北村匠海、『風間公親-教場0-』で木村拓哉とバディ 『教場II』の謎が明らかに
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俳優の北村匠海が、木村拓哉主演の4月期フジテレビ月9ドラマ『風間公親-教場0-』(毎週月曜21時)に出演することが発表された。北村の月9ドラマ出演は2022年放送の『ミステリと言う勿れ』以来で、木村との共演は2021年放送『教場II』以来2年ぶりとなる。
【写真】北村匠海が登場した『教場II』衝撃のラストシーン
長岡弘樹のベストセラー小説『教場』シリーズを実写化し、2020年、21年にスペシャルドラマとして放送された『教場』『教場II』は、神奈川県警の警察学校という密室を舞台に、冷徹で“最恐”の教官・風間公親(木村)が、「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」という考えのもと、冷酷無比なやり方で生徒たちをふるいにかけていきながら、彼らがそれぞれ抱えるさまざまな葛藤や秘密が渦巻く中で次々と巻き起こる事件を乗り越え、卒業するまでを描いた。
今作は、風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
北村が演じるのは、新人刑事・遠野章宏。警察学校時代の成績も優秀で、学校長自慢の生徒であった遠野は、校長直々の推薦で交番勤務から捜査一課の「風間道場」へと入ることに。子どもの頃から警察官になることを夢見ていた遠野は、その強い気持ちを持ち続け、ついに念願の刑事としての第一歩を踏み出せたことに喜びを感じ、指導官の風間に対しても屈託のない笑顔で話しかける。
成績優秀な遠野は事件現場でも率先して動き、自分で考え、捜査をしていく。刑事としての基礎体力は劣るが、新人刑事とは思えないほど、的確な捜査方法で事件の答えへと近づいていく遠野の明せきな頭脳にまわりの刑事は驚き、風間も「いい腕をもっている」と認めながらも、「君には欠けているものがある」と告げる。
自分に何が欠けているのか理解できない遠野だったが、風間と向き合う時間の中で、気づかされていく。そして、『教場II』のラストシーンで描かれた“雨の屋上での惨劇”がやってくるのだった。土砂降りの夜、風間と遠野が追っていた犯人に襲われ、遠野は重傷、風間は犯人に千枚通しで右目を刺される。雨の中、血まみれの風間が「死ぬな!」と遠野の名を叫ぶ。『教場II』最後の数分間で描かれたこの衝撃的なシーンは、放送後に「この続きが見たい!」と大きな話題を呼び、『教場』シリーズ最大の謎となっていたが、今作でその謎がついに明らかになる。
ドラマ『風間公親-教場0-』は、フジテレビ系にて4月より毎週月曜21時放送。
※北村匠海コメント全文は以下の通り。