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有村架純「報知映画賞」で主演女優賞 「演じることをあきらめたくない」熱い思い語る

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「第47回報知映画賞」表彰式に登壇した有村架純
「第47回報知映画賞」表彰式に登壇した有村架純 クランクイン!

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 女優の有村架純が22日、都内で行われた「第47回報知映画賞」表彰式に出席。映画『前科者』の演技に対して主演女優賞を贈られ、熱い思いを口にした。

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 報知新聞社が制定する「報知映画賞」は、国内映画賞レースの先陣を切って発表される映画賞。表彰式には有村のほか、主演男優賞の福山雅治、助演女優賞の尾野真千子、新人賞の嵐莉菜、白鳥晴都らも出席した。横浜流星と片山慎三監督は撮影のため欠席し、ビデオメッセージを寄せた。

 『前科者』は、罪を犯した‟前科者”たちの更生・社会復帰を目指し、彼/彼女らと向き合い奮闘していく保護司の姿を描く作品。有村は「この作品は若き保護司と元受刑者の成長と再生の物語で、ただの熱血教師のような、スーパーマンな主人公ではない」と説明し「とても不器用で、自分の思いを伝えるにはどうするべきなのか?ということを、私自身も演じながらどう表現するのがいいのかな?と悩んでいた」と振り返った。

 有村は「ただただ森田剛さん演じた工藤誠という男性に対して、一生懸命に。誰かのために走って、怒って、泣いて、魂が震える思いといいますか…そういった気持ちで毎日現場にいました」と続け「誰かと対峙する難しさというのも、(自身が演じた)阿川佳代を通して学びました。いつも作品や役を通して自分自身もたくさんの影響をもらって、役と共に学びながら現場にいるんだなと改めて感じました」と思いを告白。さらに「その学びがあるからこそ、作品に携わり続けたいと思うし、演じることをあきらめたくないなと思います」と熱い気持ちを口にした。

 最後に有村は「作品を通して見てくださる方に、何かひとつでも残したいという気持ちがあります」と言葉に力を込め「これからもひとつの役、ひとつの作品に向き合って、この映画界を盛り上げられるひとりになれたらいいなと思っています」と決意を新たにした。

 第47回報知映画賞の受賞作・受賞者は以下の通り。

■作品賞・邦画部門:『ある男』(監督:石川慶)
■作品賞・海外部門:『トップガン マーヴェリック』(監督:ジョセフ・コシンスキー)
■アニメ作品賞:劇場版『四畳半タイムマシンブルース』(監督:夏目真悟)
■主演男優賞:福山雅治(『沈黙のパレード』の演技に対して)
■主演女優賞:有村架純(『前科者』の演技に対して)
■助演男優賞:横浜流星(『流浪の月』の演技に対して)
■助演女優賞:尾野真千子(『20歳のソウル』、『千夜、一夜』、『サバカン SABAKAN』の演技に対して)
■監督賞:片山慎三(『さがす』の演出に対して)
■新人賞:嵐莉菜(『マイスモールランド』の演技に対して)
■新人賞:白鳥晴都(『ぜんぶ、ボクのせい』の演技に対して)

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