町田樹、オリジナル番組アワード2年連続受賞 スポーツとアートの共通性語る
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元フィギュアスケーターの町田樹が21日、都内にて開催された「第12回 衛星放送協会 オリジナル番組アワード」授賞式に出席。2年連続で表彰を受けた町田が、今後の番組作りに対する意気込みを語った。
【写真】ピンクのジャケットにボルドーのシャツ&ネクタイで登場した町田
同アワードは、一般社団法人衛星放送協会が、会員社によって制作された優れた番組や話題性のある編成企画、番組宣伝、広告事例を表彰。町田は「町田樹のスポーツアカデミア 【特別編】 ~アーティストとアスリートの身体・精神論~ 音楽家 反田恭平」にて、番組部門文化・教養最優秀賞に選出された。その他の受賞者として、坂本浩一、眞島秀和、山本千尋、軽部真一も登壇した。
町田は「『町田樹のスポーツアカデミア』は、今年で3年目を迎えたスポーツ教養番組です。私が元フィギュアスケート競技者で現スポーツ科学の研究者ということもありまして、元アスリートとしての実践的観点と、研究者的観点、この両方を大事にしながらスポーツを多角的に探求していく、というのが本番組のメインコンセプトになっています」と説明。
番組内では、ピアニスト・反田恭平とピアニストとアスリートとの共通点について対談。町田は「従来、ピアニストを始めとするアーティストとスポーツ競技を行うアスリートはまったく別の種族だと考えられてきました」とした上で、「しかし果たして、本当にそうでしょうか。反田さんとの対談によって、フィジカルやメンタルのみならず、教育やビジネスといった側面についてもスポーツとアートの間には数多くの共通性を見出だせることが明らかとなりました」と対談によって得られた気付きを明かした。
また「この番組は大変ありがたいことに、昨年度もオリジナル番組アワード審査員長賞を受賞したので、今回で2回目になります。実はこの反田さんとの番組も、昨年度のアワード受賞を記念してJ SPORTSが特別につけてくれた番組予算で制作したものになります」と告白。
さらに「昨年の夏に東京オリンピックが閉幕したこともあって、世間のスポーツに対する熱はずいぶんと落ち着いてきた感があります。ですがスポーツ界にはまだまだ考えていかなければならない問題が山積しています。今回の受賞を励みに、そうした問題にこれからも深く切り込んでいけるような番組を制作し、最先端のスポーツ情報を社会に発信し続けてまいりたいと強く考えております」と、今後の意気込みを口にしていた。
「第12回 衛星放送協会 オリジナル番組アワード」授賞式、主な受賞者は以下の通り。
<番組部門 バラエティ 最優秀賞/グランプリ>
「24時間まるごと 坂本浩一の特撮アクション」より坂本浩一、山本千尋
<番宣部門・編成企画部門 最優秀賞>
連続グルメドラマ「#居酒屋新幹線」より眞島秀和
<番組部門 文化・教養 最優秀賞>
「町田樹のスポーツアカデミア 【特別編】 ~アーティストとアスリートの身体・精神論~ 音楽家 反田恭平」より町田樹
<特別表彰>
「日曜邦画劇場1000回記念特別番組」より軽部真一