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新垣結衣、WOWOW『フェンス』出演 “逃げ恥”野木亜紀子と5回目のタッグで沖縄の精神科医に

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『連続ドラマW フェンス』に出演する新垣結衣
『連続ドラマW フェンス』に出演する新垣結衣(C)WOWOW

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 新垣結衣が、『逃げるは恥だが役に立つ』などを手掛けた野木亜紀子のオリジナル脚本によるクライムサスペンス『連続ドラマW フェンス』(WOWOWにて3月19日から放送・配信)に、沖縄の精神科医役で出演することが決定。新垣が野木の作品に出演するのは、本作が5作目となる。

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 松岡茉優と宮本エリアナがダブル主演する本作は、ドラマ『アンナチュラル』『フェイクニュース』『MIU404』や映画『罪の声』など、社会派エンターテインメント作品を数多く手がけてきた脚本家・野木亜紀子のオリジナル新作。2022年に本土復帰50年を迎えた今も世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄を舞台に、東京から来た雑誌ライター・小松綺絵(松岡)と、沖縄で生まれ育ったブラックミックスの大嶺桜(宮本)がバディとなり、ある性的暴行事件の真相を追う姿を描く。

 雑誌ライターのキーこと小松綺絵(松岡)は、米兵による性的暴行事件の被害を訴えるブラックミックスの女性・大嶺桜(宮本)を取材するため沖縄へ向かう。桜の供述には不審な点があり、事件の背景を探る必要があったのだ。米軍基地の門前町・通称コザを訪ね、桜の経営するカフェバーMOAIへ行き、観光客を装って接近。桜の祖母・大嶺ヨシ(吉田妙子)が沖縄戦体験者で平和運動に参加していることや、父親が米軍人であることを聞く。

 一方でキーは、都内のキャバクラで働いていた頃の客だった沖縄県警の警察官・伊佐兼史(青木崇高)に会い、米軍犯罪捜査の厳しい現実を知る。やがて、沖縄の複雑な事情が絡み合った“ある真相”にたどり着く。キーが見つけた事件の真相とは?

 このたび本作に、新垣結衣が出演することが決定。新垣がWOWOW作品に出演するのは今回が初となる。野木亜紀子の脚本作品で、新垣はこれまでに『空飛ぶ広報室』、『掟上今日子の備忘録』、『逃げるは恥だが役に立つ』、『獣になれない私たち』の4作品に出演。本作で5作品目の出演となる。

 演じるのは、沖縄の精神科医・城間薫役。精神科医として日々の業務を行いながら、性暴力被害者の支援団体に協力し、登場人物たちに大きな変化を与えるという重要な役どころだ。今年は朝井リョウの小説を映画化した出演作『正欲』の公開も控えるなど活躍を続ける新垣が、どのような演技を見せてくれるのか期待が高まる。

 新垣は、本作について「このような題材で作品を作るのはとても難しく勇気のいることだと思いますが、私は台本を読んで、各々の立場が抱える息苦しさや辛い現実だけではなく、個人に対しての希望や愛情を感じました」と感想をコメント。そして「沖縄の人たちが皆それぞれの思いで、はたまた自分でも気づかないうちに少しずつ分け合って持っているであろう漠然としたしこりのようなもの。目に見えないフェンス。今より多くの人に知ってもらい、皆さんのすぐそばにあるものとして何か感じてもらえたらいいなと思っています」と語っている。

 『連続ドラマW フェンス』は、WOWOWにて3月19日より毎週日曜22時放送・配信(全5話)。

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