『家庭教師のトラコ』第2話 トラコ、いじめられっ子に“5千円の使い道”をレクチャー
女優の橋本愛が主演を務めるドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系/毎週水曜22時)の第2話が27日の今夜放送される。
【写真】橋本愛がアクションシーンも披露 『家庭教師のトラコ』第2話場面カット
脚本・遊川和彦×プロデュース・大平太の『家政婦のミタ』コンビが今作で新たに描くのは、謎の家庭教師トラコが、年齢も抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子供を救う個別指導式ヒューマンドラマ。橋本が演じるトラコは「合格率100%を誇る謎の家庭教師」。また、中村蒼が、公私ともにトラコの世話を焼く幼なじみでありパートナーの福田福多役を務める。
■第2話あらすじ
トラコ(橋本)は、智代(板谷由夏)の営む定食屋のレジから息子・高志(阿久津慶人)が5千円札を抜き出すところを目撃。しかし智代に告げ口することなく、高志と2人になると「君は何が知りたいのかな?」と問いかける。「何で言わなかったの?」と質問する高志に「5千円を何に使うか知らないから、まだ」と答えるトラコ。実は高志はいじめっ子たちからカツアゲされていることを知ったトラコは「一緒に行ってやる」と、高志を連れて課外授業へ出掛ける。
その頃、息子がいじめらていることを知らない智代は、元夫・満男(丸山智己)から「私立に合格しなかったら高志の親権は渡してもらう」と念を押されていた。
高志を連れていじめっ子たちの前に現れたトラコは、説教するかと思えば、ただカツアゲした金を何に使うのか尋ねる。その使い道がスマホゲームの課金だと分かると「ダメだ、こいつらに金を渡しちゃ」と高志に告げ、さっさと1人で先に帰ってしまう。結局いじめっ子たちに5千円を渡してしまう高志。トラコはそんな高志に「あの5千円は、本当はどう使われれば良かったのか考えてみようか」と宿題を出す。
一方、中村家では、トラコが来るなり知恵(加藤柚凪)が飛んできて「早くお勉強しよう」と大張り切り。それを見た母の真希(美村里江)は娘の成長に満足そう。さらに上原家にやってきたトラコは、言い訳ばかりして勉強しない守(細田佳央太)に「本当は何かやりたいことがあったりして?」と迫ったり、母・里美(鈴木保奈美)に夫の銀行から10億円融資してくれと頼んだり、不可解な行動をとる。
そんな2人の子供とは違って貧乏な定食屋の息子である高志をなぜ教える気になったのか?と尋ねる福多(中村蒼)に、トラコは「あそこの角煮定食がうまいからさ」と答えるのだった。
再び高志の家にやってきたトラコ。“カツアゲされた5千円は何に使えばよかったのか?”。高志の出したいくつかの答えに「全然面白くない」とダメ出しばかり。そんなトラコに嫌気が差した高志は「もう家庭教師なんかいらない」とトラコをクビにしてしまう。さらに智代にまでイラ立ちをぶつけ、店のことを悪く言う始末。「そんなに母さんのことがいやなら、父さんの所に行けば?」。智代に言われるがまま、高志は家を出て行ってしまう。
ドラマ『家庭教師のトラコ』は日本テレビ系にて毎週水曜22時放送。