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ランボー 関連記事

  • 映画『ランボー ラスト・ブラッド』場面写真

    スタローンの『ランボー』が完結 “終わらない戦争を生きる男”の終着点

    映画

     6月はずっと『ランボー ラスト・ブラッド』のことを考えていた。より厳密には日本公開が待ちきれず、昨年12月に北米版ブルーレイを輸入して以来ずっと同作のことを考えている。こうもランボーに頭を占拠されることになるとは思ってもみなかったが、それもこれも10年ぶりのシリーズ最新作にしておそらく最終作が、どうにもこうにも変わった映画だったからだ。どこかに…というか、全編を通して至るところに、何か心に引っかかるものがある。その引っかかりがいったい何だったのか、この原稿では考えてみたい。その上で本編のネタを割らないわけにはいかないので、まだ映画をご覧になっていない方は、いまのうちにぜひ劇場に足を運んでから読んでいただきたい。@@cutter 映画館から帰られたところだと思うので、話を始めたい。『ランボー』シリーズを映画ジャンルのどこに位置づけるかと聞かれたら、おそらく多くの人がアクション映画!と答えることと思う。第2作『怒りの脱出』や、続く『怒りのアフガン』を考えれば確かにそれは間違っていない。スーパーヒーロー、ジョン・ランボーが戦場に殴り込みをかけ、並みいる敵をバッタバッタとなぎ倒す。観客はそのさまを目の当たりにして大いに溜飲を下げる。ランボーは概ねいつでも我慢に我慢を重ねて、いつでもクライマックスで壮絶な暴力をさく裂させる。  82年の第1作『ランボー』は主人公がつらい目に遭い、ヤケクソで大暴れした挙句、結局はショボショボと退場する。そんな物語だった。これはかつてのアメリカン・ニューシネマによく見られた構造ではあるけれども、田舎町でいじめられたランボーがいよいよ逆襲に転じる瞬間にははっきりとしたカタルシスがあったものだ。何かしらの危機があり、また主人公がそれを打破して観客がスッキリする。それがアクション・ジャンルに求められる要素であるとすれば、最初の『ランボー』も間違いなくアクション映画ではあった。 @@insert1  あるいは前作『ランボー/最後の戦場』もそうだ。あの映画で、還暦を過ぎたジョン・ランボーは個人的にピンチに追い詰められることは実はなかった。幾人かの登場人物が繰り広げるドラマをどこか遠いところから見ていて、彼らの絶対的な危機にふと現れ、信じられない暴力をふるって事態を解決する。ランボーは主人公のようでそうではない、もはやそれ以上の、何か神のような存在になってしまった。そのことが『最後の戦場』をどこか異様な作品にしていた。とはいえランボーが我慢を溜めに溜めた末、とうとう鬼神のごとき大活躍を見せて、観ているこちらが大満足する…という意味ではまだ『最後の戦場』も、いわゆるアクション映画の範ちゅうにギリギリ収まるものであったとは思う。 @@insert2  そこへ来ての『ラスト・ブラッド』だ。30数年にわたる彷徨(ほうこう)の末、『最後の戦場』のエンディングでやっとアメリカの実家に帰ったランボー。長い長い戦いにこれでようやく決着がつき、その心に負った深い傷もおそらく多少は癒えたのかもしれない。そう思った。@@separator だが実際は何ひとつ解決していなかった。あれから10年、70歳を過ぎたランボーは実家の地下にトンネルを掘り、広大な要塞を築き上げている。かつての敵、北ベトナム軍がやったのとまるで同じことを10年繰り返している。おそらくはいつか敵が攻めてくるかもしれない、という強迫観念が、ランボーにトンネルを掘らせた。ベトナム戦争の終結から40年近くが経過するけれども、主人公にとっての戦争はいっさい終わっていない。やっと祖国に帰り着いて、新しい家族を得ても、ものごとはひとつも良くならないのだ。物語の導入からして、『ラスト・ブラッド』には信じられないような狂気が漂っていた。 @@insert3  そうして今だに心の闇を抱えるジョン・ランボーが奇跡的に得た家族は、しかし最新作の中盤あたりで無残に奪われてしまう。すでに人を超え、暴力の神と化して久しいランボーのことだから、もちろん奪われっぱなしでは終わらない。『ラスト・ブラッド』のクライマックス。今回も我慢を溜めに溜めて、『最後の戦場』で見た以上の、信じがたい暴力を大さく裂させるランボー。しかしここで思わずビックリさせられるのは、耐えに耐えた末の超バイオレンス…という展開に、実はもうカタルシスさえないということだ。70を過ぎたランボーの振るう、常軌を逸した暴力。終わらない戦争を生きる男はとうとうここまで来てしまった。安易な感情移入を拒否する、割と本物の狂気がここにはある。 @@insert4  悪党に攫われた娘を奪還するために、主人公が悪戦苦闘する。そういう意味で『ランボー ラスト・ブラッド』は、たとえば『コマンドー』や『96時間』などの系譜に連なるアクション映画ではあると思う。だが義理の娘はあっけなく死に、後にも先にも身動きの取れなくなった主人公が滅茶苦茶に暴れて、本作は終わる。『ラスト・ブラッド』は、はっきり言えば困惑するしかない映画だ。だが18歳で陸軍に入隊、それ以来絶え間ない戦いを(肉体的にも、精神的にも)続けてきた男の、ひとつの終着点を描いてみせたのがこの作品なのだ。あるいは何も解決することはないのかもしれない。ひたすら暴力に生きた男は引き続き暴力に生きて、いずれ死ぬしかないのだろう。物語にせよ暴力描写にせよ、すべてをあまりに極端な方向に振り切った本作を観ていると、そのように思わざるをえない。『最後の戦場』でなかなか綺麗に終わったジョン・ランボーの物語を再度、しかもだいぶ変な形で再開したシルヴェスター・スタローンの真意について、もう何ヵ月か考え続ける必要がありそうだ。(文・てらさわホーク)  映画『ランボー ラスト・ブラッド』は公開中。

  • 月刊誌『映画秘宝』8月号表紙

    ランボーが表紙! 「映画秘宝」最新号発売 マ・ドンソクらニュー筋肉スターも大特集

    映画

     月刊誌『映画秘宝』8月号(双葉社)が本日発売。最新号では、『ランボー』シリーズ完結作『ランボー:ラスト・ブラッド』公開に向けて、シリーズ徹底解剖や主演シルヴェスター・スタローンのインタビューを掲載するほか、韓国系俳優マ・ドンソクをはじめ、ランボーなき後の筋肉スターを取り上げる。@@cutter 巻頭特集「『ランボー』究極攻略&NEXT筋肉スター世界ランキング2020!」では、『ランボー:ラスト・ブラッド』が6月26日より公開されるのに合わせて、過去4作品を作品論からランボー武装グラビアまで、さまざまな角度から16ページにわたって徹底解剖。またランボーなき後の映画界を支えるニュー筋肉スターも大特集。イチオシマッチョとしてマ・ドンソクのフィルモグラフィーを網羅している。  第2特集は「『日本沈没』クロニクル」。7月9日よりNetflixにて湯浅政明監督のアニメーション版『日本沈没 2020』が配信されるのをうけ、最新アニメ版から小松左京の原作小説まで、『日本沈没』の50年に及ぶ歴史をひもとく。湯浅監督インタビューに加え、『機動戦士ガンダムUC』などで知られる小説家・福井晴敏氏、1973年映画版のメインキャストである藤岡弘、氏、さらに1999年に映画化を目指していたが企画が頓挫した幻のリメイク版を監督予定だった大森一樹氏がインタビューで誌上によみがえらせることに成功。くわえて小松左京の次男・実盛氏の尽力で、自宅から発掘された左京手書きの執筆時メモなど貴重な資料の公開も実現した。  VIPインタビューは、7月10日から公開される音楽映画『WAVES/ウェイブス』のトレイ・エドワード・シュルツ監督を、映画評論家の町山智浩が直撃。深刻でありながら美しい物語の意外な原点が明らかになる。  月刊誌『映画秘宝』8月号は双葉社より発売中。

  • 『刃牙』シリーズの板垣恵介描き下ろしの『ランボー』“バキ風”イラストと、映画『ランボー ラスト・ブラッド』ビジュアル

    “バキ風”ランボーがにらみつける! 『刃牙』板垣恵介の描き下ろしイラスト到着

    映画

     俳優シルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズ最終章となる映画『ランボー ラスト・ブラッド』より、人気コミック『刃牙』シリーズの漫画家・板垣恵介による描き下ろしイラストが到着した。@@cutter 本作では、“伝説の戦闘マシン”、“最強の一人軍隊”という異名を持つランボーの、最後の決戦が繰り広げられる。  イラストには、スタローン演じるランボーが眉間にシワというシワを寄せ、こちらをにらみつける怒りの表情が、バキ風のタッチでインパクトたっぷりに描き出されている。その今にも暴れ出しそうな姿からは、「最後の闘争(たたかい)、開始(はじ)めいッ!」という『刃牙』シリーズにおける試合開始の合図が聞こえてきそうだ。  一足早く本作を鑑賞した板垣は「憤怒と復讐、この2つさえあれば“ランボー”は幾度だって続けられる。だってまだ死んでないもの、今回も!」と、これまでのシリーズで何度も立ち上がってきたランボーに熱い応援コメントを寄せている。  “板垣恵介節”さく裂の気迫に満ちたイラストを使用したポスターは、6月12日より全国の本作上映劇場にて掲出される予定(一部劇場を除く)。  孤独な戦いを経て、祖国アメリカへと戻ったジョン・ランボー。いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれるランボーだが、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族”として穏やかな生活を送っていた。しかしガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるのだった―。  映画『ランボー ラスト・ブラッド』は6月26日より全国公開。

  • 映画『ランボー ラスト・ブラッド』日本語吹き替え版アフレコの様子(上段)武田真治、(下段)ケンドーコバヤシ

    『ランボー ラスト・ブラッド』ささきいさお吹き替え版同時公開決定 武田真治&ケンコバ参戦

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     俳優シルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズの最新作にして最終章となる映画『ランボー ラスト・ブラッド』の日本語吹き替え版が、字幕版と同時の6月26日より公開されることが決定。主人公ジョン・ランボーの声をささきいさお、最大の敵となる極悪兄弟役を武田真治&ケンドーコバヤシが務める。@@cutter これまでもランボーの吹き替えを長年にわたり務め、シリーズを支えてきたささきは、「スタローンを初めて吹き替えたのは『勝利への脱出』だった。鍛え上げた肉体を持つ若きヒーローだが、独特の低音も魅力だった」と振り返る。ランボーについて「初めはナイーブな青年だった。作品を重ねるごとに派手なアクションが売りになり、この『ラスト・ブラッド』でも悪は徹底的にやっつける」と話し、70歳を過ぎてもたくましい体と激しいアクションを見せるスタローンに「見事と言うしかない」と感嘆する。  ランボーと死闘を繰り広げる最大の敵、人身売買カルテルのボスであるマルティネス兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役は、近年NHK『みんなで筋肉体操』でランボー顔負けの肉体美が話題となった武田が担当。洋画の吹き替えは初挑戦となる。武田は「ランボーは、自分が映画に夢中になるきっかけになった作品の一つです。幼少時代、もの凄い衝撃を与えてくれた映画の続編に参加できるのは本当に光栄で、これもひとえに筋肉のおかげだなと思いました」と笑い、「73歳のスタローンの筋肉は本当に凄くて、年齢と筋肉量という観点では世界最高峰だと思います。この映画を観た後は絶対に筋トレをしたくなると思います!」とコメントした。  マルティネス兄弟の弟ビクトル・マルティネス役のケンドーコバヤシは、「普段からランボーには憧れていて、『ケガをしたらウイスキーぶっ掛けて自分で縫って治したい』と思っている」というほどのファン。自らの役どころについては「あまりの悪さに自分でもビックリするくらい低い声が出ました」と話している。  このほか、天涯孤独だったランボーに出来た初めての“家族”であり、育ての親として守ってきた最愛の“娘”ガブリエラ役に、花澤香菜が決まった。花澤は「息をのむような激しい戦いが待っていますが、ランボーと彼女の微笑ましい関係性も今作の魅力の一つだと思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」とメッセージを寄せた。  映画『ランボー ラスト・ブラッド』は6月26日より全国公開。

  • 映画『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)メインカット

    時代に翻弄された『ランボー』とシルヴェスター・スタローンの生きざま

    映画

     『ランボー』と『ロッキー』は、俳優シルヴェスター・スタローンを象徴するシリーズだ。スタローン自身が「ポジティブのロッキー、ネガティブのランボー」と表現するように、アメリカンドリームの『ロッキー』を “光”とするなら、『ランボー』はベトナム帰還兵の心の傷というアメリカの“闇”を題材にした、いわば裏のシリーズとも言える。両者とも決して順風満帆なシリーズではなかったが、時にはファンを落胆、そして熱狂させ、気づけば四半世紀を超えるシリーズとなった。そしてついに迎える最終章『ランボー ラスト・ブラッド』。今回は、紆余曲折のシリーズを振り返るとともに、作品の裏では常に製作に携わってきた“映画人”としてのスタローンの生きざまに迫ってみたい。@@cutter●実は誰も殺さない社会派アクション映画『ランボー』(1982) @@insert1  記念すべき第1作『ランボー』が全米で公開されたのは1982年。『ロッキー』シリーズのヒットにより、すでにハリウッドスターの地位を確立していたスタローンだが、同シリーズ以外のヒットに恵まれず、なんとか新たなヒット作が欲しいとギャラを大幅に下げてまで出演したのが『ランボー』だった。  ベトナム帰還兵のジョン・ランボーは、友人に会うため小さな田舎町を訪れるが、保安官にゴロツキ扱いされ逮捕される。強引な取り調べの中で戦争のトラウマが蘇ったランボーは、警察署を脱走。“一人だけの戦争”を始める。  “ランボーが敵を殺しまくるアクション映画”と思われがちな本シリーズだが、実はこの1作目では、ランボーは直接的には誰も殺していない。戦争という地獄の中で殺人マシーンとして育てられた男が、社会復帰に苦しみ、そのやり場のない怒りと悲しみを激白するラストシーンは、このシリーズが社会派であることの真骨頂と言える。映画は全世界で1億2000万ドル超えの大ヒットとなったが、米国内では同年公開の『ロッキー3』の3分の1の成績にとどまり、それがこのシリーズの路線を大きく変えていく。 ●最低映画のレッテルを貼られた大ヒット作『ランボー/怒りの脱出』(1985) @@insert2  続く『ランボー/怒りの脱出』は、シリーズ最大のヒット作であると同時に、最低映画のレッテルを貼られた作品だ。  ベトナムに捕虜が残されている証拠を撮影する、というCIAの任務を受けたランボーは、見事に捕虜を発見するが、CIAはいないと思っていた捕虜を実際に連れて来たランボーに困惑し、作戦を中止。ランボーは敵地に置き去りにされ、捕えられてしまう。  社会派の側面も強かった1作目から、続編はアクション重視へと路線変更。一見すると文字通り“ランボーが敵を殺しまくる映画”にも見え、大ヒットしたことでさまざまなメディアが本作のパロディーをつくり、一層そんな印象をシリーズに与えてしまった。また、米ソ冷戦時代という背景によって、ランボーの敵はソ連になり、“強いアメリカを表現した作品”というイメージが世界中に広がってしまった。 ●「俺たちが国を愛したように、国も俺たちを愛してほしい」 @@insert3  だが、『ランボー/怒りの脱出』は次の2点で傑作であると言える。ひとつは、裏切られ怒りが頂点に達したランボーが後半で見せる、激しい戦闘アクションが素晴らしいこと。もうひとつは、ベトナム帰還兵の苦悩という社会派の側面を踏襲した、ラストの印象的なセリフだ。  自分を殺人マシーンとして育て上げたトラウトマン大佐から「国を憎むな」と諭されたランボーは、「とんでもない、命を捧げます」と即答した上で、心の叫びを吐露する。「俺たちが国を愛したように、国も俺たちを愛してほしい。望むのはそれだけです」と。ほんの数秒のセリフの中に、ランボーという人間の、そして『ランボー/怒りの脱出』という作品の本質が詰まっている。  公開当時、第2作は“荒唐無稽な殺しまくるランボー”と揶揄(やゆ)された。だが、本作後半のアクションは、戦争しか知らない殺人マシーンがベトナムというホームに戻り、極限の怒りによって“死神”へと変ぼうした姿を忠実に描いているにすぎない。そして、本作におけるランボーの怒りの矛先は、決してベトナムの地で対峙(たいじ)するソ連やベトナムの兵隊ではない。あくまでCIA、母国の自分に対する仕打ちに心の底から怒っているのだ。  素晴らしいアクションとメッセージ性を備え、前作の倍以上の興収成績をあげたが、この年のゴールデンラズベリー賞では最低作品賞を受賞。同年公開の『ロッキー4/炎の友情』とあわせて10部門中7部門受賞という、実に不名誉な作品に祭り上げられてしまった。@@separator●不遇の作品『ランボー3/怒りのアフガン』(1988) @@insert4  第3作は、現実の歴史に翻弄された不遇の作品である。本作でランボーは、アフガニスタンで捕虜として捕まってしまったトラウトマン大佐を救出しに向かうことになる。現実の世界では冷戦末期。映画の中でも、もはやベトナムは関係なくなり、「ランボーVSソ連」というわかりやすい図式が展開される。  冒頭から展開されるアクションの連続は、確かにシリーズ随一の激しさ。スタローンの筋肉の仕上がりも最高潮と言える。だが、前作が酷評されたせいか、ベトナムの“死神”だったランボーは、少年と交流する心優しき男として描かれ、フットボールを愛する男に成り下がってしまった。  さらに本作では、1979年からのソ連によるアフガニスタンへの軍事介入が物語の前提にあったが、映画が公開される10日前になってソ連がアフガニスタンから撤退を開始。図らずも戦争映画としてのリアリティーが損なわれてしまった。さらに不運なことに、劇中ではランボーがアフガニスタンのゲリラ兵、ムジャヒディン(イスラム戦士)らと共にソ連に立ち向かい見事勝利するのだが、現実世界ではソ連が撤退したことでアフガニスタンはその後内戦状態に突入。その結果タリバンが台頭していくことになる。そしてご存知のように、それが9.11同時多発テロへとつながっていく。エンドロールに表示される「この映画をアフガンの戦士たちに捧ぐ」というテロップが、時代と共になんとも皮肉なものになってしまった。  時代に翻弄された『ランボー』シリーズは、ここから約20年作られることはなく、スタローン自身のキャリアもどん底を迎えることになる。 ●映画人スタローンのすごみを見せつけた『ランボー/最後の戦場』(2008) @@insert5  スタローンのキャリアを蘇らせたのは、もう一つの代表シリーズ『ロッキー』であった。2006年、御年60歳となったスタローンが監督・脚本・主演を手がけた『ロッキー・ザ・ファイナル』は、ファンの胸に熱いものを取り戻させ、スタローンがまだハリウッドの第一線で活躍できることを証明してみせた。そして次なる一手を心待ちにするファンの前にスタローンが差し出したのが、20年ぶりの続編『ランボー/最後の戦場』である。これまでも脚本には参加してきたが、この第4作では初めて自ら監督も務めている。  タイの奥地で暮らしていたランボーの前に、国境なき医師団の一行が現れ、虐殺行為が続くミャンマーまでの道案内を頼まれる。一度は断るものの、彼らの熱意にほだされはなんとか送り届けるランボー。だが、一行はミャンマー軍に捕らえられてしまう。今度は傭兵による救出部隊を送り届けるため、ランボーは再びミャンマーに向かうが…。  20年の間にアクション映画は進化し続けており、ベトナム戦争も冷戦時代も過去のもの。さらに主演俳優も明らかな高齢ときている。しかしフタを開けてみれば、そんな不安は消し飛ぶ傑作が完成。劇中で繰り広げる軟弱さのカケラもない圧倒的バイオレンスは、まるでビンタされたかのような衝撃だ。 @@insert6  戦地から逃げようとする傭兵たちに「おれたちのような人間の仕事場はここだ。無駄に生きるか、何かのために死ぬか。お前が決めろ」というセリフは、全てを受け入れた純粋な戦士“ジョン・ランボー”だからこそ言えるもの。老年となってもなお、心の傷と過去を受け入れられていなかった“ベトナム帰還兵ランボー”は、母国のためでも誰かのためでもなく、“自分のために殺す”という運命を受け入れ、真の意味での“戦場の死神”として覚醒したのだ。そんな姿が、徹底したバイオレンス描写のなかに刻まれている。  そして、すべてを受け入れ戦い抜いた男が、裏切られ続けた母国へとついに帰っていくラストシーンは、ファンなら涙なしには見られない、見事なカーテンコール。 “映画人スタローン”の懐の深さを見せつけた作品となった。 ●まさかの復活『ランボー ラスト・ブラッド』(2019) @@insert7  『ランボー/最後の戦場』から10年以上が経過し、突如発表された最新作『ランボー ラスト・ブラッド』。監督は新鋭のエイドリアン・グランバーグ、脚本・主演はスタローンが務める。2人は、シリーズの総括にふさわしいのは、原点に立ち返ることだと決意。第1作『ランボー』の原題は「First Blood」であり、本作はそのアンサータイトルとも言える。1982年の第1作公開から、37年。スタローンは73歳になり、アクションスターとして輝き続けていること自体が奇跡とも言える。キャリアのアップダウンの中で闘ってきたスタローン自身とも重なるランボーの勇姿にこそ、このコロナ禍を乗り越える元気が湧くというものだろう。(文・稲生稔) @@insert8

  • 映画『ランボー ラスト・ブラッド』海外デザイン版特大ポスター

    スタローンの特大サイズポスターも! 『ランボー』フィナーレを飾る特典付き前売券発表

    映画

     俳優のシルベスター・スタローンの代表作のひとつ『ランボー』シリーズ最新作にして最終章『ランボー ラスト・ブラッド』(6月26日公開)より、特典付き前売券の詳細が発表された。@@cutter ベトナム戦争の悪夢にさいなまれながら孤独な戦いを続ける元グリーンベレー、ジョン・ランボーの“最後の決戦”を描く本作。そんなランボーのフィナーレを飾るにふさわしい豪華特典が付く前売券の発売が決定。ファン垂涎の内容が明かされた。  全国の劇場(一部を除く)で販売されるムビチケ前売券(カード)には、「RAMBO(ランボー)」の文字が赤く大きくプリントされたオリジナルマフラータオルが特典として付与される(数量限定・近日発売)。  劇場窓口での発売に先駆けて、セブンネットショッピングでは、海外デザイン版ポスター付ムビチケ前売券(カード)を4月24日14時より特設ページにて販売。ポスターはスタローン扮するランボーの姿が大きく写し出された特大サイズ(W900×H1800)と、ランボーの顔がアップで描かれたB2サイズの2種類が用意され、それぞれ価格が異なる。  さらに同日正午から販売されるムビチケ前売券(オンライン)では、購入者全員の中から抽選で、サバイバルナイフを構えたランボーが力強く睨みつける柄のTシャツ、もしくはトートバッグが当たる。  特典付き前売券の詳細は公式サイトにて。

  • 映画『ランボー ラスト・ブラッド』メインビジュアル

    『ランボー』最終章 スタローン「必ずや観客にシリーズ初の驚きを与える」場面写真9点解禁

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     俳優のシルヴェスター・スタローンの代表作である『ランボー』シリーズの最新作『ランボー ラスト・ブラッド』より、9点の場面写真が解禁。満身創痍のランボーがおなじみの弓矢“コンパウンドボウ”を構える姿や、大迫力の爆発シーンなどを収めている。@@cutter 1982年に始まった映画『ランボー』シリーズの最終章となる本作。第1作目へ原点回帰し、元グリーンベレーで戦闘エリートであるランボーの真骨頂といえる、史上最強の頭脳戦が繰り広げられる。  今回解禁された場面写真には、ランボーがコンパウンドボウという弓矢を構え、力強い視線を向ける姿が。コンパウンドボウは、かつてその矢に爆弾をくくり付け、ヘリコプターを撃墜させたこともある、ランボーの戦闘には欠かせない武器。そんなおなじみの武器を手に、愛する家族を守るため満身創痍で敵と戦うランボーの姿を捉えたものとなっている。  一方、そんな緊迫感あふれる姿とは対照的に、ランボーが故郷アリゾナで営む牧場で愛馬に乗り、養子縁組した娘ガブリエラ(イヴェット・モンレアル)と幸せそうに過ごす様子を切り取ったカットも収めている。  そのほか、実の父親を探すため単身メキシコへ渡るも、人身売買カルテルのメンバーに拉致され恐怖の表情を浮かべるガブリエラ、彼女を拉致した人身売買カルテルのボス、ヒューゴ(セルヒオ・ぺリス=メンチェータ)とその弟のヴィト(オスカル・ハエナダ)がサバイバルナイフを持ち不遜な笑みを浮かべる姿、ランボーが男の喉元をナイフで押さえつけながら、娘の写真を見せて尋問する場面なども。  さらに、ランボーがヒューゴの軍団を迎え撃つため、辺り一面にトラップを仕掛けた牧場でダイナマイトが大爆発するカットもあり、安息の地であったはずの場所で地獄の死闘が繰り広げられることがわかる写真となっている。  果たしてランボーは、メキシコ人身売買カルテルから大切な娘を救出し、家族を守り抜くことが出来るのか。スタローンは「必ずや観客にシリーズ初の驚きを与える」と断言。ジョン・ランボー最後の姿を見届けたい。  映画『ランボー ラスト・ブラッド』は6月26日より全国公開。

  • 映画『ランボー ラスト・ブラッド』本ポスタービジュアル

    ランボー絶叫「俺の怒りを、憎しみを、思い知れ!」 怒りMAXの最終章本予告&ポスター完成

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     俳優のシルヴェスター・スタローンの代表作である『ランボー』シリーズの最新作『ランボー ラスト・ブラッド』より、本予告映像と迫力の本ポスタービジュアルが解禁された。また、本作の公開日が、6月12日から6月26日に変更になったことも発表された。@@cutter 1982年に始まった映画『ランボー』シリーズの最終章となる本作。第1作目へ原点回帰し、元グリーンベレーで戦闘エリートであるランボーの真骨頂といえる、史上最強の頭脳戦が繰り広げられる。  いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー、ジョン・ランボー(スタローン)。孤独な戦いを経て、祖国アメリカへと戻ったランボーは、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族”として穏やかな生活を送っていた。しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転する。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるのだった―。  今回解禁となった本予告編は、40年間さまざまな死闘を繰り広げてきた元グリーンベレーのジョン・ランボーの映像からスタート。そして現在“家族”と幸せに暮らすランボーは、“娘”を守ることを生きる糧とし生活を送っている。そんな中、メキシコに実の父親がいると知った“娘”は、祖母の制止を振り切り単身メキシコへ。人身売買の巨大組織カルテルに囚われてしまう。  「あの子が戻ってこない」とすがる祖母に、「探しに行く」と告げるランボー。たった1人で巨大組織に挑む無謀な姿に続き、「愛する家族を奪われた時、男の怒りは頂点へ」と響くナレーションと、「俺の怒りを、憎しみを、思い知れ!」と絶叫し、カルテルとの壮絶な死闘を繰り広げるランボーの姿が映し出される。  さらに、さまざまなトラップを仕掛け、過去シリーズでも見せてきた頭脳戦を本作でも展開。代名詞でもあるボーガンアクションも登場し、果たしてどんな“最後の血戦”(ラスト・ブラッド)を見せてくれるのか、シリーズ史上最大の戦いを期待させる映像となっている。  本ポスタービジュアルは、怒りとも悲しみともとれる強いまなざしのランボーが、鋭く光るサバイバルナイフを手にした画像に「<家族>への愛を貫くための最後の戦い」というコピーが添えられたもの。ランボーの強い意志が全面に押し出された迫力のビジュアルに仕上がった。  映画『ランボー ラスト・ブラッド』は6月26日より全国公開。

  • 映画『ランボー ラスト・ブラッド』ポスタービジュアル

    『ランボー』ついに完結! スタローン原点回帰の最終章『ランボー ラスト・ブラッド』6月公開

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     俳優のシルヴェスター・スタローンの代表作である『ランボー』シリーズの最新作にして最終章となる映画『RAMBO:LAST BLOOD(原題)』が、邦題を『ランボー ラスト・ブラッド』として6月12日に全国公開されることが決定し、併せて第1弾ポスタービジュアルとショート予告編が解禁された。@@cutter 1982年に始まった映画『ランボー』シリーズ。第1作では、ベトナム帰還兵のランボーがアメリカ北西部の小さな町で孤独な戦いを展開する姿を描き、続くシリーズでは、ミャンマーやカンボジアのジャングルの奥地、アフガニスタンの戦場で、大勢の敵を相手にランボーは激しい戦いを繰り広げてきた。本作では、第1作目へ原点回帰し、元グリーンベレーで戦闘エリートであるランボーの真骨頂といえる、史上最強の頭脳戦が繰り広げられる。  いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー、ジョン・ランボー(スタローン)。孤独な戦いを経て、祖国アメリカへと戻ったランボーは、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族”として穏やかな生活を送っていた。しかし、ガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転する。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるのだった―。  解禁となったポスタービジュアル第1弾は、燃え上がる大地の炎の中、弓矢を弾くランボーのシルエットが浮かび上がっているもの。「元グリーンベレーの真骨頂 史上最強の頭脳線が今、はじまる―」というコピーが添えられ、ランボーがグリーンベレーの戦闘エリートであることを改めて思い起こさせるビジュアルとなった。  併せて公開されたショート予告編は、シリーズの数々の名シーンに続いて現在のランボーが自らの牧場で馬に乗り、穏やかに過ごすシーンからスタート。しかし、孫娘ガブリエラが悲鳴と共に連れ去られると画面は一転、元グリーンベレーのスキルを総動員し、武器を改造し、罠を仕掛け、全身傷つきながらも敵であるメキシコ人身売買カルテルへと孤独な戦いを挑むランボーの姿が描き出される。  ラストには、ランボーの代名詞であるボーガンアクションが、過去のシリーズ映像とオーバーラップして映し出され、シリーズ最終章にしてランボー史上最大の戦いを期待させる映像に仕上がっている。  映画『ランボー ラスト・ブラッド』は6月12日より全国公開。

  • 『ランボー』第5弾の撮影がついに開始!(※『 ランボー 最後の戦場』場面写真)

    今度のランボーはカウボーイ? 第5弾撮影開始でスタローンが初披露

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     72歳のシルヴェスター・スタローンが約10年ぶりにランボーに返り咲く人気シリーズ『ランボー』第5弾の撮影が始まったという。スタローンが自身のインスタグラムにカウボーイ姿のランボーのビジュアルを投稿して、クランクインを報告した。@@cutter カウボーイハットにフリンジのついたパンツ、手袋と、カウボーイの装いに身を包んだスタローン。「今夜、撮影が始まる…!」とファンに報告している。2枚目の写真では、レインコートを身にまとい馬に乗っている。  1982年に始まった『ランボー』シリーズ。ベトナム帰還兵のランボーがアメリカ北西部の小さな町で孤独な戦いを展開する姿を描いた。続いてミャンマーやカンボジアのジャングルの奥地、アフガニスタンの戦場で大勢の敵を相手にしてきたランボー。タイトル未定の第5弾は原点に戻り、故国アメリカで物語が始まる模様だ。  comingsoon.netによると、アリゾナの牧場で働いていたランボーが友人で牧場のマネージャーである女性マリアから、彼女の孫娘がメキシコに行ったきり行方不明になったと告げられる。マリアに代わってメキシコ入りしたランボーは、孫娘の失踪に性奴隷の人身売買組織が絡んでいることを知り、妹を捕らわれた地元のジャーナリストと共に凶悪組織に戦いを挑むという。  ほかのキャストは不明。脚本は海外ドラマ『アブセンシア ~FBIの疑心~』のマシュー・シラルニック。監督はメル・ギブソン主演の映画『キック・オーバー』のエイドリアン・グランバーグが務める。 引用:https://www.instagram.com/officialslystallone/

  • ボリウッドでのリメイクが決まった『ランボー』(82)

    『ランボー』、ボリウッドでリメイク S・スタローンも主演俳優にエール

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     ハリウッドスター、シルヴェスター・スタローンの代表作の一つである『ランボー』シリーズが、インドのボリウッドでリメイクが決まった。インド映画界で頭角を現してきた27歳の肉体派俳優タイガー・シュロフが主演するという。@@cutter Deadlineによると、トム・クルーズ&キャメロン・ディアス共演のアクション『ナイト&デイ』(10)のボリウッド・リメイク『Bang Bang(原題)』でメガホンを取ったシッダールタ・アーナンド(Siddharth Anand)が、監督を務める。  日本劇場未公開の1999年のインド映画『欲望の銃弾』などに出演する俳優ジャッキー・シュロフを父に持つタイガー。ランボーのように格闘技や武術で鍛えた肉体の持ち主で、これまでに出演したアクションロマンス『Heropanthi』などでも全て自身でスタントをこなしたとのことだ。  インド版『ランボー』では、インド軍の精鋭秘密工作隊の最後の生き残りだった主人公が、帰還した故郷で戦いが勃発していたことから、孤独な戦いを繰り広げることになるという。  タイガーはランボーを演じることについて、「彼(スタローン)があのキャラクターを唯一無二のものにした。だから、自分がランボーを演じる時はそれを奪い取るようなことはしたくない。僕達なりの見方でつくっていきたい。模倣するようなことはしたくないんだ」とDeadlineでのインタビューで語っている。  スタローンはインド版『ランボー』の主演がタイガーに決まると、『ロッキー3』の主題歌にかけて「アイ・オブ・ザ・タイガー! 君が作品に全身全霊を注ぐと確信している。決して諦めるな、若者よ!」と、自身のインスタグラムを通じてタイガーにエールを贈った。

  • ライターがすすめるスタローン映画:『ロッキー』シリーズ

    ラジー賞常連からオスカー俳優へ!? いま観るべきスタローン映画

    映画

     かの最低映画賞ラジー賞常連にして、長くその演技を嘲笑されてきたシルヴェスター・スタローン。しかし、2015年の『クリード チャンプを継ぐ男』で、ゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー賞でも本命視されるなどその評価はここにきて高まっている。これまで「筋肉バカ」と揶揄してきたあなたに、スタローンは「人は変われる!」(『ロッキーIV』より)とメッセージを突きつける。そんなわけで、まだ間に合う、観るべき“スタローン映画”をご紹介。@@cutter まずスタローンが自身の人生と信念を余すところなく注ぎ込んだ『ロッキー』、そして同時に創り出したもう1人のヒーロー『ランボー』、さらに2010年代、華麗に復活を果たした『エクスペンダブルズ』の各シリーズはもう義務教育・常識として観ておくレベルであり、ここでは行数を割かない。観る世界遺産。  これらのシリーズを経た後オススメしたいのは、親子の愛・旅・トラック、そして腕相撲と四拍子が揃ったロードムービーの傑作『オーバー・ザ・トップ』。劇中のスタローンよろしく野球帽を後ろに回し、本気印で観ることを推奨したい。Gジャンの袖を千切った“スギちゃんファッション”も見られ、「こんな親父になりたい!」と思うこと請け合いだ。  続いて「お前は病気だ。俺が薬だ」の名台詞が口癖になること必至な刑事ドラマの快作『コブラ』。当時の妻ブリジット・ニールセンをヒロインに配し、男ならかくありたい公私混同ぶりだが、この作品でもマッチ棒をくわえるスタローン独自の美意識を堪能できる。  また、アドベンチャー枠の『クリフハンガー』、脱出モノ枠の『ロックアップ』、さらにSF枠で『デモリションマン』と、全ジャンルを網羅しているのではと思わせるほど幅広く出演しているのもスタローンの特徴の1つ(コメディ枠もあり)。そして既に14年公開の大物共演枠『リベンジ・マッチ』において、名優デ・ニーロを向こうにだいぶいい味を出していたことを記し、本稿の締めとしたい。(文:しるべ寿太郎)  世界唯一のスタローンライター(未確認)しるべ寿太郎オススメのスタローン映画は以下の通り。 『ロッキー』シリーズ 『ランボー』シリーズ 『エクスペンダブルズ』シリーズ 『オーバー・ザ・トップ』(87) 『コブラ』(86) 『クリフハンガー』(93) 『ロックアップ』(89) 『デモリションマン』(94) 『リベンジ・マッチ』(13)

  • スタローンは『ランボー』テレビシリーズに参加しないという

    『ランボー』テレビシリーズ化、S・スタローン不参加で企画に暗雲

    海外ドラマ

     先日、俳優シルヴェスター・スタローンの人気シリーズの1つ『ランボー』が米Foxでテレビドラマ化され、スタローンが製作総指揮として参加すると伝えられたが、スタローンの参加は実現しないという。スタローンの代理人が「報道と異なり、シルヴェスター・スタローンは計画されている『ランボー』テレビシリーズに一切参加しないことにしました」と、Deadlineに伝えたそうだ。@@cutter スタローンは「このプロジェクトに参加する他の皆さんの成功を祈ります」と、製作陣にエールを贈ったという。  イーワン(eOne)とヌイメージ・ミレニアム・フィルムズが手がけるテレビシリーズは、2013年にテレビシリーズ化の計画を発表して以来、スタローンと参加について交渉していたが、契約までに至っていなかったという。  最終的にスタローンが参加しないとのことでFoxでの実現が怪しくなったと、Deadlineは伝えている。テレビシリーズ化では、映画『ダイ・ハード』の脚本家ジェブ・スチュアートと、『エクスペンダブルズ』シリーズのアヴィ・ラーナーが製作総指揮を務め、ランボーを主人公に彼と元ネイビー・シール(海軍特殊部隊)の息子J・Rの親子関係を中心に描くとのことだった。タイトルは『Rambo:New Blood』との仮題が付いていた。  Foxでは現在、『エクスペンダブルズ』のテレビシリーズの企画が進められているが、こちらは伝えられている通り、スタローンが製作総指揮を務めるそうだ。

  • シルヴェスター・スタローン製作で『ランボー』がテレビドラマ化(※『ランボー』(82)の場面写真)

    戦闘アクション『ランボー』、シルヴェスター・スタローン製作でドラマ化

    海外ドラマ

     『ロッキー』と並ぶ、俳優シルヴェスター・スタローンの看板シリーズである『ランボー』が、米Foxでテレビドラマ化されると、The Hollywood Reporterら海外メディアが報じた。スタローンは製作総指揮としてドラマ化に参加するという。出演する予定があるかは、現時点では不明とのことだ。@@cutter 『ランボー』シリーズは1982年の1作目から2008年の『ランボー 最後の戦場』まで、4作が製作・公開された人気戦闘アクション・シリーズ。元グリーンベレー隊員のランボーが、悪を倒すために壮絶な戦いを繰り広げるさまを描く。今年1月にはドイツの映画会社スプレンディッド・フィルムが手がけるシリーズ第5作『Rambo:Last Blood(仮題)』の製作が発表され、スタローンがツイッターで出演することを示唆していたが、映画の方は現在、保留状態にあるという。  今回のドラマ化では、ランボーと元ネイビー・シール(海軍特殊部隊)という彼の息子J・Rの親子関係を中心にしたストーリーになるという。しかし主人公はあくまでもランボーとのことだ。  テレビシリーズの企画は2年ほど前からあり、イーワン(eOne)とヌイメージ・ミレニアム・フィルムズが手がける。映画『ダイ・ハード』の脚本家ジェブ・スチュアートと、『エクスペンダブルズ』シリーズのアヴィ・ラーナーが、スタローンと共に製作総指揮に名を連ねる。スチュアートはドラマの脚本も執筆するそうだ。  Foxでは現在、『エクスペンダブルズ』のリミテッドシリーズも進行中。同ドラマでもスタローンは製作総指揮を務める。

  • スタローンが『ランボー』第5弾のタイトルに言及

    『ランボー』最新作、シルヴェスター・スタローンがタイトルに言及

    映画

     映画『ロッキー』シリーズに続くシルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズ。昨年6月にドイツの映画会社スプレンディッド・フィルム(Splendid Film)が第5弾の製作を発表したが、スタローン自身がツイッターで第5弾のタイトルと作品への取り組みを公言した。@@cutter スタローンはこれまで『ランボー』第5弾についてあまり触れることがなかったが、現地時間12月29日に自身のツイッターで「『LAST BLOOD RAMBO』の後、ギャングのグレッグ・スカルパを描く『Scarpa』をやるよ」と明かした。タイトルについては昨年9月頃から『Rambo:Last Blood(原題)』になると噂されていた。  シリーズ第4作となる映画『ランボー 最後の戦場』(08)は邦題こそ“最後の”と付いているが、原題は“Rambo”。今回、原題に“Last Blood”とあり、シリーズ第1作の原題“Fist Blood”を締めくくる形になることがら、シリーズ最後の作品になるのではないかというのが大半の海外メディアの見方のようだ。また、スタローン自身はタイトルを『Last Blood Rambo』と綴っているが、『Rambo:Last Blood』や『Last Blood:Rambo』となることが確認されたと伝えるメディアも多く、正式タイトルについては製作会社からの正式発表が待たれるところだ。  『ランボー』第5弾は、スタローン自身がメガホンを取るとの噂もあったが、本件について詳細は不明。映画会社の発表ではスタローンが主演と脚本を務め、メキシコの犯罪組織に立ち向かうランボーの姿を描く筋書きになると伝えられた。  スタローンはまた、『ロッキー』シリーズのスピンオフとなり、ロッキーのライバルにして親友のアポロ・クリードの孫を主役にした『Creed(原題)』の撮影のため、フィラデルフィアに行くこともツイッターで明かしている。本作は映画『フルートベール駅で』(14)のライアン・クーグラーが監督、マイケル・B・ジョーダンが主役のアドニス・クリードを演じる。スタローン演じるロッキー・バルボアは、アドニスを一人前のボクサーに育て上げるトレーナーとなる筋書きだ。

  • 『ランボー』シリーズ最新作はスタローンが監督か(※『ランボー 最後の戦場』(08)場面写真より)

    『ランボー』最新作、タイトル決定? スタローンが監督か

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     今年6月にアクション・スター=シルヴェスター・スタローンの人気シリーズ『ランボー』の第5弾が製作されると伝えられたが、スタローンが自らメガホンを取ることを計画し、最新作のタイトルが『Rambo:Last Blood(原題)』になったと噂されている。@@cutter Comingsoon.netが読者の“nopro100”から得た情報として伝えているが、情報元の信ぴょう性は不明。その他の詳細は伝えられていない。『Rambo: Last Blood(原題)』は、オンライン・フラッシュゲームと同名タイトルとのことだ。  情報が正しければ、スタローンは『ランボー 最後の戦場』(08)に続いて、主演、脚本、監督の三役をこなすことになる。現在のところ、スタローン自身からツイッターなどでコメントは出ていないが、Movieholeによると、スタローンが8月に『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のプロモーションでフランスを訪問中に、第5弾の製作を認める発言をしたという。  『ランボー』第5弾はドイツの映画配給会社スプレンディッド・フィルムが権利を取得。スタローンがランボーを再演し、脚本も書き上げたと伝えられていた。『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』のアヴィ・ラーナーが、ミレニアム・フィルムズのもとで製作を務めるという。

  • スタローンの代表作『ランボー』第5作目が始動!(第4作「ランボー/最後の戦場」場面写真)

    ランボー復活! シルヴェスター・スタローン主演・脚本『ランボー5』製作へ

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     今年で68歳になる現役アクションスター=シルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズが帰ってくるそうだ。ドイツの映画配給会社スプレンディッド・フィルムが発表したという。@@cutter Comingsoon.netによると、スプレンディッド・フィルムが本作の権利を獲得。ドイツ語による発表では、スタローンが『ランボー 最後の戦場』から6年ぶりにタイトルロールに復帰、脚本もすでに執筆したという。最新作でランボーは、メキシコの犯罪組織に立ち向かうそうだ。  「脚本も担当した主演のスタローンは、新作『ランボー』を『ノーカントリー』のランボー版と表現しています。前作のように『ランボー5』の製作は、アヴィ・ラーナー(『エクスペンダブルズ3』が務めます」と、声明では発表されているとのこと。  前作『ランボー 最後の戦場』(08)では監督も務めたスタローンだが、新作でメガホンを取るとは伝えられていない。プロデューサーのラーナーは、『ランボー』や『エクスペンダブルズ』シリーズでスタローンとは旧知の仲。昨年8月には『ランボー』のテレビシリーズ企画に関わっていると伝えられていた。  2009年にも『ランボー』続編企画のウワサがあったが、当時出回っていた筋書きでは、北極圏の科学実験場で生まれた凶悪な人間らしきものとランボーが戦うという内容だったらしい。そういう点では最新作からSF的な要素が拭い去られたが、それでも今度のランボーが再び血みどろの戦いを強いられることに間違いはないようだ。  ほかのキャストや監督、撮影開始や公開予定日など詳細は不明。スタローン自身は今年初め、ランボーを再演したいと言いつつも、その実現について懐疑的なコメントを残したと、Digital Spyでは伝えている。  現在のところ、スタローンからツイッターなどで本件についてのコメントは出ていないが、近々本人から何らかの発表があることに期待し続報に注目したい。

  • 第1作「ランボー」

    ブーム再燃!?おやじアクションスター、S・スタローン「ランボー」30年の歴史をフォトで振り返る

    映画

     ブーム再燃!? おやじアクションスター、シルヴェスター・スタローン主演作にしてアクション映画の金字塔「ランボー」シリーズをフォトで振り返る。

  • まだまだ続けたい!

    S・スタローン激白「ランボー」殺さなかったのはシリーズ続けたいから

    映画

    おやじアクションスターとしてブームが再燃しているシルヴェスター・スタローンが「ランボー5」について語っている。@@cutter Winnipeg Free Pressによると、スタローンは「どうしても『ランボー』映画を撮りたい」と製作に並々ならぬ意欲を燃やしているそう。さらに次回作は「アリゾナの国境にいて、メキシコに行かざるを得ない状況になる。ランボーはメキシコ人を好きでないようだ」と構想を明らかにしている。 「ランボー」はデヴィッド・マレルの小説「一人だけの軍隊」が原作になっているが、小説と映画版のエンディングは異なっている。ラストを変えた理由は、スタローン曰く「シリーズ化したかったから」。クエンティン・タランティーノからは「ランボーを殺すべきだった」と言われたが、こう答えたそう。「クエンティン、お前って奴はバカだな。続編をもっと作りたいんだよ、ブラザー」。

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