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ディーン・フジオカ、バディ役の岩田剛典は「母性本能をくすぐる技術が進化した」

映画

映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』完成報告会の様子
映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』完成報告会の様子 クランクイン!

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新木優子

広末涼子

村上虹郎

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小泉孝太郎

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 俳優のディーン・フジオカと岩田剛典が12日、都内で開催された『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』完成報告会に登壇。バディを組む2人が久々に共演した感想を明かした。

【写真】ディーン&がんちゃん、トーク中も仲良し度満点

 本作は、世界的探偵小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案とし、ディーン演じる誉獅子雄と岩田演じる若宮潤一が唯一無二の名探偵バディとして数々の難事件を解決する、2019年10月期に放送されたドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)の劇場版。ホームズシリーズ最高傑作の呼び声高い『バスカヴィル家の犬』をモチーフに、2人が不気味な島に住む華麗なる一族の闇に迫る。報告会には、佐々木蔵之介、新木優子、広末涼子、村上虹郎、小泉孝太郎、稲森いずみ、椎名桔平、西谷弘監督も出席した。

 ディーンは本作の試写を映画館で見たそうで「圧倒的な没入感でした」と手応えを明かし、「豪華なキャストの皆さんが演じる魅力的なキャラクターが織りなす、厚みのある物語も魅力の一つになっています」と凛々しい表情。一方、岩田は「ドラマから約2年半ぶりにパワーアップして、映画として帰ってきました。重厚感のあるエンタメとして万人に届けられる作品ができました」とあいさつし、「久しぶりの西谷組の現場はとても楽しかったです」と笑顔を見せた。

 今回、獅子雄と若宮のバディが久々に復活したが、岩田は「撮影に入る前のリハーサルで久しぶりにディーンさんとお芝居した時、ブランクがあるはずなのに最初の段階からすんなり若宮に戻れて。それはディーンさんのおかげ。あの時の阿吽の呼吸みたいなものは、まだ生きていたなと感じました」とディーンに感謝。すると、ディーンは「がんちゃん(岩田)の母性本能をくすぐる技術が進化したなと思いました」とぶっちゃけ、「普段のがんちゃんは思慮深くて抑制が効いてるんですけど、若宮としてお茶目なことや失敗する姿がすごく可愛い。だから見ていて『頑張れ』っていう気持ちになり、自分の中にも母性本能があるんだなと思いましたね」とニヤリ顔で打ち明け、岩田を照れ笑いさせていた。

 また名バディの秘訣を問われると、ディーンは「最初が肝心なのかも。今だにがんちゃんに初めて会った時のことははっきり覚えていて。その時は映画化が決まってなくて、ドラマの展開も分からない中でしたが、いきなり僕が『がんちゃんって呼んでいい?』と聞いて。あの時、僕が間違って『いわちゃん』って呼んでたら、こうはなってなかったかもしれない」と言って笑いを誘うと、岩田は「お互い役者もやりつつアーティスト活動もやってることもあり、現場で多岐にわたっていろんなお話をさせていただいて、僕もすごくシンパシーを感じて。なので、こういう形で本日を迎えられて嬉しく思います」とディーンとの縁に感謝していた。

 映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』は6月17日より全国公開。

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