スーパー高校生・けみお、夢はスーパーアイドル!「日本の光になりたい」<東京ガールズコレクション2014春夏>

ツイッターのフォロワー数が36万人という、並み居る芸能人のフォロワー数をはるかに超えた今話題のスーパー高校生、けみおが1日、東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催された「第18回 東京ガールズコレクション 2014 SPRING/SUMMER」に登場。記念すべき初ランウェイ直後の昂ぶる彼に、直撃取材した。
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「よく聞かれます! 何だろう? 僕はスーパーアイドルを目指す高校3年生なんですけど…よかったらGoogleで調べてください! って嘘です(笑)。でも、ネットのほうが詳しく分析しているので、自分でもびっくりするんですよね」と、自分を取り巻く環境の変化を受け止めていた。けみおがブレイクしたのは、Vineというスマートフォン向けアプリに、学校のあるあるネタの動画をアップしたことから端を発した。瞬く間にその世界観が広がっていき「10月1日に載せて、11月になった時には、フォロワーが10万人に増えていたんですよね」という驚異的な数字を記録。
そして、こうして注目されている状況については「嬉しいというより驚きのほうが大きいです」と本音をのぞかせてもいた。著名になるということには、いろいろなしがらみなどつきまとうことが想像されるが、けみおもいわゆる“芸能人の洗礼”を受けたような出来事があったという。それは「全然1回しか面識ないのに、いきなり連絡がくる人とかもいます。でもそれは黙ってブロックします(笑)」と彼なりの対処方法を教えてくれた。
夢はスーパーアイドルというけみおだが、彼が思うスーパーアイドル像とは――。「日本の光になりたいんです。テレビとかラジオとか雑誌とか、ジャンルには縛られず、いろんなことに挑戦できたらいいな。既存にはない、ニュータイプのけみおっていう人になりたいです」。
来週には晴れて高校を卒業することになる。高校生活での一番の思い出を聞くと、非常に温かいエピソードが返ってきた。「実は僕、5人組で“チャーリーズエンジェル”っていうグループを組んでいるんです。高校の購買でペットボトルを1本10円で買い取ってくれるんですけど、その売り上げのお金で、皆でお昼を食べるとかをやっていて(笑)。エコとかではなく、お金のため、お昼ご飯のための活動が思い出です」。未来のスーパーアイドルは、地道な生活を辞さない、好青年だった。(取材・文:赤山恭子、写真:クランクイン!編集部)