第35回東京国際映画祭、会場が大幅拡大　コシノジュンコによる新ビジュアル披露

映画

公開日：2022/8/18 09:00

第35回東京国際映画祭、会場が大幅拡大　コシノジュンコによる新ビジュアル披露の

　10月24日～11月2日開催される第35回東京国際映画祭の会場や上映本数が、昨年より大幅に拡大することが発表された。またコシノジュンコが手がけたポスタービジュアルも解禁された。

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　同映画祭は昨年から会場を日比谷・有楽町・銀座エリアに移し、プログラミング・ディレクターも替わり大きな進化を果たした。今年もさらにその進化が加速し、まず会場が大幅拡大。10月24日のオープニングセレモニーは初の会場となる東京宝塚劇場で行うほか、クロージングセレモニーは東京国際フォーラムホールC、上映劇場は昨年の角川シネマ有楽町、シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ有楽町、TOHOシネマズシャンテ、有楽町よみうりホールに加え、TOHOシネマズ日比谷（昨年はクロージングセレモニーのみ使用）、丸の内 TOEI、丸の内ピカデリーの大型劇場が加わる。これにより上映本数も増える予定だ。

　また、三井不動産、三菱地所といった日比谷・丸の内地区の有力企業ともより連携を深め、千代田区などの行政側とも協力体制を敷き、全銀座会など地元団体ともさまざまなコラボレーションを図り、エリア展開も含めた街ぐるみの映画祭となっていく。

　さらに、新型コロナウイルスの感染状況次第ではあるが、今年は海外からも多くのゲストに参加してもらう予定。

　そして、昨年に続いて今年もコシノジュンコにポスターのビジュアルを手掛けてもらい、「飛躍」をテーマに躍動感あふれるビジュアルが完成した。あす8月19日から各劇場で掲出予定となっている。

　ポスターについてコシノジュンコは「映画祭はファッション、モードといったものと縁遠かった気がしますが、このビジュアルを見てもらうと映画祭に広がりができるかなと思います。ここから今年はちょっと面白いことになりそうな気がしています。今コロナで溜まった文化の爆発が起きていて、ファッションも映画もクリエイティブな爆発が楽しみです」とのコメントを寄せた。

　第35回東京国際映画祭は、10月24日～11月2日、日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアの各映画館やホールなどにて開催。