CANDY TUNE・村川緋杏、自分のことが嫌いだった過去 友人の言葉で“後天的ポジティブ”に
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CANDY TUNE・村川緋杏の1st写真集『the Bibian』より (C)宝島社
――今作を見た方に、受け取ってほしいメッセージはありますか? 直筆のコメントもあり、思いの詰まった写真集だと感じました。
村川:私はHKT48でデビューして今に至るんですけど、その時から王道アイドルというよりもバラエティをめっちゃ頑張っているタイプだったんです。福岡のローカル番組でも、女相撲で先輩を投げ倒すなど、変なことばかりしていました(笑)。でも、ファンの方はそれを面白がってくれて。“王道アイドルじゃない生き方”を応援してくださる方がいたことで、「私は自分らしく生きてもいいんだ」と思わされたんです。
「もっとアイドルらしくないといけない」と自分らしくない服を着たりしていた時期もあったんですけど、アソビシステムに入って、いろんな人に見てもらえる機会がさらに増えてからは、「そこがいい」と言ってもらうことが増えて、自分をもっと認められるようになりました。
私はたまたまそういうチャンスがあったから、今こうしていられますけど、そういうチャンスがないと、みんなが「本当の自分でいいんだ」とは思えない時代なのかなとも思うんです。人の目とか評価とか、可愛いにもいっぱい基準があったりとか。そういうのはちょっと違うなと思っていたので、この写真集が「そうじゃないんだ」と思えるきっかけになれたらいいなと思います。
CANDY TUNE・村川緋杏
――写真集全体の明るい雰囲気からは少しギャップを感じるコメントもあり、意外だと感じました。
村川:実は私は後天的なポジティブで、先天的にはすごくネガティブなんです。小学生時代はネットばかりしていました。でもポジティブに生きた方が自分も楽しいし、周りもすごく明るくなるのがうれしくて、明るく生きるようになったんです。だから、ネガティブな人の気持ちも分かるんですよね。自分を認められない気持ちとか、周りの評価にとらわれる気持ちも分かるからこそ、ポジティブになった私が、そういう子たちのきっかけになれたらいいなと思っています。
――考え方が変わる転機となった出来事について詳しく教えてください。
村川:以前、自分のことを好きになれず、全部を辞めたくなった時期がありました。そんな時に、友達から「私はすごくあなたのことが好きなのに、自分自身のことを嫌いだって言っていたら、私が言っていることを否定していることにならない?」と言われて、「たしかに」って思ったんです。私は今、その友達のことも否定しているし、ファンの方のことも否定していることになるんだと気付いて、そこからめっちゃ変わりました。いろいろな人と関わっているのに、自分が自分のことを嫌いだと周りの人を悲しい気持ちにさせたりするんだ、と思って。すごく自分勝手だったなって。
――素敵なご友人ですね。
村川:そうなんですよ。自分のことを好きになれないのは、自分のためだけに生きていたからだったんです。自分の周りにいるみんなのために生きようと思ってからはすごくポジティブだし、楽しいです。多幸感あふれる自分でいたいなと思っていたら、ハッピーと言われるようになりました(笑)。自己中心的だった自分が、利他的に生きられるようになったんです。自分の幸せというよりも、みんなが幸せでいられることの方が幸せなんだと気付きましたね。
