アンナ・カレニナ〈1935年〉

【解説/みどころ】
ロシアの文豪トルストイの代表作を完全映画化。謎に包まれた美の女神、ハリウッドが誇る伝説のスター、G・ガルボが、匂い立つような美しさで主演した文芸作品の名作だ。近衛連隊の青年将校ウロンスキーは、友人の妹アンナ・カレニナを紹介され、あまりの美しさに呆然。彼女が人妻であることも忘れて、熱い恋心を打ち明ける。初めはたじろぎ彼から逃げようとしたアンナもいつしか心動かされ、醜聞も恐れず彼の胸に飛び込んだ。“妻”よりも“母”よりも“女”であることを選んだアンナの恋の道行きが、美しくも哀しい。ラスト、走り来る汽車の前に身を投げたアンナを悼むように鳴り続ける踏切り音が、胸に残響する。
- キャスト
- グレタ・ガルボ/ フレデリック・マーチ/ フレディ・バーソロミュー/ モーリン・オサリヴァン/
- スタッフ
- 監督: クラレンス・ブラウン 脚本: クレメンス・ダン サルカ・ベルテル S・N・バーマン 原作: レオ・トルストイ
- 上映時間・制作年
- 93分/1935年
- 制作国
- 米
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