DCUの新プランが明らかに! ジェームズ・ガンが“第1章”10作品発表
昨年DCスタジオのトップに就任したジェームズ・ガン監督とピーター・サフランが、DCユニバースの新プランを発表。2025年から2027年に展開する第1章を“Gods and Monsters(神々とモンスター)”とし、テレビドラマと映画を合わせ10作品の計画を明らかにした。
【動画】ジェームズ・ガンがDCUの新プランを発表
Deadlineによると、ジェームズ・ガンとピーター・サフランは、8年から10年計画で、年に2本の映画公開と、HBO Maxにて2本のテレビ番組をリリースするとしている。ガンが描いたアイデアを元に、クリスティーナ・ホドソン(『ザ・フラッシュ』)、ジェレミー・スレイター(『ムーンナイト』)、ドリュー・ゴダード(『デアデビル』『キャビン』)、クリスタル・ヘンリー(『ウォッチメン』)ら脚本家チームと、DCコミック作家のトム・キングと共に基本計画を立てたそうだ。
DCではこの後『ザ・フラッシュ』の公開が控えるが、この作品は全てをリセットするという。
ガンはまた、ツイッターで「ご存じの通りこれまでのDCは長い間映画とテレビ作品のつながりがありませんでした。僕とピーターの仕事のひとつは、DCUの映画、テレビ、ゲーム、そしてアニメ作品のつながりを確実にすることです」とコメント。「キャラクターは同じ俳優が演じ、一つのストーリーとして機能させます。また、マット・リーヴスのバットマンや、トッド・フィリップスのジョーカー、『ティーン・タイタンズGO!』は、“DCエルス・ワールド”として区別します」と述べている。
今回発表された10作品は以下の通り。
<映画>
・『Superman: Legacy(原題)』
2025年7月11日全米公開予定の長編映画で、新DCUのスタートとなる作品。ガンが脚本を執筆。スーパーマンがクリプトン人としての立場と、人間として身に付けたものの間でバランスを取る様子に焦点が当てられる。
・『The Authority(原題)』
DCコミックで人気がありながら、これまでDCUで取り上げてこなかったキャラクターたちが登場する長編映画。エイリアンと闘う防衛軍ストームウォッチ解体後に同チームのジェニー・スパークスが作ったチームが描かれる。
・『The Brave and the Bold(原題)』
ジェームズ・ガンとピーター・サフラン版のバットマンの長編映画。マット・リーヴス監督作品とは別の世界観となる。バットマンと息子ロビンの物語。
・『Supergirl: Woman of Tomorrow(原題)』
2022年7月から展開しているトム・キングの同名コミックを長編映画化するもの。これまで描かれてきたスーパーガールよりもハードコアなヒーローとなる。
・『Swamp Thing(原題)』
スワンプシングの暗い起源を描くホラー映画。
<ドラマ>
・『Creature Commandos(原題)』
『スーサイド・スクワッド』シリーズのウィーゼルが登場するアニメシリーズ。アニメーションと実写が交錯する。
・『Waller(原題)』
ヴィオラ・デイヴィス演じるアマンダ・ウォラーを描くドラマ『ピースメイカー』のスピンオフシリーズ。
・『Lanterns(原題)』
HBO Max で公開される実写アクションシリーズ。コミック「グリーン・ランタン」シリーズのハル・ジョーダンとジョン・スチュワートが登場し、DCUをまたがる物語が展開される。
・『Paradise Lost(原題)』
HBO Max で公開される実写アクションシリーズ。ワンダーウーマンが生まれたセミッシラを舞台にした『ゲーム・オブ・スローンズ』のような物語。
・『Booster Gold(原題)』
HBO Max で公開されるドラマシリーズ。未来から現代へやってきた人生の負け犬が、未来の技術を駆使してスーパーヒーローのふりをする物語。
Here are just a few of our plans. Up, up, and away! #DCStudios #DCU @DCComics pic.twitter.com/8XNDNLUEPq
— James Gunn (@JamesGunn) January 31, 2023