柄本佑、24年大河で吉高由里子と再タッグ 藤原道長役へ脚本・大石静からの要望明かす
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俳優の柄本佑、吉高由里子が8日、都内で開催された2024年大河ドラマ『光る君へ』藤原道長役 発表会見に出席。吉高が演じる主人公・紫式部の生涯のソウルメイトとなる藤原道長を演じる柄本は、脚本の大石静からの要望として「『若い時、すね毛を剃ってくれない?』と言われました」と明かして会場を沸かせた。
【写真】大人の男の色っぽさが漂う柄本佑
大河ドラマ第63作は、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた紫式部(吉高)の姿を描く。大石が脚本を務めたドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ)でも共演した柄本について、吉高は「佑くんのお芝居は大好きなので。本当に、近くでまたできるというのは、この長い作品のモチベーションにもなりますし、刺激にもなりますし」と発言し、「想像もできないようなお芝居をされる方」とも。そして「脚本がなんせ大石さんですからね。どんな…普通じゃないですよ。絶対。普通じゃないです。あの女性は。楽しみです」と柄本や大石との再タッグに期待を膨らませた。
一方の柄本は「返す刀みたいになってしまいますが、吉高さんのお芝居が本当に好きで。それで、数年前にやったドラマの時も、吉高さんにあの役を出してもらっている部分っていうのが非常に大きくあって」と回想し「受けてくださる度量が、やはり大きくあるので。その懐の深さに毎回驚きますね」と称賛。また「結構クールな印象があって。そんなところも僕の中では魅力の一個」と話していた。
自身が演じる藤原道長について、柄本は「思っていた以上に、おおらかにのびのびと少年時代を過ごされてきているのかなっていう印象があるので。僕自身がそうかどうかは分からないですけど、好きなのは、そっちの方が好きなんですね。『のびのびのんびり』みたいな方が好きなので。そういったところは、共通とまでは言わないですけれども、似ているところなのかなと思います」とコメント。
さらに「調べれば調べるほどという感じなんですけど、非常に現代の感覚に近い。かなり昔の話ではあるんですけど、かなり現代の感覚に近いんじゃないかなと思っていて。もちろん時代劇という風なことはありますけれども、そんな中でも僕らが思っているような感覚みたいなことは大事にしていった方がいいのかなという風に思っています」と展望していた。
NHK大河ドラマ『光る君へ』は、NHK総合ほかにて2024年放送。