高石あかり&トミー・バストウ、『ばけばけ』撮影は“毎日が異文化交換”「心で読み合うお芝居が楽しい」
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トミー・バストウ
――役を離れて、高石さん、トミーさんとしてそれぞれの魅力をどんなところに感じていますか?
高石:5ヵ月くらいになりますが、ゆっくりと役としても人としても知っていく中で、とにかく日本のことが大好きなんだなと感じています。10年間独学で日本語を勉強されて、今も撮影中に勉強を続けていらっしゃいますし、よりもっと知りたいという日本への情熱を感じるとやっぱりうれしいですね。そこは八雲さんとすごく似ているところかなと思います。トミーさんも優しい方ですし、八雲さんに近しいところがあると思います。
トミー:あかりさんのいいところは山ほどあります。すごく優しく話してくれて、私のたどたどしい日本語にも頑張って付き合ってくれたり、簡単な日本語を使ってくれたりと、会った瞬間から波長が合う気持ちでした。
先日撮影していた時に大きなアブが飛んできたので、私はめっちゃ焦って対応できなかったのですが、あかりさんはプロらしく対処していてすごくカッコいいと思いました。
高石:(笑)。私がずっと正座していたんですけど、私の周りをアブが飛ぶので、トミーさんが一生懸命遠ざけようとしてくれたのが楽しかったです。
高石あかり
――撮影の合間の休憩時間にはどんなコミュニケーションを取られていますか?
高石:トミーさんは最近擬音を覚え始めていて、肩がカチカチと言っていたのでガチガチのほうが言うかなってスタッフさんも含めてお話したりしています。一緒に話していると改めて気付くこともたくさんあってすごく面白いです。
トミー:毎日のように異文化交換がありますね。
高石:トミーさんはジャーキーがすごく好きなんです。私がお土産で買ってきたジャーキーを食べ比べしたりもしました。
トミー:あかりさんにもらったジンギスカンジャーキーが美味しかった! あかりさんのお母さんが見学に来た時にもジャーキーをもらいました(笑)。
高石:トミーさんは毎回私にも「はい」ってジャーキーを分けてくれるんです。
トミー:(嫌々な顔をしながら渡すふり)
高石:仕方なく渡しているみたいじゃないですか!(笑) あと、リンゴを1個丸かじりされるのでそれを見ていると爽快です(笑)。
トミー:『DEATH NOTE』みたいにね(笑)。
――撮影でお忙しい毎日かと思いますが、お休みのリラックス方法はありますか?
高石:私は山登りに行ったりしています。自然が好きなので、自然を浴びに出かけることが趣味ですね。
トミー:ムエタイが大好きで、お休みにはキックボクシングをしに行きます。あと最近のマイブームは銭湯に行くことです。
(取材・文:渡那拳 写真:高野広美)
連続テレビ小説『ばけばけ』は、NHK総合ほかにて9月29日より毎週月曜~土曜8時放送。※土曜は一週間の振り返り