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『ダーウィン事変』はなぜ「考えざるを得ない」のか 種崎敦美&神戸光歩が語る“ヒューマンジー”のリアル

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■相思相愛キャスティング? お互いが演じるチャーリー&ルーシーの印象

――お互いが思う「種崎さんが演じるチャーリー」「神戸さんが演じるルーシー」の印象もお聞きしたいです。

種崎:たぶん私がオーディションする立場だったとしても、ルーシー役に神戸さんを選んでいると思います。セリフを交わして思ったのですが、ルーシー役には神戸さんしかいない。うめざわ先生と津田監督の対談にも「ちょっとしたイントネーションの外し方がルーシーそのまま」とありましたが、本当にその通りだと思いました。

演じられている本人のお人柄とのシンクロ率が高いのも間違いないと思いますし、誰かとポンポンと掛け合っている時や細かいリアクションがとてもナチュラルで素敵だなと思います。私はルーシーの、基本行動的で強気なのに、たまに見せる女の子らしさや弱い部分が好きなのですが、原作を読んでいた時以上にそれを感じられるのも神戸さんのお芝居によるところが大きいのかなと思います。神戸さんがルーシーで良かったです!

神戸:恐縮です……!

(左から)種崎敦美、神戸光歩
――そんな神戸さんから見て、種崎さんが演じるチャーリーの印象はいかがですか?

神戸:私がルーシー役に決まった時は、まだチャーリーを誰が演じるかわからなくて。どんな声になるのか、私もたくさん妄想を膨らませました。オーディションの段階では男性の方が多くチャーリー役を受けていて、てっきり男性になるものだと思っていたら、まさかの種崎さんで「女性なんだ!?」と驚きました。

しかし、第1話のアフレコで第一声を聞いた瞬間に「なるほど」と思いました。種崎さんとは他作品でも共演したことがあり、お芝居はもちろん人としても信頼していますし、種崎さん自身が持つ空気感が私はとても好きなんです。その空気感がチャーリーにマッチしていると感じました。同級生の男子に対してあまり良い印象を持っていないルーシーが、ヒューマンジーという異例の存在だとしても同世代の男性であるチャーリーに興味を惹かれ、親しみを持って話しかける理由がわかります。私の方こそ、チャーリーが種崎さんで良かった!

種崎:うふふ、相思相愛だね(笑)。

――登場人物たちの活躍やストーリー展開はもちろんですが、根本に流れるテーマ性が日本国外でも注目を集める作品だと思います。お二人は、本作を見る方にどんなところに注目してほしいか。また何を感じてほしいと思っていますか?

神戸:おっしゃる通り、テーマ性としていろいろなことに切り込んでいる作品です。問題に対してさまざまな考えがあるというのは現実も同じで、ルーシーがチャーリーと関わることで自分の中になかった価値観を知り、ハッと気づかされる瞬間があるのも、視聴者の皆さんに同じ体験をしてもらえると思っています。

問題の大小に限らず、自分にはない考え方を柔軟に受け入れる力というのは、日常のコミュニケーションでも大事なことですよね。偏見や思い込みに左右されず、尊重し合うことの大切さを知るきっかけとなる作品になるのではないでしょうか。と言いつつもフィクション作品ですので、単純にストーリーを楽しんで、ドキドキワクワクしながら見てほしいです。

神戸光歩
種崎:作品の印象でも言いましたが、ただ見ているだけでも、何かを考えざるを得ない状態にしてくれる作品だと思います。なので、何を感じてほしいとかは明確に伝えずに、見てくださる方にそれぞれの楽しみ方で楽しんでいただいて、そこから見た人同士で作品についての話が広がっていったらいいなと思います。

津田監督とうめざわ先生も仰っていたのですが、“基本はシンプルなボーイミーツガール”なので(笑)。ヒューマンジーと人間のボーイミーツガールだなんてこの作品でしか味わえませんし、関係性は変わらないのに心の距離は変化していくという、チャーリーとルーシーの唯一無二の関係性に、ぜひご注目ください!

種崎敦美
(取材・文:米田果織 写真:吉野庫之介)

 テレビアニメ『ダーウィン事変』は、1月6日よりテレビ東京系列にて毎週火曜24時放送。

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