六角精児、『相棒21』最終回スペシャルに登場 帰ってきた亀山薫とついに再会
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■六角精児(米沢守役)
やはり『相棒』の撮影現場は、久しぶりに帰った「実家」のようでした。スタッフの方、1人1人が特に言葉にはしなくても、とてもあたたかく迎えてくれているのが、ひしひしと感じられ、大変うれしく、その気持ちと共に芝居をさせていただきました。
水谷豊さん、寺脇康文さんのコンビと約15年ぶりにご一緒して、懐かしさを感じるかと思いきや、とても新鮮でした。きっと年齢をまったく感じさせないお2人の創作エネルギーに、僕の心が浄化されたんだと思います。
■渡辺いっけい(葛葉宰三役)
『相棒』の現場で一番感じたのは、水谷豊さん、寺脇康文さんのお2人ならではの《コンビの呼吸》です。水谷さんの提案を寺脇さんは瞬時に踏襲し、薫の台詞に取り入れていく――見事なコンビネーションでした。
お2人から聞き込みを受けるシーンはユーモラスで楽しかったのですが、僕は笑っているうちに懐に入られていく…。それは台本通りなのですが、やはり2人のコンビネーションにやられるのです。心底ゾッとしました。間違いなくお2人は、唯一無二のコンビです。
実は僕は今まで一度も『相棒』に出演した事がありません。それを知ると「まさか!信じられない!」と驚く関係者もいて(そんな声もまた切なくて…)、いつしか僕は『相棒』に背を向けて生きて参りました(笑)。今回そんな僕にピッタリの、非常に複雑でやり甲斐のある役どころをいただいております。どうぞご期待下さい。
■柴崎楓雅(真野正義役)
刑事ドラマが好きで、幼少期から何度も観ていた作品に参加できることに、心躍る毎日でした。水谷豊さん、寺脇康文さんとのお芝居は緊張もしましたが、目の前で繰り広げられるお二方のお芝居に僕自身すごく興奮しました。とても貴重で幸せな時間でした。
撮影の待ち時間には、長年の相棒であるお二方とスタッフの皆さんとの会話に入れていただき、笑いの絶えない現場ですごくうれしかったです。水谷さんからは、「間のとり方がいい」と言ってもらえて胸がいっぱいになりました。
僕が演じる正義が、どのようなかたちで右京さん、亀山さんと関わるのか、ぜひ見届けていただけたらうれしいです。