『オールナイトニッポン』“歴代パーソナリティ”担当期間ランキングTOP10
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昨年、55周年を迎えたニッポン放送の深夜の生放送番組『オールナイトニッポン』。来週17日18時からは、55時間にわたって歴代パーソナリティがリレー形式で出演する特別番組『オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル』が放送される。今回は、そんな長き歴史のある同番組で、歴代パーソナリティの担当期間のランキングを調べてみた。
【写真】『オールナイトニッポン』“歴代パーソナリティ”担当期間ランキングTOP10
55年の歴史の中で、さまざまな派生番組や、ポッドキャストなど放送形態も多岐に渡る『オールナイトニッポン』。今回はニッポン放送公式サイトに掲載されている『「オールナイトニッポン」HISTORY 1967-2022』を元に、ラジオで毎週レギュラー放送された番組(「@llnightnippon.com」時代を含む)のパーソナリティの累計担当期間を集計した。
10位 西川貴教(担当期間8年9ヵ月)
10位に入ったのは、「HOT LIMIT」「WHITE BREATH」などのヒット曲で知られるT.M.Revolution・西川貴教だった。1997年1月に2部を担当すると、4時間放送の『T.M.Revolution西川貴教のオールナイトニッポン Music Revolution』など、複数の放送時間枠を経て約8年9ヵ月務めた。芸人顔負けのトーク力で、リスナーに愛された。
9位 AKB48(担当期間9年)
9位にはアイドルグループ・AKB48がランクイン。『AKB48のオールナイトニッポン』を、毎週さまざまなメンバーが数人で担当して9年間続いた。2019年3月の最終回には、初回にも出演した柏木由紀をはじめ、指原莉乃、峯岸みなみら歴代メンバーが集まり、思い出話を語りあった。
7位 ビートたけし(担当期間9年6ヵ月)
7位にランクインしたのが、お笑い芸人のほか、映画監督としても世界的な名声をものにしたビートたけしだった。放送作家の高田文夫を「相方」にしてしゃべりつづけた『ビートたけしのオールナイトニッポン』は、9年6ヵ月に及ぶ。たけしが「ズル休み」するなど生放送ならではのハプニングにあふれていたが、極めつけは1986年12月、たけしが引き起こしたフライデー襲撃事件だろう。たけしの謹慎期間中、番組は明石家さんまらが代役を務めるなどした。
7位 糸居五郎(担当期間9年6ヵ月)
『オールナイトニッポン』初代ラインナップの一つ『糸居五郎のオールナイトニッポン』を担当したニッポン放送アナウンサー(当時)、糸居五郎がたけしと同率で7位にランクイン。中断期間を経て1部と2部を計9年6ヵ月担当した。なお、糸居を始め初代のパーソナリティは全員が同社の社員だった。月曜日担当だった糸居の「君が踊り僕が歌うとき、新しい時代の夜が生まれる」という言葉で番組の歴史は始まった。