藤井 風、映画『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』メインテーマを担当 楽曲入り予告編解禁
関連 :
映画監督の河瀬直美が手掛けた映画『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』のメインテーマ曲を、ミュージシャンの藤井 風が担当することが発表。藤井が手掛けたメインテーマ入り予告編映像が解禁された。
【動画】藤井 風によるメインテーマ入り『東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B』予告
東京五輪の公式記録映画である本作は、アスリート側の目線で描く「SIDE:A」と、アスリートを支えた人々の視点で描く「SIDE:B」の2本で構成されている。撮影は750日、トータル5000時間にも及んだ。
今回、本作のメインテーマ曲を藤井 風が担当することが決定。河瀬総監督は、藤井の存在感や歌唱力、そしてコロナ禍でデビューしたという経緯も含め、運命的なものを感じ、『東京2020オリンピック』という作品を一緒に創ってもらえないかとオファーした経緯を語っている。
藤井は「河瀬直美監督の美しく繊細な描写は本当にたくさんのインスピレーションを授けてくださいました。このドキュメンタリーで監督が描かれている光と影、そして人生の勝利とは何かという問いに導かれるように姿を現してくれたのが、メインテーマの“The sun and the moon”という曲になります」とコメント。
そして「このドキュメンタリーを目にする方々、そしてこの記録映画が捉えた時代の歩む先が、光の方でありますように」と語っている。なお、藤井は劇中の音楽制作にも初めて参加している。
そのメインテーマ曲を使用した、90秒の予告編映像も解禁。アスリートや非アスリートたちの様々な表情が映し出されており、本編への期待を抱かせる映像と楽曲になっている。
『東京2020オリンピック SIDE:A』は6月3日より、『東京2020オリンピック SIDE:B』は6月24日より全国公開。
コメント全文は以下の通り。
■藤井 風コメント
2020年にデビューして、そしてその年に予定されていた東京オリンピック記録映画の音楽を担当させていただくという大変光栄なお話をいただきました。映像に音楽を添える、映像にインスパイアされた音楽を作るという経験は初めてでしたが、河瀬直美監督の美しく繊細な描写は本当にたくさんのインスピレーションを授けてくださいました。
このドキュメンタリーで監督が描かれている光と影、そして人生の勝利とは何かという問いに導かれるように姿を現してくれたのが、メインテーマの“The sun and the moon” という曲になります。
このドキュメンタリーを目にする方々、そしてこの記録映画が捉えた時代の歩む先が、光の方でありますように。
■河瀬直美総監督コメント
コロナ禍でデビューした藤井 風。その運命、その宿命。彼は、必ず歴史に名を遺す人になる。存在感と圧倒的な歌唱力と天性のものが融合して、誰でもない誰か… 確固たる「藤井 風」がそこにある。だからこそ、いろんなものを取っ払って、垣根なく、平和を歌う人であれるはずだ。
「藤井 風」という強く優しいきらめきが、今回のオリンピック映画のひとつの灯火になるはずだと確信して、一緒にこの作品を創ってもらえないかとお話しました。
アスリートたち、彼ら彼女らを取り巻く人々、そしてこの未曾有の事態を共に経験した全ての人々の想いに寄り添う彼のピアノと歌声が、スクリーンのもっと外へ、もっと先へ、この物語を続けてゆきます。