マーベル最新作『シー・ハルク:ザ・アトーニー』、日本版声優に井上麻里奈、三木眞一郎ら決定 宮内敦士はハルク役続投
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8月18日16時スタートするマーベル・スタジオの最新ドラマシリーズ『シー・ハルク:ザ・アトーニー』(ディズニープラス)の日本版声優が発表された。主人公であるMCUの新ヒーロー、シー・ハルク(=ジェニファー・ウォルターズ)を井上麻里奈、ハルクの宿敵アボミネーション役を三木眞一郎、シー・ハルクの前に立ちふさがる謎の女タイタニア役を加藤英美里が務める。ハルク役は10年以上吹き替えを務める宮内敦士、ドクター・ストレンジの盟友ウォン役は田中美央が続投する。
[写真】宮内敦士が続投するハルクの『シー・ハルク:ザ・アトーニー』場面写真
主人公のジェニファーは正義感にあふれる弁護士としてバリバリ働いていたが、事故でハルクの血液に触れてしまったことをきっかけに“ハルクのパワー”を得てしまい、さまざまな騒動に巻き込まれていく―。
『呪術廻戦』禪院真依役や『僕のヒーローアカデミア』八百万百役などで知られるシー・ハルク役の井上麻里奈は、決まった時の心境を「MCUは自分にとって憧れの存在であり、掴む事の出来ない遠い夢だと思っていたので、シー・ハルク役に決まったと聞いた時は天にも昇る気持ちでした」と喜びを語った。
劇中では、思いがけずヒーローとなった葛藤を抱えながらも、仕事、恋愛、友人関係に奮闘するジェニファーの姿が描かれているが、井上は「彼女はごく普通の等身大の女性です。一人の人間として、シー・ハルクとなった自分と葛藤しながら向き合っていき、そんな姿に親近感を抱く方も多いと思います。MCUらしいアクションにコメディ要素も満載なので、多くの方に観て頂きたいです!」と、シー・ハルクというキャラクターと本作の魅力を熱弁した。
そんなジェニファーに“ヒーロー”を教えるハルク役には、『アベンジャーズ』より吹き替え声優を担当する宮内敦士が続投。宮内は「やっと出番が来たか、待ってました!という感じで、本当に嬉しかったです。これまでとは違った、日常モードのハルクを観ることができるので、一味違う新たな楽しみ方ができると思います」と喜びを明かしながら、“ヒーロースイッチ完全オフ”な新鮮すぎるハルクの姿を解説した。
さらに本作には、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』などに登場し、新ヒーローを勧誘するリクルーターのような働きを見せつつあるウォンも登場。魔術師としてドクター・ストレンジよりも偉い立場になりながらも、おちゃめな性格で親しみやすさのあるウォンとシー・ハルクのユーモラスな掛け合いも見どころだ。
『ドクター・ストレンジ』からウォンの声を担当する田中美央は「本作にもウォンが登場すると聞き、さすがはウォンさん!と思いました。魔法はお手の物でも、司法となるとからっきしなウォンとシー・ハルクの掛け合いに注目して下さい。二人がヒーローである事を忘れてしまう程、キュートです」とコメントした。
ジェニファーは「私はヒーローじゃない」とハルクの教えに反抗する一方で、“緑の見た目”と“最強のパワー”を自分の個性として受け入れ、ヒーローやヴィランを弁護する“超人専門弁護士”として活躍していく。そんな彼女に弁護を依頼する驚きのクライアントの1人は、『インクレディブル・ハルク』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に登場したアボミネーション。同役を演じる三木眞一郎は「アボミネーションをシー・ハルクが弁護するわけですが、本作の世界観ならではだと思います。そこに、他のキャラクターなども、絶妙なタイミングで絡んできたりするんです」と、サプライズ要素にも期待できるストーリーの魅力を語った。
そして、いまだ多くの謎に包まれているが、キャラクタービジュアルからも異色でインパクト大な人物であることが分かる新キャラクター・タイタニアを演じる加藤英美里は「タイタニアは、シー・ハルクを目の敵にしています。彼女はソーシャルメディア・インフルエンサーであり、多くのファンがいます。ファンに対しての顔、シー・ハルクに対しての顔を使い分けている様子を楽しんで頂けたらと思います」と、今の時代ならではの“等身大のヴィラン”っぷりを明かした。
華やかな世界観を予感させる、シー・ハルクとタイタニアのキャラクタービジュアルも解禁された。
『シー・ハルク:ザ・アトーニー』は、ディズニープラスにて8月18日16時より日米同時配信開始(全9話)。
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