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『PICU 小児集中治療室』“綿貫”木村文乃の過去に視聴者涙「心揺さぶられた」「辛い」

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ドラマ『PICU 小児集中治療室』第4話より
ドラマ『PICU 小児集中治療室』第4話より(C)フジテレビ

 俳優の吉沢亮が主演を務めるドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第4話が31日に放送。綿貫(木村文乃)の過去が明かされ、「そんな辛い過去があったなんて」「ずっしりきた」「めっちゃ泣いた」と反響が集まっている。

【写真】『PICU 小児集中治療室』第4話 武四郎(吉沢亮)、綿貫(木村文乃)と組んで重症化した赤ちゃんを担当

 PICUにRSウィルスに感染し重症化した生後7日の赤ちゃんが運び込まれる。実はこの赤ちゃんは生まれてすぐに乳児院に預けられた赤ちゃんだった。武四郎(吉沢)はなんとか母親に会いに来てほしいと考えるが、綿貫と意見がぶつかってしまう。

 その後、植野(安田顕)は武四郎を裁判へ連れて行く。法廷には綿貫の姿があった。綿貫は、3年の不妊治療を経て娘を授かったことや、妊娠36週で激しい腹痛があった際に入院したいと訴えたことを告白。胎児に異常はないということで帰されたが、その後大量の出血をし、開腹手術をされ娘は息を引き取ったのだという。綿貫は「私が異変を訴えた際、すぐに入院し、危険な状態になったらすぐに帝王切開すれば、娘は生存できたかもしれない」と訴える。

 しかし病院側は、病院の対応には落ち度はなかった、緊急時には開腹手術をして母体を優先するという夫の同意書もあったと言い「病院に責任があるというのは事実とは異なります」と主張。綿貫は「事実とは異なるとおっしゃるなら、あなた方が見た真実を教えてください。どの状態まで娘は生きていて、死ぬときに誰がいたのか。1人ではなかったか。死ぬ前に一度でも外の空気を吸ったのか。私は知りたいんです」と伝える。綿貫は「私はこの件で子宮をなくしました。私が母親になることは二度とありません。娘の命を奪った病院に1億円の損害賠償を請求します」と訴えた。

 その後、武四郎は、自分は母親の気持ちは分からないが子どもの気持ちなら分かると言い、幼い頃に母親と離れてとても不安だった感覚を今でも覚えていると話す。母親を見つけたときは安心したと振り返り「綿貫先生のお子さんも、会いたかったと思う。そう思うと、かわいそうというか悲しいです」と涙。植野は綿貫に子どもの名前を聞き「素敵な名前ですね」とほほ笑んだ。すると綿貫は堪えられないように顔を覆い、声を上げて涙するのだった。

 綿貫の過去が明かされた今回。真実を知りたいという綿貫の訴えと、子どもの名前を聞かれたときに見せた涙に視聴者からは「心揺さぶられた」「そんな辛い過去があったなんて」「ずっしりきた」「めっちゃ泣いた」「嗚咽」「亡くなったお子さんの名前を聞かれた場面、涙が止まらなかった」などの反響が集まっている。

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