＜第45回日本アカデミー賞＞鈴木亮平が最優秀助演男優賞 「役所広司さんに感謝したい」
映画
「第45回日本アカデミー賞授賞式」が11日、都内で開催され、『孤狼の血 LEVEL2』の鈴木亮平が最優秀助演男優賞を受賞。初の受賞となった鈴木は「いやーすごいですね」と感無量な表情を浮かべると、第1作目の主演を務めた役所広司への感謝を述べた。
【写真】鈴木亮平が演じた組長・上林成浩が恐すぎる！
『孤狼の血 LEVEL2』は、柚月裕子の同名小説を映画化し、第42回日本アカデミー賞で12部門の優秀賞を受賞するなど高く評価された『孤狼の血』の続編。鈴木は、松坂桃李ふんする日岡秀一の最恐の敵・上林組組長・上林成浩を演じた。
最優秀賞受賞を聞いた鈴木は「本当にありがとうございます。自分一人では決していただけないもの。この作品に関わった方、ロケに協力いただいた方、すべての方に感謝したいです」と深々と頭を下げる。
さらに鈴木は「感謝したい人だらけなのですが、1作目の主演を務められた役所広司さん。正直現場は役所さんがいないというプレッシャーがあったのですが、そのプレッシャーが良い緊張感を生み、それがプラスの効果になりました」と役所の存在感の大きさが、いい意味で作品の原動力になったと明かす。
最優秀賞のブロンズをまじまじと見た鈴木は「いやーすごいですね」としみじみ語ると「思い返せば映画を観るのが好きでスクリーンの世界に入りたいと思った子どもの頃、そして18歳でお芝居の世界に入りました。そこからはたくさん迷惑をかけて、たくさんの方に助けていただいて、今日こうした評価をいただくことができました。今日はその方たち、一人一人の顔を思い出しながら過ごしたいと思います」と受賞をかみしめていた。
■優秀助演男優賞（★は最優秀賞受賞者）
★鈴木亮平『孤狼の血 LEVEL2』
阿部寛『護られなかった者たちへ』
堤真一『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
仲野太賀『すばらしき世界』
村上虹郎『孤狼の血 LEVEL2』
