戸塚有輝、『ウルトラマンアーク』主演に抜てき! 新ヒーローとしての思い語る
ウルトラマンシリーズの最新作『ウルトラマンアーク』が本日6日から放送スタート。本作で主人公・飛世ユウマに抜てきされたのは俳優・戸塚有輝。ユウマは、怪獣災害を未然に防ぐために科学調査を行う怪獣防災科学調査所・SKIPに入所したばかりの新人調査員。豊かな想像力を持ち、はるか彼方の銀河系から地球に降り立った光の使者・ルティオンと一体化し、ウルトラマンアークとして、迫り来る巨大怪獣たちと対峙する。今回は上京後2週間で受けたオーディションで大役を射止めた戸塚が、作品への熱い思いを語ってくれた。
【動画】新たな“光の巨人”となる戸塚有輝が語る出演への思い
■上京2週間で受けた『ウルトラマン』のオーディション
『ウルトラマンアーク』の舞台はとある町・星元市。そこには「怪獣の角」である「モノホーン」と呼ばれる巨大な物体がそびえ立っており、近年、大規模な怪獣災害が多発している。そんななか、地球防衛隊と共に、怪獣災害の発生・甚大化を防ぐために組織された怪獣防災科学調査所・通称「SKIP」が、日夜市民を守るために調査を続けている。そのSKIPに入所したばかりの優しくまっすぐな性格をした新米調査員・ユウマを演じるのが戸塚だ。
戸塚有輝
――歴史あるウルトラマンシリーズのオーディションを受けるとき、どんなお気持ちでしたか?
戸塚:『ウルトラマンアーク』のオーディションを受けたのがちょうど上京して2週間ぐらいのときで、東京という土地にもまったく慣れていない時期だったんです。オーディション会場に行くまでも、結構フワフワしていたのですが、到着すると名だたる方々が僕の前にいらっしゃって、ギラギラした目で僕のことを見てくるので、めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。
――合格の報せを聞いたときは、どんなお気持ちでしたか?
戸塚:自宅でまったりしているときに、マネージャーさんからの電話で伝えていただいたのですが、その際は本当に嬉しかったです。ウルトラマンシリーズって僕が生まれるずっと前からある作品ですし、歴史があるので、その一端を担えるというのは大変光栄だと思いました。一方で電話が終わるころには、責任や重圧、不安に思う気持ちも出てきました。でも決してネガティブなものではなく、ポジティブな決意のような気持ちも芽生えてきました。
■SKIPのメンバーは素敵な人ばかり!
――ウルトラマンシリーズの思い出はありますか?
戸塚:すごく覚えているのが、子どものころ、よく親に連れていってもらった図書館で、『ウルトラマンA(エース)』を観ていたんです。そのなかで、ヒッポリト星人がウルトラヒーローを次々にブロンズ像に変えてしまう回があって、その話がすごく衝撃的でずっと僕の頭のなかに残っていました。あとは、実家にウルトラマンや怪獣のフィギュアがあったので、子どものころはよく遊んでいました。
――俳優という仕事を志したとき、ウルトラマンの仕事をすることは思い描いていた未来でしたか?
戸塚:いえ、まさか自分がという気持ちです。でも僕にとって初めてと言えるぐらいの映像の現場で何から何まで新鮮です。いまは初めての現場が『ウルトラマンアーク』で本当に良かったなと心の底から思っています。スタッフさんも経験の浅い僕をとても温かく迎えてくださいますし、支えられています。しかも特撮の現場ということで、本当にここでしか経験できないようなことを日々学べたのかなと。役者としても大きく成長できていると思います。
――SKIPのメンバーである金田昇さんや、水谷果穂さん、西興一朗さんとの現場はいかがですか?
『ウルトラマンアーク』場面写真 (C)円谷プロ (C)ウルトラマンアーク製作委員会・テレビ東京
戸塚:とても和気あいあいとしています。この4人だからこそという味が伝わればいいなと思っていますし『ウルトラマンアーク』は僕らじゃないとダメなんだ…と思えるぐらい、いいチームワークができたと自信があります。
――特にユウマの相棒となる石堂シュウ役の金田昇さんは同い年ですよね?
戸塚:そうなんです。現場では他愛もない話をしているのですが、やっぱり同級生なので、金田くんが思っていることや考えていることが手に取るように分かるんです。だからとても居心地がよくて、一緒にいて何も気を使わなくていいのはありがたいです。金田くんだけではなく、ほかのSKIPのメンバーの皆さんもとても素敵な方ばかりで、伸び伸びと撮影することができました。
――西さんは大ベテランであり、ヒーローとしても先輩ですよね。
戸塚:西さんはとても大人なカッコいい方という感じです。スーパー戦隊(『爆竜戦隊アバレンジャー』アバレッド/伯亜凌駕)もやられていて、僕に『変身見せてよ』と言ってくださるなど、気さくに接していただきました。現場での立ち居振る舞いもすごくいろいろなところに目が届いていて、学ぶことが多いです。水谷さんも、劇中でも現場でも頼れる先輩なのですが、とてもフラットに接してくださるのでありがたいです。