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『鎌倉殿の13人』後鳥羽上皇役に尾上松也 義時の「“ラスボス”と言っても過言ではない」

ドラマ

 俳優の尾上松也が、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)に出演することが発表された。後白河法皇の孫で、その誇りが義時(小栗旬)に牙をむく、文武に秀でた偉大なる帝王・後鳥羽上皇を演じる。大河ドラマ出演は5回目となる。

【写真】大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で後鳥羽上皇を演じる尾上松也

 本作は、平安時代末期、伊豆弱小豪族の次男坊の出身でありながら、源頼朝(大泉洋)と北条政子(小池栄子)の結婚をきっかけに運命の歯車が回り始めた北条義時の半生を描く。脚本は三谷幸喜。

 松也は役柄について、「今回の物語では後鳥羽上皇は義時に対しての最後のボス、“ラスボス”と言っても過言ではないと思っております。義時に対して挙兵しまして、最終的には敗北してしまうわけですけれども、最後の大きな壁として義時に立ちふさがり、そして後鳥羽上皇を超えて義時が君主として世を治めていくということになります。物語の中ではとても重要な役どころと思っておりますので、これからどんどん役を掘り下げて深めていきたいと思っております」とコメント。

 さらに、出演のオファーを受け、「小栗旬さんがこの大河ドラマに主演されると聞いたとき、普段から仲良くさせていただいている身として非常にうれしくて、ドラマを楽しみにしていたところもあります。ちょうど小栗さんがこのドラマの出演が決まったときに、たまたま電話でお話しさせていただく機会があり、『“鎌倉殿の13人”で何か一緒にやりたいね』なんて話も実はしていました。でも13人の中に私の名前はなく、正直憤りを感じていたわけですが(笑)、まさか最後の最後に後鳥羽上皇としてお話をいただけるとは思ってもいなかったので、非常にうれしかったです」と喜びを口にしている。

 そして、「今回の大河ドラマの楽しみは何と言っても、三谷幸喜さんの脚本ということで、いつもと違う切り口で義時を描いていらっしゃると思います。個人的に仲良くさせていただいている役者さんもたくさんいらっしゃいますので、その一員になれたことはすごくうれしいですし、楽しみです。みなさんがどのように作品を盛り上げるのかというのをいち視聴者として楽しませてもらいながら、最終的には自分もその一員になれたらなと思っております」と期待を寄せた。

 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、NHK総合ほかにて放送中。

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