山田涼介、20代最後の年に本格ラブコメ初挑戦 ヒロイン・芳根京子とタッグ
Hey! Say! JUMPの山田涼介が、4月スタートのドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』(テレビ朝日系/毎週土曜23時30分)に主演することが発表された。不器用なオトナの初恋ラブコメディーで、ヒロイン役は女優の芳根京子が務める。
【写真】山田涼介×芳根京子共演、映画『記憶屋』場面カット
本作は、『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)や『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)などの田辺茂範が脚本を手掛けるオリジナル作品。本当の恋を知らないまま大人になった不器用すぎる2人の《遅すぎる初恋》をテンポよくコミカルに描き出す。
山田が演じるのは、ビールメーカーで営業職に就いている丸谷康介。整った可愛らしい顔立ちと人懐こい性格で幼い頃から人気者で、“可愛い”を最大の武器に仕事も恋も求められまくりの”受け身“人生を謳歌していた。ところが30歳を目前に、自分の可愛いが永遠には続かない…すなわち《俺の可愛いには消費期限がある》という衝撃の事実に気づく。最大の武器を失ったどん底の康介は、ついに“受け身”の人生と別れを告げて一歩を踏み出すことに。そして、本当の意味での《初めて》の恋をすることになる。
そんな康介の恋のお相手で、26年間恋愛経験ゼロの通称“ロボット女”真田和泉を演じるのは、芳根京子。幼い頃のある体験から《自分は脇役》の人生と考えて生きてきた和泉は、あまり人と関わらない商品開発部で研究職として働いていたが、ある日、営業部へ異動になり康介とコンビを組むことになる。自分が「誰かに選ばれることはない」という頑なな思いから恋愛には手を出さず生きる和泉にとっては康介のキラースマイルも効力ゼロで、あっさりスルーするのだが…。
『セミオトコ』以来3年ぶりのテレビ朝日系ドラマ主演となる山田は、「僕は今年29歳になるんですけど、こういうド直球のラブコメはあまり経験がなかったので、『20代最後に来たか!』と、ちょっとワクワクしています。物語の本筋ではないところで“恋愛”が描かれる作品はありましたし、『セミオトコ』というドラマもラブストーリーだったんですけど、僕が人間ではなくセミだったので(笑)、今回のように“人と人の恋”に本筋を置いたラブコメは、初めてだと思います」とコメント。芳根は「ラブコメというジャンルの経験があまりないんですが、正反対の康介と和泉がどういう風に変化していくのか楽しみで、ワクワクしています」とし、「和泉の心情の変化を丁寧にくみ取って、繊細に、大切に演じていきたい」と語っている。
山田と芳根は、映画『記憶屋 あなたを忘れない』(2020年)に続く2度目のタッグで、ドラマでは初共演。山田は芳根について「お芝居がものすごく上手なので、もう一度芳根さんとタッグが組めることにすごく安心感がありますし、お互いに安心してお芝居を楽しめるんじゃないかなと思います」と話し、芳根も「康介という役は山田さんだから成立するな、と思いました。以前ご一緒させていただいた時は、私が重いものを抱えている設定で毎日苦しかったんです。でも山田さんが助けてくださって救われました。お互いなんとなくお芝居への向き合い方がわかっているのかなと思うので、安心して臨めますし、支え合えたらいいなと思います」と、互いに全幅の信頼を置いて共演に臨む。
ドラマ『俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?』は、テレビ朝日系にて4月より毎週土曜23時30分放送。