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元AKB野呂佳代、罵倒にもめげない精神力の秘密とは? 目指すは「おにぎり女優」

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 こんなことがあった。それは握手会でのこと。当時から大島優子の人気は絶大で、彼女の前にはファンによる長蛇の列。一方、野呂の前にはたった2人のファンのみ。「その2人が永遠に握手のループをしてくれるので、握手会は常にその2人待ちの状態。でもほかのメンバーのところに並んでいるファンに自分が悲しんでいるところを見せたくなかったので、優子のファンに『今日はどこから来たの?』と声をかけて紛らわせていました。大人のなせる業ですよね」と自虐的に回想する。

 辞めよう、と思ったことも一度や二度ではない。しかしそのたびにチャンスがめぐってきた。「諦めようと思ったときに、新しい何かが必ず訪れる。もう一度やってみようと思うそのサイクルで今まで来ています。でも私はそのチャンスを活かせない。ホームランを打つか空振り三振か、そのどちらかだから」と悔しそうに頭を抱えるが、めげない、負けない、焦らない、この三拍子が野呂の今を形作っている。

 「家に一人でいるときに『あれ?』って急に不安になって泣くこともあります。でもそんなときの駆け込み寺はお母さん。落ち込んでいると、もっと私を追い詰めるようなことを言って発破をかけてくれる。『どうしていつまでアイドル気分なの? 太っているのは仕方がないんだから諦めろ』って。自分のプラス思考はそんなお母さんからきているのかも」と辛らつながらも温かみのある母の姿に嬉しそうだ。

 そんな野呂が抱える夢は昔から変わらず、女優。「10代のころは、20代で若手女優として恋愛ドラマやバラエティに出て、30代で本格的女優として確立されるというイメージがあったけれど、どんどん年齢が押してきていますね。でも方向は少し違うけれど、30歳になってやっと自分がイメージしていた20代像に近づきつつある」と遅まきながらも手応えを感じている。「最終的にはいい味が出せる演技派の女優さんになりたい」と目標を語るが、平凡な表現にハッとしたのか「デッカイおにぎりになりたい。色々な経験や情報でギュッギュッと固めて、固めて。食べたときに美味しいと思われる、おにぎりのような女優さんですね」とサービス精神全開で目標を言い直した

 映画『上島ジェーン ビヨンド』は4月26日より公開。

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