R‐1グランプリ優勝・田津原理音、周囲の芸人に感謝「一人で作ったネタじゃない」
お笑い芸人の田津原理音が4日、『R‐1グランプリ2023』の優勝者囲み会見に出席。21代目王者となった田津原は、賞金500万円の使い道を聞かれると「電子レンジをとにかく買い換えたいです」と答え、ネタに関しては「一人で作ったネタじゃないなっていう自覚があった」と先輩芸人や後輩芸人の手助けがあったことを明かした。
【写真】21代目王者に輝いた田津原理音
2002年にスタートした『R‐1グランプリ』は、史上最大のピン芸No.1決定戦。現在のレギュレーションでは、プロの芸人の場合、芸歴10年以内が参加可能となっていた。今回の決勝には田津原のほか、コットン きょん、ラパルフェ都留、カベポスター 永見、サツマカワRPG、 寺田寛明、Yes!アキト、こたけ正義感が進出し、きょんと田津原が決勝に進出し、王者の座をかけた勝負に挑んでいた。
オリジナルカードゲームの開封をプロジェクターに映写しながら実況するというネタで王者となった田津原は、「お客さんの顔とかを思い出せるぐらい、楽しんでいるお客さんの顔を見ながらできましたね」とネタを回想。
また、「1本目は完璧でした。1本目は本当に1年間ずっとやってきたネタだったんですけど、劇場でほぼ去年のR‐1グランプリ終わってから10ヵ月間くらいそのネタしかやってこなかったので。どの舞台でも。ほぼ10ヵ月間毎舞台やってたネタが1本目だったので、何もミスせずできたかなっていう感じですね」と言い、2本目に関しては「ちょっとミスしましたけど、平常心でできました」と振り返った。
ネタ作りには周囲の手助けがあったそうで「ピンネタだけど一人で作ったネタじゃないなっていう自覚があったので。それこそビスケットブラザーズさんもですし、ニッポンの社長さんも。真輝志っていう後輩がいるんですけど、真輝志だったりとか、いろんな人がネタ見てくれて」とコメント。「僕にはない発想もいっぱいくださって。なので、みんながやりたいなって思っていることを僕が代表してやっている感じのネタだなっていうのがあったので、本当にありがとうございますっていうのは伝えたいですね」と感謝の思いを明かしていた。