたのはセリフの量。「陽子のセリフの分量がとても多くて大変なんです(笑)。1日に10ページ分のセリフという感じで、2日間で20ページを私ひとりでしゃべっていました! セリフ覚えは大変ですが、大きなやりがいがあるので楽しいです。撮影期間中はがっつりとこの作品に気持ちが入っていられたので、充実感でいっぱいです」。