赤井英和、63歳の誕生日! 息子・赤井英五郎が監督のドキュメンタリー映画『AKAI』オリジナル予告完成
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かつて日本中を熱狂させた不世出の天才ボクサー、<浪速のロッキー>赤井英和の激闘を描くドキュメンタリー映画『AKAI』より、息子の赤井英五郎監督が自ら制作したオリジナル予告編が、赤井英和の63歳の誕生日である本日8月17日、解禁された。
【動画】息子・英五郎が監督! 赤井英和ドキュメンタリー『AKAI』オリジナル予告編
本作は、赤井英和の実の息子で、現役プロボクサーであり、米国で映像を学んだ赤井英五郎が監督を務め、赤井英和の俳優デビュー作『どついたるねん』(1989年)の阪本順治監督が全面協力。再起不能のダウンから復活を遂げ主演として自分自身を演じた『どついたるねん』と、世界王者に挑戦した「ブルース・カリー戦」、引退の引き金になった「大和田正春戦」の息をのむ迫力の試合映像、貴重なインタビューでつづられる。
英五郎監督が父・英和のドキュメンタリーを構想したのは、コロナ禍で緊急事態宣言が発出された2020年春だった。19年に東京2020オリンピック大会の代表選考に漏れ、今後の身の振り方に悩んでいた。
英五郎監督は「プロになろうと思ったものの、ジムで練習もできない、見えない恐怖に駆られ、自分もどうなるかわからない。世界の終わりのようだった。お世話になった人に感謝を告げられないまま、お別れするのが嫌だなと思った時に、感謝の思いを告げられる方法は何か、自分の使命は何かを考えたんです。僕は映画が好きだったので、その原点に返って、父のボクサー時代の映像と父へのインタビューでドキュメンタリーを作りたいと思いました」と語る。
監督オリジナル予告編は、本作を制作した英五郎監督だからこその視点で制作されており、映画館で上映されている予告編とはまた違った角度から本作を知ることができる。
英五郎監督は映画公開にあたり父・赤井英和に向け、「初期のコロナ禍を乗り越えて今回の映画ができて、父が今まで健康でいられたことに感謝しています。これからも母の言う事を聞いて、健康でいてください」とのメッセージを寄せた。また、オリジナル予告編については「僕が作った予告編は映画の情報でなく、自分の視野を表現する事を意識しました。予告編であり、ショートフィルムです。9/9の公開を楽しみにしていてください!」とコメントしている。
映画『AKAI』は、9月9日より全国公開。