ヘンリー王子「妻に謝罪して欲しい」 自叙伝から多数の記述カットも告白「全部明かしたら許されない」
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先日発売された自叙伝『Spare(原題)』で家族の秘密を暴露し、物議を醸しているヘンリー王子。英テレグラフ紙のインタビューで、兄ウィリアム皇太子や父チャールズ国王に関する記述を多くカットしていたことを告白した。
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Just Jaredによると、ヘンリー王子は同紙のインタビューで、原稿は800ページにも及び、自叙伝2冊分の分量があったことを告白。いくつかは出版を意図したものではなく、共同執筆者へのバックグラウンド説明だったとしたが、大部分は兄ウィリアム皇太子や父のチャールズ国王についての記述だったことを明かした。
王子は、「彼らは僕の人生の重要な部分を占めているから、彼ら抜きには何も語れない。特に僕と兄の間には色々あったし、父ともあったけれど、明かすつもりはない。もし明かしたら、彼らは絶対許してくれないと思う」とコメント。
「僕が本に記したことで、議論が起こるだろう。でもいつかは許してくれると思う。僕としては、彼らのしてきたことを喜んで許したい。そして、僕を被害妄想だとせずに、きちんと対話と行うことを望む。実際に腰を落ち着け、正式に会話を持ちたい。彼らには説明責任があるからだ。そして妻に謝罪して欲しい」と述べたそうだ。
インタビューではまた、王子が兄の子どもたちが自分のようになるのではないかと心配しているとコメント。「一度か二度この件についてウィリアムと話しましたが、僕には関係のないことだとハッキリ言われました。ですが、3人の子どものうち、少なくとも1人は僕のようなスペアになるのでは、と責任感を抱いています。苦しいことですし、心配です」と明かしたようだ。
なおPage Sixによると、自叙伝の発売を受け、ウィリアム皇太子の挙動に注目が集まる中、先日皇太子夫妻は公務でリバプールの病院を訪問。王室ファンから、「リバプールの人は皆(あなたが)大好きよ、このまま頑張って」と声を掛けられ、「そうします」と答えたそうだ。翌日の公務では、自叙伝を読んだかという記者からの呼びかけに、無言を通したという。