『家庭教師のトラコ』トラコが明かした“真の目的”に共感「リアルな話」(ネタバレあり)

女優の橋本愛が主演を務めるドラマ『家庭教師のトラコ』(日本テレビ系/毎週水曜22時)の第7話が31日に放送され、回想シーンの中でトラコ(橋本)が家庭教師をする“真の目的”を告白すると、ネット上には「共感でしかない」「リアルな話」「響く…」といった声が集まった。(※以下、ネタバレを含みます。ご了承の上、お読みください)
【写真】病室を飛び出そうとするトラコ(橋本愛)と止める福多(中村蒼) 『家庭教師のトラコ』第7話場面カット
第7話は、トラコと福多(中村蒼)の幼少期や大人になってからの再会、そして家庭教師を続けるトラコと福多が共闘するまでの“過去”が描かれた。
トラコと福多は7歳の時に児童養護施設で出会う。その後、12歳となった2人はとある裕福な夫婦の里子候補に。しかしトラコが事故でケガをしたために、福多がその夫婦の里子となるのだった。
そこからさらに13年後。恵まれた環境で育った福多は東大を卒業し財務省の職員に。一方、施設に残って育ったトラコはネットカフェ住まいの家庭教師。偶然の再会を果たすものの、福多は過激に感じるほどの情熱で家庭教師という仕事に邁進するトラコを心配する。
福多と別れ施設で育ったトラコは、この世界の不条理や不公平を味わい続けたと話すと「いつまで経ってもこの国は、予算の無駄遣い、横領、天下りの繰り返し」と憤りつつ、貧しいものが救われず、富めるものばかりが優遇されるこの社会に怒りをにじませる。
トラコは「私が、正しくお金が使われる世界を作ってやる!」と語ると、家庭教師は、あらゆる職業の人との出会いがあることや生徒の家庭に入り込む事でネットワークが広げられると説明し、そうやって力を蓄えて、困っている人にお金が使われる社会を実現したいと真剣に主張する。
トラコが家庭教師という仕事に見出した壮大な野望と真の目的が明らかになると、その内容に対してネット上には「共感でしかない」「ほんとその通りだよ…」「タイムリーというかリアルな話だな…」「言葉がめっっっっっっっちゃ響く…」などのコメントが続出。さらに「いやめちゃくちゃ正義のヒーローだ」「人類を愛してる人の考え」「トラコみたいな人が日本のトップだったらいいのに」といった反響も相次いでいた。