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ディーン・フジオカ「最高のバディ」、岩田剛典「大切な出会い」互いへの思い

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『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』初日舞台あいさつにて
『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』初日舞台あいさつにて クランクイン!

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 俳優のディーン・フジオカと岩田剛典が17日、都内で開催された『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』初日舞台あいさつに登壇。バディ役を演じた2人が、互いに感謝の言葉を贈り合った。

【写真】広末涼子、華やかなピンクのミニスカワンピで登壇 イベントの様子

 本作は、世界的探偵小説『シャーロック・ホームズ』シリーズを原案とし、ディーン演じる誉獅子雄と岩田演じる若宮潤一が唯一無二の名探偵バディとして数々の難事件を解決する、2019年10月期に放送されたドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)の劇場版。シリーズ最高傑作の呼び声高い『バスカヴィル家の犬』をモチーフに、2人が不気味な島に住む華麗なる一族の闇に迫る。イベントには広末涼子、小泉孝太郎、椎名桔平、西谷弘監督も出席した。

 上演後に行われたイベント。満員の観客を前にディーンは初日を迎えた今の気持ちを聞かれ、「特別な日を迎えられたことを心からうれしく思います」と爽やかな笑顔を見せ、「普通、謎解きは迷路のように道筋を探っていくけど、この作品はあやとりのよう」とアピール。岩田は「今日を待ちわびていました。感激しています」と感慨深い表情を見せ、愛ゆえに罪の連鎖が起きる本作での登場人物の“愛の形”について、「試写が終わった後は、なかなか椅子から立てなかった。家族愛や師弟愛などいろんな愛があって、ちょっとしたボタンの掛け違いで全てが変わってしまう悲しい物語です。登場人物、誰かしらに感情移入してご覧になっていただけると思う」と打ち明けた。

 西谷監督はディーンと岩田の俳優としての魅力を聞かれると、「孤高でちょっとした笑いを誘うようなところに異様な情熱をかける。孤高と人を喜ばせたいというギャップが共通した魅力」と告白。また、広末は「とにかく男性陣がかっこいい。岩ちゃんのリアクション芸のキュートさ、ディーンさんのセクシーな派手な部屋着から始まりロングコートとか、お腹いっぱい。いろんな男性の美しさを見せてもらえた感じで、美意識や映画の重厚感などいろんな贅沢を味わわせてもらえる」とアピールした。

 終盤には犬の鳴き声にちなみ、大切なものナンバー「ワン」を発表する一幕も。岩田は「この作品と出会えたこと」と答え、「名実ともにバディでもあるディーンさんとの出会いもそう。作品が終わったあとも交流が続く人はなかなかいないけど、すごくリスペクトできる先輩に出会えたのはこの作品のおかげ。大切な出会いに感謝しています」としみじみ。ディーンも「この作品やがんちゃんとの出会い、ご縁ですね」とニッコリ。

 また、お互いバディとして伝えたいことを問われ、岩田が「ディーンさんは背中で語る男。内で燃えたぎる情熱が誰よりもめちゃくちゃある。そんな人とお仕事できた経験が何よりも刺激になりました。心から感謝しています」と頭を下げると、ディーンは「一緒に前に進める仲間と出会いたいなと思って日本で活動を始めた。岩ちゃんの言葉はなかなか気軽に言えることではないと思う。そういう言葉をいただけたこと、岩ちゃんという最高のバディと出会いがあったからここまでたどり着くことができたと改めて確信しました」と真摯(し)な表情を見せ、岩田に感謝していた。

 映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』は公開中。

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