ダウンタウン「31年ぶりの漫才」 松本人志が“絶対やらない”と決めていたこと
ダウンタウンの松本人志が、13日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系/毎週金曜22時)に出演。4月に披露して大いに話題になったダウンタウンとして31年ぶりの漫才について、“絶対やらない”と固く決めていたことを明かした。
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松本とゲストが酒を酌み交わしながら、さまざまなトークを繰り広げるこの番組。この日の放送では、千鳥のノブが投げかけた「影響を受けた人はいますか?」という話題から、4月3日の吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」にて、ダウンタウンが31年ぶりに披露した漫才に言及。「震えながら見てた」というノブは、「あえて影響を受けよう」と、松本の相方・浜田雅功が舞台上で履いていたエアジョーダンの同じモデルを博多華丸・大吉の大吉と共にその足で購入しに行ったことを明かした。
ここでゲストのサバンナ・高橋茂樹が口を開き、「お酒の勢いで聞いていいですか? ダウンタウンで漫才をしようってのはいつ決まったんですか?」と質問。これに松本が照れくさそうに「やっぱりあれちゃうかな…。(お笑いコンビ)おぼんこぼんさんのことはあるかもしれない」と答え、一同は驚きの声をあげた。
長らく不仲が続いていたおぼんこぼんを、『水曜日のダウンタウン』(TBS系/毎週水曜22時)が“解散ドッキリ”企画をきっかけに密着。一時は解散すん前までいった2人だったが、昨年の秋、こぼんの娘の結婚式で仲直りし、多くの人の感動を呼んだ。松本はそのときの2人を目の当たりにし、「やっぱちょっとかっこいいなあって。2人でしゃべるのってかっこいいなって」と思ったことを回想。思わぬ事実に、ノブの相方・大悟も「今、テレビの向こうで僕らぐらいおぼんこぼんさん『ええっ!』って(驚いてる)」とコメントして笑いを誘う。
松本は漫才をすると決断して以降、1人で黙々とネタを考えていたと明かしながら、「一個言わしてもらうなら、絶対に時事ネタはやらない」と固く決めていたことを明かす。「あそこで何年ぶりに舞台に立って、時事ネタをやるのは俺のプライドが許さなかったというか」と漫才師としての矜持を語った。
「時事ネタやればウケるじゃない? あそこで浜田がバンッて叩いてきて、(アカデミー賞授与式でのビンタ騒動で当時注目を集めていた俳優)ウィル・スミスを出してきたらそりゃウケるし、広げることはできるけど、それはすごく陳腐じゃない…?」と、ほぼアドリブの掛け合いだった漫才について、一つだけ決めていたことを明かした。