小関裕太、ハタチの決意 子役時代からの“変化”を明かす
「ハタチになったらどう変わるんだろうと考えていた頃もありました。でも19歳のときに、ハタチになったらどう変わるかじゃなくて、それまでに何を培ってきて、実際にその時を迎えたとき、どう変わっているかが重要なんじゃないかと気付いたんです。だから大きかったのは19歳です。ずっと行きたかったNYで初めての一人旅をしたり、写真集を作ったり」。さらに「実は変化という意味では年齢は関係なくて、常に今が大事だとも気付きました」と続けた。
小関といえば、冒頭に挙げた『ごめんね青春!』が記憶に新しいが、2006年から2009年まで出演していた『天才てれびくんMAX』で知っている人も多いはず。その後は活躍の場の多くを舞台に移し、ふたたび映像の世界で躍進し始めた。子役から上手く俳優へと移行したひとりだが、これも常々“変化”へのアンテナを張ってきたからかもしれない。
「子役から大人の役者へ変わるタイミングは難しいとずっと言われてきましたが、気づいたら環境も意識も変わっていました。神木隆之介くんや須賀健太くんとも仲良しなんですけど、みんな知らないうちに俳優と言われるようになったと。僕もそうです。本作でもすごくいい経験をさせていただきましたが、これからもいろいろな方に出会って、影響を受けて、今までにない自分を見つけながら進んでいけたらと思っています」。(取材・文・写真:望月ふみ)
『Drawing Days』は8月8日より渋谷シネクイントにて1週間限定公開。
スタイリスト澤崎
シャツ,パンツ(CYDERHOUSE/Revelations)
靴(BUTTERO/HIGH BRIDGE INTERNATIONAL)