日向坂46・河田陽菜、卒業前に振り返る8年間「楽しい思い出に、切なくなる」
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――河田さんには、15thシングル「お願いバッハ!」のリリース時のインタビューで、卒業についていろいろとお伺いしたので、ここからは8年間の活動を振り返っていただけたらと思います。16歳でグループに加入して、けやき坂46・日向坂46として過ごした8年間はどんな時間でしたか?
河田:長いようで、本当にあっという間でした。はじめの頃は泣いてばかりでしたけど、最近では泣くこともなくなって。いろいろな経験をさせていただいて、楽しかったことも大変だったこともありましたけど、「日向坂46に入ってよかった」と心から思うので、8年間、すごくいい時間だったなと思います。
――仕事をお休みされるようなこともほとんどありませんでしたが、活動の中で大変だと思うときはなかったでしょうか?
河田:風邪をひいたりすることもあまりなくて、体調面ではずっと元気でした。気持ち的に大変なときはあったんですけど…。
――それはどういうときに?
河田:なんだろう…。例えば、『日向坂で会いましょう』の収録でしゃべったのにうまくいかなくて、そのまま収録中に落ち込んじゃって。1回スタジオの外に出て、落ち着いてから戻るようなこともありました。思い返せば、そんなこともありましたけど、何とかやってこられました。
――気持ちが落ち込んでも乗り越えてこられたのは、どうしてでしょう?
河田:いろいろあっても、やっぱり活動が好きで楽しかったですし、「待ってくださっているファンの方がいる」と思うと元気をもらえて、頑張れました。大変なことがあっても、楽しい気持ちのほうが大きかったです。

――ファンの方によく言われると思うのですが、河田さんには“いい意味で適当”なところがありますよね。自然体というか。そういう力の抜けたところが魅力の1つだと思うのですが、ご自身ではどう感じていますか?
河田:適当といえば適当なんですけど(笑)、それが自分らしさかなって。ありのままの自分なので、「これが本当の私だよ」と思っていました。
――そういう、ありのままの姿が最も出ていたのが、『日向坂46のほっとひといき!』だと思います。番組を聴いて、河田さんの新しい一面を知った方も多いのではないでしょうか。
河田:『ほっとひといき!』のスタジオだと、何でもできちゃう気がするんです。そういう場を作ってくださって、ありがたいなと思っています。ミーグリでも番組の感想を伝えてくださるファンの方も多くて、ラジオには本当にいい思い出しかありません。

