劇団ひとり、『24時間テレビ45』スペシャルドラマで地上波初監督&脚本 浅野忠信、寺尾聰ら出演
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劇団ひとりが監督&脚本を手掛けるスペシャルドラマ『無言館』が、日本テレビ系『24時間テレビ45 会いたい!』内にて8月27日21時ごろから放送される。俳優の浅野忠信が主演を務め、寺尾聰らが共演する。
【写真】スペシャルドラマ『無言館』に出演する浅野忠信、寺尾聰
本作は、戦争で亡くなった画学生の絵を集めた美術館「無言館」設立のために全国を駆け巡ったある男を、実話をもとに描くヒューマンストーリー。劇団ひとりが、地上波ドラマとしては初の監督兼脚本を担当する。
太平洋戦争に出征する直前まで絵を描き続けた戦没画学生。「あと10分、あと5分でいいから描かせてくれ…」と描いたのは故郷・家族・愛する女性を描いた穏やかな絵ばかりだった。そんな画学生たちの作品を展示する「無言館」の開館にむけて立ち上がる主人公・窪島誠一郎を浅野が演じる。そして、窪島に多大な影響を与え、良きバディとして共に全国各地の遺族のもとを訪ねる洋画家・野見山暁治役に寺尾がふんする。
窪島は、戦没画学生の絵を見に行こうと野見山に誘われたことをきっかけに「無言館」の設立を思い立つ。窪島が運転する車で全国各地を訪れた2人は、遺族らと出逢い、絵に込められた戦没画学生の思いに触れる中で、時に壁にぶつかり、過去への思いを巡らせながら「無言館」設立に向けて奔走していく。そしてラストには、窪島のひた向きな思いが、50年の時を超えた感動の奇跡を呼び起こす―。
浅野、寺尾のほかに、戦没画学生の遺族・恋人役で大地康雄、笹野高史、でんでん、由紀さおり、檀ふみの出演が決定。窪島の友人の美術商役を皆川猿時、古くなった絵を修復する絵画修復家役を渡辺真起子が演じる。
劇団ひとりは「まだまだ撮影は序盤ですが、名優たちの人間味あふれる芝居に魅せられる毎日です。ただ頷くだけで、ただ見つめるだけで、なんとまぁ絵になることか。この感動を皆さんと共有できる日を楽しみにしております」と手応えを感じている様子。
また、劇団ひとり作品に初めて出演する寺尾は「劇団ひとり、脚本・監督。二足でも三足でもワラジを履けば良い。そんなヤツはこの世界に何人もいないのだから!この多才な彼が創り出すドラマに大きな期待が膨らむ。俳優・浅野忠信には以前から惹かれるものがあった。二人で一つの画面に入ると、何とも不思議な感がある。相性なのかもしれない。次は時代劇?刑事物?やれたらオモシロイかも?先ずは今回のドラマ8月27日放送に、乞御期待」とメッセージを寄せている。
スペシャルドラマ『無言館』は、日本テレビ系『24時間テレビ45 会いたい!』内にて8月27日21時ごろ放送。