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『ザ・トラベルナース』最終回 “歩”岡田将生の前で、死期の近い“静”中井貴一が再び倒れる

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ドラマ『ザ・トラベルナース』第7話より
ドラマ『ザ・トラベルナース』第7話より(C)テレビ朝日

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 俳優の岡田将生が主演を務め、中井貴一が共演するドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)の最終回が8日の今夜放送される。

【写真】静(中井貴一)の病に気づけなかったことを悔やむ歩(岡田将生) 『ザ・トラベルナース』最終話フォトギャラリー

 本作は、手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(=ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いけどアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩(岡田)と、柔らかすぎるほどの物腰なのに、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多きうそつき(?)スーパーナース・九鬼静(中井)という熱き哲学を持った2人の優秀&変人トラベルナースが、患者ファーストで医療現場を改革していく医療ドラマ。脚本は中園ミホが手掛ける。

■最終話あらすじ

 契約ナースとして「天乃総合メディカルセンター」で働き始めて以来、ことあるごとに衝突しながらも固い絆を育んできたトラベルナース・那須田歩とスーパーナース・九鬼静。2人の契約満了日が2週間後に迫る中、歩の目の前で、静が急性心不全を起こして倒れてしまう。

 幸いにも、歩と外科医・郡司真都(菜々緒)の適切な処置が功を奏し、静は一命を取り留める。ところが…検査結果が出るや、歩は愕然とする。あろうことか心不全の原因が、遺伝子異常で突然死を起こすこともあるマルファン症候群である疑いが浮上。しかも、病状はひどく悪化しており、手術で治る可能性が極めて低い状態に陥っていたのだ。

 静本人も以前から病状を把握し、死期が近いことも悟っていた。にもかかわらず、意識を取り戻した静は病室をこっそり抜け出し、看護師の仕事を再開。歩は慌てて連れ戻そうとするが「動けるうちに患者さんの助けになりたい」と譲らない。1日も長く患者に寄り添い「命をまっとうしたい」と強く願う静。その決意は、歩が怯むほどの凄みに満ちていた。
 
 それでも何とかして静の命を救いたい歩は、最新の治療法について懸命に調査。かつて「天乃総合メディカルセンター」をクビになった外科医・神崎弘行(柳葉敏郎)が、マルファン症候群による大動脈弁閉鎖不全のオペを何度も成功させていることを知る。静を救えるのは神崎しかいない。――歩は望みに賭け、神崎に手術をしてほしいと直談判。だが、歩が必死で頭を下げるも、神崎は首を縦に振ろうとしない。

 この3カ月ずっと近くにいたのに早い段階で静の病気に気づけなかった自分を悔やむ歩。そんな中、ふたたび静が倒れてしまう。

 木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』は、テレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。

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