不穏なセリフ、衝撃映像の数々 台湾ホラー『紅い服の少女』本予告解禁
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1990年代に台湾全土を震撼させた怪奇事件を描くホラー映画『紅い服の少女 第一章 神隠し/第二章 真実』より、本予告が解禁された。
【動画】『紅い服の少女 第一章 神隠し』本予告
1998年、台湾で人気を博した心霊番組に1本の動画が投稿された。動画には、ハイキングを楽しむ普通の家族が映されていた。普段と変わらない様子ではあったが、よく見ると家族ではない、紅い服を着た少女の姿が。その数日後、家族のひとりが謎の死を遂げる…。
台湾全土で多くの憶測を呼んだ怪奇事件<紅い服の少女>は、無数の都市伝説を生み出し、90年代を象徴する社会現象となった。その後映画化され、2017年度台湾映画興行成績第一位を記録。恐怖の大ヒットホラー映画として台湾全土を再び席巻した。
この度解禁された映像は『紅い服の少女 第一章 神隠し』と続編『紅い服の少女 第二章 真実』の本予告2本。『紅い服の少女 第一章 神隠し』の予告は、不審な影が画面を横切り、悲鳴を上げる男性が映し出されることろから始まる。続いて、謎の失踪を遂げた後に手ぶらの状態で発見された老女が「あの子の名前を呼んでしまった!」と叫ぶ姿や、イージュン(アン・シュー)の恋人であるジーウェイ(ホアン・ハー)が虫を食べる姿など、イージュンの周りで不穏な出来事が展開していく。
その後、「みんなで行こう。山へ行って、あれに会おう」と男性の声で歌うフレーズに合わせ、イージュンが山へと導かれる姿が。そんな彼女は「ついてくるな」と言われ、「毎年、大勢が遭難してるの?」と問いかける。続いて、人とは思えない形相の“何か”など戦慄の映像がフラッシュバックにように映し出されていき、涙を流すイージュンが悲鳴を上げて終わるインパクトの強い予告編となっている。
『紅い服の少女 第二章 真実』の予告は、病院でリー(レイニー・ヤン)が「あなたを見つけたリー・シューフェンです」と傷だらけの女性に語りかける姿からスタート。「なぜ山の病院にいたの?」「山の病院?妊婦健診した病院ね」「閉鎖されてもう15年よ」。彼女たちのやりとりなどから、傷だらけの女性が『紅い服の少女 第一章神隠し』の主人公イージュンであることが示唆される。
その後は「あの山には結界がはられ、その内側は奴らの縄張り」「魔神仔(モーシンナア)は心の中に入り込み、幻想の世界を作る」「18年前、遊園地で事故が起こった」などの意味深なセリフや「母の愛が悪夢を呼ぶ」というテロップ、“何か”をむさぼるように食べる女性や、口から無数の虫が飛び出す女性、壁を這う“何か”など、衝撃映像の数々が次々と映し出され、最後は不気味な笑い声のようなものが響いて締めくくられている。
映画『紅い服の少女 第一章 神隠し/第二章 真実』は、9月30日より同時公開。